こんにちは、はねおです。
前回、肩のゼロポジションについて少し書いたので
もう少し深堀していこうと思います。お付き合いのほどよろしくお願いします。
肩のゼロポジションってなに?
本題ですね
解剖的にいえば肩周りの筋肉の緊張具合の釣り合いが取れた状態 とでもいうのでしょうか
棘上筋(上部)、棘下筋(真ん中)、小円筋(下部)の3つのバランスが取れる場所です。
端的にいえば 140°ほ ど 腕 を 拳 上 し た 状 態 です
頭の後ろで手を組んで肘をまっすぐに伸ばした時の肢位 とも言われていますね
先ずはこの位置を覚えてください。
もちろん相手から飛んでくる球は一様ではないので、ゼロポジションを通るスイングが出来ないことがほとんどなのですが…
理想はゼロポジションを通過するストロークです。
なぜゼロポジションを通過するスイングが理想的なのか
打点を高く!はよく言われていることですし、
前回のエントリーで壁素振りを紹介しているので
「言っていることが違うじゃんかよー!」なんて声が聞こえてきそうですが(どこからだ)(誰も読んでないぞ)
>壁に近づきすぎるとスイングの頂点が肘を伸ばしきった状態となってしまって
>それはそれでまた問題なんですが…(肩のゼロポジションを通るスイングが理想)
ちゃんとゼロポジションの話書いてました
「書いたこともちゃんと覚えてないのか!」「ひっこめー!」なんて声が聞こえt(しつこい)
打点を高くとるのも時には必要です
しかし、最高点を通過するストロークとなるとどうでしょう?
手首は小指側に倒れ、肘は伸びきり、腕は耳の横をかすめていきます
こんな手の使い方を繰り返していては故障につながるのではないでしょうか
(TFCC損傷や肩インピジメント症候群・・・野球肩ですね)
市民バドラーに大切なことはバドミントンで勝つ 以外に
日常生活に支障をきたさない事 なんじゃないかと思ってます
めっちゃバド強いけど肩は激痛、腰もヘルニア、首もおかしくて肘手首は車の運転もできない・・そんな人生辛すぎます
QOLの低下を防ぐためにもゼロポジションを通過するフォームが重要になってくるんですね
ゼロポジションを通過するストロークなら肩周りの筋肉への負担は均等です。競技寿命もグッと延びます ※2022年 はねおの主観調べ
しかし、140°腕を拳上した状態でそのままシャトルを打とうとすると、打点は低くなってしまいます
ゼロポジションを通過するフォームで出来る限り高い打点を取ろうとするとどうなるでしょうか
そう、肘を曲げることになるんです。
シャトルを打つ動作は体を縮める方向に力を入れる必要があるので
肘は軽く曲げた状態が理想的です
肘をまっすぐに伸ばしたままのスイングでは
スイングスピードも稼げませんし、力を入れることも難しいです。試してみるとすぐにわかりますね
そしてスイングの姿も何となくダサい(ダサくても勝てるならダサさも甘んじて受け入れますけど)
まとめ
結論 て書くとちょっと堅苦しいから今日からはまとめ にしてみます。
・ゼロポジションを通過するフォーム を習得して怪我の予防に努める
・上腕はゼロポジションを通過させ、肘を軽く曲げる
今日の要点はこんなところでしょうか。
「まとめだけ読めばこんなに長々と書かなくてもいいじゃないかバカヤロー」なんて声g(もういいって)
最後に…
ゼロポジションを通過するフォームで怪我を予防するのが大切ですが、
それでも怪我をしてしまった場合の応急処置、ご存知ですか?
はねおはスポーツ障害時の応急処置を RICE って覚えてました。
ご存知 Rest(安静) Ice(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上) ですね
これってもう古いの知ってました?
今は POLICE になっているそうな
さらに近年において、急性損傷の早期管理として必要以上の固定、安静は悪影響を及ぼすことが分かってきており、
安静(Rest)を、Optimal Loading(最適な負荷)に置き換えたPOLICEという概念が広まりつつあります。
亀田メディカルセンター|亀田総合病院 スポーツ医学科 HPより抜粋
いや驚きですねえ…
当然ながらOptimal Loading(最適な負荷)というのは私たち素人には判断できることじゃないので
従来通りのRICE処置をすることになるんですかねえ。
となると、アイシングバッグは必須ですね♪
はねおてきお勧めはミニオンです、なぜならば可愛いから
かわいいから。
本日はここまで。
次回エントリーでお会いしましょう
お付き合いありがとうございました。
はねお