メンデルスゾーンの「緑の森よ」 | 日々に、折々に…

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折々に浮かびくることをとりとめもなくつづってみました 風の音を聴きながら…

 緑の森よ 我は歌わん
 汝(ナレ)はこよなき我が憩いと
 永き冬の日 嵐に傷(メ)げ
 梢は寒く 雪をよべど
 春風吹けば 蘇(ヨミガエ)りぬ

 戦後の合唱の黎明期によく歌われた「緑の森よ」である この曲はあの天才メンデルスゾーンの合唱曲である メンデルスゾーンの合唱曲といえば、「おお、ひばり」が圧倒的によく知られていて、なんだかこの「おお、ひばり」のメンデルスゾーンと5曲の交響曲、オペラ、付随音楽「真夏の夜の夢」、無言歌集などのピアノ曲などの大天才とが結びつかないほどなのだ 
 実はメンデルスゾーンが最も多くの作品を書いたのが合唱曲である 他のジャンルの曲があまりに凄すぎて霞んでいる感がある しかし、しかしだ やはり合唱曲もすごい 「3つのモテット」などは、それを耳にした時「えっ、なにこのすてきな曲!だれ、だれの曲」という状態だった 
 日本でもよく歌われた「緑の森よ」 そして、「3つの民謡」も味わい深い 
 ぜひ、言語ドイツ語で味わいたいものだ