試合を振り返る | バドミントン道場

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無駄に長いバドミントン歴から繰り出されるバドミントン論!

こんばんは、はねおです。

 

突然ですが、みなさん

試合を振り返る(反省会をする)ことってありますか?

 

学生バドラーなら監督や保護者・友人なんかが撮影してくれたり、

社会人バドラーも自分で撮影→試合を眺めながらの晩酌って最高ですよね反省会 ってパターン少なくないと思いますが・・・

 

 

 

 

振り返るときにどこを見ていますか?

というハナシ

 

ビールでも飲みながら駄文にお付き合いくださいませ(はねおはハイネケンが大好き)

 

 

  「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」

 

故 野村克也監督が言った言葉ですが、

まさにその通りだな、 と。

 

酒のつまみにするならば、

他人に見せて俺tueeeeee!!kakkeeeee!!!をするならば

 

勝ち試合を振り返るだけで充分でしょう

 

しかし、

勝ちたいのです。

 

楽しくバドミントンをするために 勝ちたいのです 

 

勝ちたい=負けたくない

ならば負けた試合を見て なぜ負けたのか? を調べなければならない

 

案外コレが出来ない人が多い…

なぜならみんな負けず嫌いだから。負けた試合を見て負けた時の悔しさ(苦痛)が甦るから・・

だから負けた試合は振り返らない…

 

 

だから繰り返し負けるんです。これは断言できます。

 

負け試合を振り返れない人は永遠に勝てません

 

勝った試合の勝った理由なんてどうでもいいんです

その日その時相手より強かったってだけのことですから。

 

  自試合の振り返り

 

ちょっと前の試合で3位になりました

3位決定戦がある試合だったので、勝ちとった3位です

 

その後の打ち上げでは3位を大いに喜びました

 

しかし…

決勝戦で敗れた悔しさがぬぐえないので振り返ることにします。

 

  • なぜ負けたのか

 

この理由を前述した5why分析する時に

キチンとした要因を挙げられていますか?

 

集中力が無くて・・シャトルの番号が合ってなくて・・空調が・・ etc.

 

5whyの中に無駄なことを入れるのは止めましょう

試合は集中して挑むものですし、シャトルとコートは相手選手も同じものを使っている以上

要因にはなり得ません

 

さてさて、はねおの負けた真因とは・・・?

 

 

  5why分析を活用してみる

 

なぜ負けたのか

 

→スマッシュが取れなかった

→勝ちパターンに持ち込めなかった

→ハーフ球に対応できなかった

→スマッシュがたやすくリターンされた

→ペアが狙われた 

 

まずは5つほど思い当たる要因を挙げてみます

 

  • スマッシュが取れなかった

なぜ取れないか→球が速い、コースがいい

なぜ速くていいコースに打たれるのか→ロブやクリアーが浅い

なぜ上げ球が浅いのか→相手の上げさせる球(ネット前の球)に追いつかない

なぜ追いつけないのか→反応が遅れるから

なぜ遅れるのか→打った後の予測が足りていない?フットワークが遅い?

 

  • 勝ちパターンに持ち込めなかった

なぜ勝ちパターンに持ち込めないのか→スマッシュを打たせてもらえなかった

なぜ打たせてもらえないのか→球が上がってくる場面が少なかった

なぜ球が上がってこないのか→相手に余裕を持って取らせてしまっている

なぜ余裕でとられてしまうのか→ハーフをついてもネットを仕掛けても追いつかれてしまう

なぜ追いつかれてしまうのか→こちらが打つ球が予測されている・・・?フォームに癖があるのか・・?

 

あっているかどうかは置いといて、

敗因の究明はこうあるべきですよね

 

と、まあこんな感じで原因究明にいそしむわけですが

はねおの敗因として考えられるのは

 

・フォームから何を打つか予測されやすい

・上げる球が微妙に甘くてスマッシュを打ち込まれやすい

 

とまあこんな感じでしょうかね

 

先だってブログに書いた「レシーブ力の強化」

レシーブの技術を上げていくというより

相手に良いスマッシュを打たせないことで達成していく事にします。

 

何を打つのか予測させないフォームについては・・・何か妙案あれば教えていただきたいです。

 

 

  練習方法

 

はねおが(たまにやる)他人に指導する時のやりかたです

 

まず、足を使わないロブの練習から。

 

右足を前に出してネット前を取りに行くときの最後の一歩の態勢にする

シャトルを手投げしてもらってロブを打つ(フォア・ストレート、フォア・クロス、バック・ストレート、バック・クロス)

ロングサービスラインとバックバウンダリーラインの間に落ちた球の数を数えて、

全ノック数とロブ成功数から成功率を算出する

 

成功数の算出、とっっても大切です!

コレが無いと「う~~~ん、よくわかんないけど練習したからうまくなっているような気がするからヨシ!」

ってなりがちです。

 

出来れば何日間かに渡って記録をつけて、上達を数値化することをお勧めします。

(そのうちエクセルシートなんかも有料公開出来たらなあ・・・)

 

足止めて打てるようになったら今度はフットワーク付き、ハーフのドライブ後の想定で練習していきます。

 

成功率何割を目指すか学生に聞いてみることがあるのですが

みんな10割目指さないんですよね。

 

練習10割成功させないで試合でどれだけ打てるんだって突っ込んじゃいます。

ぜひ成功率10割を目指していきましょう。

 

どうしても上達しない人はまた秘策がありますが・・それはまた今度。

 

 

  まとめ

 

・負け試合を振り返る

・負けた真の原因(真因)を究明する

・真因を解決し得る練習方法を模索しましょう

 

~ おまけ ~

 

練習は上達を可視化するために記録をつけましょう

バドミントンノートをつける学生さんは少なくないですが、

練習を数値で振り返れている子はいません。

おそらく上達&勝利へのヒントはこの辺にあると思います。

 

 

 

本日はここまで。

 

次回エントリーでお会いしましょう

お付き合いありがとうございました。

はねお