名古屋でゴルフショップを経営している原田です。
”どうやったら上手くなるの？”
こんな漠然とした質問をされることがあります。
正直答えに困ります。
上手くなる＝スコアアップ（平均ストロークアップ）
これを定義として考えてみます。
１、スイングを安定させる。
２、自分に合ったクラブを使う。
３、コースの攻め方を考える。
４、気持ちを変えない。
心・技・体 この４つに全て取り込まれています。
アマチュアであれば完璧なスイングの人なんて誰もいません。
もちろん、プロでも100点満点なんて有り得ないでしょう？
かなり良いスイングをされている方はいっぱいいます。
練習場で見てても惚れ惚れするボールを打ちます。
スコア聞いてみると、平均９０切れないとか・・・
キャディーバックの中覗いてみると・・・
何でこの人がこんなクラブ使ってんの？
ミスマッチングー！！みたいな
コース行った時のこと聞いてみると・・・
”8番まで良かったけど、9番でＯＢ連発しちゃって・・・”
ってな感じです。
”9番のＯＢでリズム狂っちゃって後半ボロボロ”
この赤い文字の文章の中に上の4つが全て含まれています。
この４つのどれにも当てはまらないなら、一流プレーヤー
でしょう？
一流プレーヤーでも時々は当てはまってしまいます。
山登りに例えたらってテーマでした。
富士山をイメージしましょうか
５合目までなら誰でも登れます。
バスに乗れば勝手に連れて行ってくれます。
多少のお金は必要ですが・・・
これをゴルフに例えるなら・・・
１００くらいは誰でも切れます。
多少の個人差はあるでしょうが、
コンスタントに練習して、ラウンドを重ねれば
その内切れるでしょう？
年に１～２回のラウンドでは一生無理な方もいるでしょうが・・・
平均的なゴルファーを例にすえば、
練習は週に１～２回、ラウンドは月２～３回
このくらいであれば、１００は切れるでしょう？
問題はその先の話です。
頂上までたどり着ける人は極わずかです。
私が応援する ”７０台を目指すゴルファー” は
7合目まで来たけど８合目にたどり着けないって感じ
の方々でしょうか？
それなりの準備は必要になります。
まさかスニーカーで登ろうとしても無理な話。
登山用の靴は必要になるでしょう。
７０台を目指す自分にフィットしたクラブかどうか
ってことです。
当然、足腰の鍛錬はしないと登れません。
誰もおんぶしてくれません。
導いてくれる案内人は探せば見つかるでしょう。
正しい練習をしなくてはならないってことです。
練習回数やボールを打つ量が多ければ良いって
もんじゃありません。
どこが悪いのか？どのような練習が必要なのか？
自己分析が出来ていないと上達はありません。
自分のことが分からなければ専門家に聞けば良い事です。
登って行く道中に岩や谷があったとしても、近い道を
選択するのか、遠回りして安全なルートを選択するのか。
闇雲に攻めれば良いってもんじゃありません。
自分の技量に合わせたルートを選択しないと、
結局損をすることになります。
一緒に登り始めた人の背中が見えなくなっても、
自分のペースを乱さずに！！ 長い道のりです。
最初、勢いよく登り始めた人ほど途中で息切れ
しちゃうもんです。
息切れして休憩してる彼を、涼しい顔して抜いて
やればいいじゃないですか？
山登りも、最初は平坦に近いが、徐々に急こう配に
なって行きます。
ゴルフも同じで、１００から９０になるより・・・
９０から８５になる方が長くかかります。
そこから先はもっと時間がかかると思います。
自分なりに中期的・長期的な目標を決めて
確実に進む方法が一番の近道なんじゃないでしょうか？