散り残る紅葉 | 日々、折々…

日々、折々…

折々に浮かびくることをとりとめもなくつづってみました 風の音を聴きながら…


 散り残る 紅葉はことにいとおしき
 秋の名残はこればかりぞと

 石田三成の歌である 
 天下分け目の関ヶ原に臨むにあたって詠んだといわれる NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」では、関ヶ原の笹尾山に陣を構えた三成がその場で詠んだ
 もちろん、「散り残る紅葉」とは豊臣家のことである
 さながら高原に広がる高原盆地のような関ヶ原である 西には伊吹山がひかえ、雪も深い 新幹線もよく雪で止まっていたほどである
 そう!関ヶ原は交通の要所である だから関所があったのだ 中仙道が東西にのび、北へと向かう北国街道、南の伊勢へと向かう伊勢街道が分岐する追分でもあった
 この雨が上がるとますます本格的な冬になるようだ
 今年の冬はどこまで寒くなるのだろう