名古屋でゴルフショップしている原田です。
先週に引き続き・・・
今日も森林公園ゴルフ場でラウンドでした。
メンバーは先週と同じ。
先週久しぶりにご一緒したW君。
ドライバーで悩んでおりました。
3年くらい前から調子狂っちゃったみたいです。
話を聞いたら・・・
ドロー系をフェード系に変えてからおかしくなったみたい。。
確かに先週は右プッシュを何発か打っていました。
話の流れでシャフト交換にご来店されました。
もう少し重たいシャフトを試してみては??
ちょうど良さげなシャフトがありました。
今までお使いはATTAS 3 6Xでした。
引っ掛けしにくいシャフトではありますが、
スライス系の方には向かないかも?
当店の在庫でツアーAD BB-7(X)がありました。
今までより重たくはなりますが、捕まりも良くなります。
ついでにスイングもチェックしました。
ティクバックでかなりインサイドに上がっていました。
ダウンスイングではインサイドアウトの軌道に
なっています。
典型的な引っ掛け”イヤイヤ”スイングです。
ティクバックでシャフトが地面と平行になった時。
グリップエンドが挿している方向にボールが
飛んで行きやすくなります。
W君の場合、かなりグリップエンドが右方向に
向いていました。
その一点のみのアドバイスでした。
そして今日のラウンドと相成りました。
W君。1番ホールのティーショットこそ
ミスがありましたが・・・
その他のティーショットはほぼ完ぺきでした。
内心。。余分なアドバイスしちゃったかな。。。
って後悔しております。
今日のメンバーは全員シングルです。
お互いにアドバイス仕合いながらのラウンドです。
相手のプレーを見るのも参考になります。
難しいポジションからだと、
どう打つのかをじっくり見させてもらいます。
寄ったか寄らないかの結果に関わらず・・・
打ち方の参考になります。
今日は一つ大きな収穫がありました。
W君のバンカーの打ち方です。
2回バンカーに捕まっていましたが・・・
2回とも”上手い”打ち方していました。
1回目はグリーン奥のバンカーからです。
ピンは奥に切ってあり、難しいポジションです。
アマチュアレベルではピンに寄せるのはほぼ不可能。
直接グリーンでは絶対止まりません。
上手いことグリーンエッジに落としましたが、
ピンを7~8mオーバーしました。
しかし、あのポジションからはこれが限界でしょう。
ちょっと欲張って、寄せようと思えば・・・
またバンカーから打たなければなりません。
もう一回はグリーン手前のバンカーからでした。
ピンはやや手前で受けています。
ピン手前3~4mくらいに落ちたボールは・・・
ほど良くスピンがかかりピンそば30cmでOKでした。
彼の打ち方はこんな感じです。
非常にリスクの少ない打ち方です。
後から聞いたら、特に意識はしていないらしいです。
前提条件はある程度パワーがないと打てません。
ティクバックでほとんどコックを使いません。
ボールの手前からやや薄目に砂を取ります。
ふり幅でボールの距離をコントロールします。
砂を薄く長く取るような感じです。
何故、リスクが少ないかと言えば・・・
コックを使って鋭角にクラブを入れると、
クラブヘッドが抜けにくくなります。
ボールの下を潜らないのでスピンもかかりません。
彼の打ち方は、ロフト角通りにボールが上がります。
特別深いバンカーでない限り、
フェィスを開く必要もありません。
リーディングエッジが目標を向いたままなので、
方向性も良くなります。
何故、パワーが必要なのか?
薄く長く砂を取ろうとすれば・・・
力がないと、
サラサラなバンカーはヘッドが抜けないし、
硬いバンカーは弾かれてしまいます。
まあちょっと難しい説明を延々としましたが、
とにかく参考になるバンカーの打ち方でした。
クラブ裁きの上手いW君でした。
おしまい。