名古屋でゴルフショップしている原田です。
今日ご来店のお客様ですが・・・
後一歩で5下になれると意気込んでいます。
(5下=ハンディーキャップ5以下)
年齢は50歳を少々過ぎています。
初めてご来店されてからは5~6年になります。
当時はハンディーキャップは12~13だったと
記憶しています。
40代半ばからメキメキ上達しています。
ご本人いわく・・・
”FWでボールが上がらなくて飛距離がでない”
”FWが上手く使えれば5下になれるんだけどなぁ”
おっしゃることはよく分かります。
ドライバーは飛ばないまでも230ヤード前後。
アプローチやパターもまずまずです。
長いミドルやロングのセカンドでミスが多いらしい。
ようするにFWが苦手ってことです。
ドライバーは最近調子が良いようで・・・
それと同じモデルの3Wと5Wを購入されたらしいです。
前回ご来店された時にには、そのモデルの
FWはボール上がらないから辞めときましょう。
ってはっきり、きっぱり言ったつもりでした。
それでもドライバーが調子良いもんだから、
私の制止も聞かずに買っちゃったらしいです。
ところがどっこいです。
と言うか、案の定です。
”ボールが全然上がらないんだけど・・・”
泣きの電話が入りました。
このお客様の買われたモデルの特徴を
ご説明します。
簡単に言えば、ディープフェィスというモデルです。
FWでボールが上がりやすいモデルは
シャローフェィスといわれるような
フェィスの薄いモデルです。
ディープフェィスは上から叩いてスピン量が
多い方には適したモデルです。
下の写真で比較すると分かりやすいですよね。
上のモデルがシャローフェィスで下がディープフェィス
上から見るとこんな感じです。
ディープフェィスは小さく、シャローフェィスは大きく
なります。
ディープフェィスは上級者モデルに多く、
シャローフェィスは初心者モデルによくあります。
この方、もうひとつ問題があります。
ミスは引っ掛けが多いってことです。
ですから、初心者モデルは右に行かないような
設計になっているモデルが多く、引っ掛けが
出やすくなります。
こうなるとなかなか相応しいものがありません。
しかし今回はちょうど良いモデルがありました。
顔つきも気に入ってもらったし、
程よくシャローフェィスで左に向いていないし。
シャフトの重さも硬さもちょうど良いスペックです。
計測上でも3Wは210ヤードくらい
5Wは200ヤード弱くらいは飛んでします。
これで長いミドルやロングのセカンドが楽になります。
ドライバーの飛距離が220~230ヤードくらいの
方になると・・・
ロングは4回、長めのミドルも2~3回、
平均すれば、FWを7~8回は使用することになります。
これが不安いっぱいではなかなかスコアになりません。
セカンドミスがボギーでは済まなくなることも・・・
最近クラブ診断させて頂いた方の中にも、
何名かに共通する問題点がありました。
ウェッジを3本入れていたり、4本の方まで・・・
代わりにウッドは3W1本のみとか・・・
1本1本にスペックの問題はないんですが、
クラブ全体の流れがアンバランスになっています。
トータルコーディネイトって大事ですよね。。。