名古屋でカスタムショップしているゴルフマイスターです。
数日前のことです。
あるシャフトメーカーの営業をしているA氏が
ご来店されました。
3月に発売予定の試打シャフトを持って来ました。
先月行われたアメリカのゴルフショーへの出品にも
携わっているので、ゴルフショーにも行って来たそうです。
そこでの出来事を話してくれました。
A氏が会場に居ることを聞きつけた、ある会社の上層部
の人間が、是非A氏に会いたいと言っている。。
A氏は何も知らず、ある会社の上層部に会ったそうです。
ある会社とは(社名は公開出来ません)、
あらゆるものを調査する会社だそうです。
今回行ったのはシャフトの調査だそうです。
世界中からあらゆるシャフトを取り寄せて、
全て同じ設定でマシンテストを行い、
フェィスの打点を計測し、中心からの打点のズレを
数値化したそうです。
その結果、一番ズレの少なかったシャフトが
A氏の会社のシャフトだったそうです。
その調査会社の上層部の人間は、A氏の会社の
シャフトのことが知りたくて会いたがっていた
そうです。
A氏とその上層部の人間は色々情報交換をして別れた
そうです。
A氏の話した内容を少しだけ聞きましたが、
偶然の産物ではなく、素材の調達、保管方法、
製造工程、製法、テスト・テスト・テスト・・・
”こんなシャフトを作りたい”
その思いを具現化するためにあらゆる研究を重ね、
素材を吟味し、製法を考え、テストを繰り返す。。
沢山の失敗を繰り返して誕生したものだけが
製品として世に出ます。
これこそが”メイド・イン・ジャパン”の誇りです。
今回3月に発売になるシャフト。。
こんなコンセプトから生まれました。
シャフトはご存知の通り、断面は円柱になっています。
切り返しのタイミングやインパクトで大きな負荷が
掛かるために、この円柱が潰れてしまい、方向性や
飛距離をロスする原因になってしまっているようです。
そのことに着眼して、円柱が潰れにくいシャフトを
開発することに成功したそうです。
その設計に際し、あらゆる素材の組み合わせや製法
を無数に試したそうです。
そしてようやく納得出来るシャフトが誕生しました。
そのある会社とは・・・
また後日