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車椅子に乗っている彼との
日常を綴っています
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涙が出た日の翌朝のこと。
感情が出てしまった日はとりあえず不安にはなってしまうのでりょーたくんにいつも聞いてしまいます。
「りょーたくん。私のこと嫌いになってない?(;_;)」
(この質問は、私とりょーたくんの関係性だからできる、私がりょーたくんに甘えてる質問です。関係ができてないと「めんどくさ!!」ってなるので安易にしちゃだめです。笑)
「なってないよ♡
昨日はちょっと疲れもあったから、あんまり話せなかったけど、ぜーんぜん嫌いになってなんかないです」
「うん。。」
「大好きだよ。
一緒に住んだり暮らしたり、色々あると思うけど、真ん中に愛を置く。
ひーちゃんの素敵な思いに昨日はね、なんかいいなーって思ったよ。
うまくいかない日もあると思うけど、愛を中心に回っていくといいなってね」
「ありがとう。
りょーたくんに結婚ってそんなに重く思わなかったらいいんじゃないかなぁって言われたのに私は救われました。
元旦那さんとうまくいかなくなった原因が、私にはわからずじまい。
ただただ冷たくされて。拒否されて。
だからどう避けていいかもわからない。。そんなことわかったって、相手が違うから意味ないんだけどね。
だけど時々またあぁなったらどうしようという不安が襲ってくるときがあるのです。。」
「りょーたくんは、ちゃんと言葉で説明します。
ひーちゃんがそうしてくれるようにね。」
「ありがとう。。(涙)」
「お互いが責任感を持って生活を成り立たせていければいいと思う。配慮というか、思い合うこと。
特に俺たちはれんくんを2人で守っていかないといけないしね。
あとは、結婚は、一緒に楽しく暮らせればいいかなーと思うくらいがちょうど良いかなって思ってるよ」
「思い合うこと、か。そうだね。それが真ん中にあればいいんだよね。
特に私たちは話し合えるから、お互いの譲れないところを伝えあっていきながら相手が大切にしたいことを大切にできるようにしたらいいよね。
一般的にここまでは、、って考えると燃費悪い私にはきついことだけど、りょーたくんの大切なものを共に守っていくって考えると少し気が楽になりました」
「一般的な〜の概念からは俺も常にさらされたり、考えてしまったり抜け出すのは簡単ではないけれど。。
りょーたくんとひーちゃんの家はこんな感じ
というのを作り出していけるといいのかなって思うよ。
2人が緩やかだと、れんくんも穏やかな人になるはず。
偉そうなこと言ってごめんね。
俺はわからないことだらけだけど、、
いい感じにしていくために、しっかり話し合っていくよ。
そこは怠らないからね、ひーちゃん。」
「これからもお互いの気持ちを大事にしたいな。
その上で、それに必要なことを行動していくのは当たり前だと思うからそんなスタンスでいようね」
「うん、そうしていこう
その時話せなくても、あの時の気持ちはこうだったよー。って話して変えて行動していきたいね」
「じゃありょーたくん。
1個だけ言えてなかった気持ちを言ってもいいですか、、?」
「うんいいよ」
「この前鹿児島に行った時ねー、28日。
りょーたくんがお仕事朝だけって言ってたのに、お昼ごはん食べちゃったあとも仕事に行っちゃって、実は寂しかったんだ。。」
「あーそうか。。」
「でも〇〇さん(りょーたくんの同僚)が急に休んでたし、事業所としては仕事納めの日だし、、ってわかってるの」
「うんうん😢」
「1時間くらいって言ってたけど事務所行ったらりょーたくんの性格上?それじゃ済まないってのもわかってたし絶対夕方まで戻ってこないんだろーなーって。。
ひーちゃんとれんくんを鹿児島でふたりぼっちにしないでーって」
「ごめんね。。
寂しい思いをさせちゃったね。。」
「今ね、思ったんだけど。
ひーちゃんは一緒にいれないことが寂しかったんじゃないかもしれない」
「うん?」
「たぶんね、りょーたくんと私とれんくんしかいなかったらね、
さみしーーーい、いかないでー?
って言えたらそれだけでよかったんだと思うの。
でも介助者さんがいたから、いい子でいなきゃって思って、そういうのできなかったからだーって今気付いた」
「うんうん、そっか。。
そうだよね。。」
「特になんか年下の〇〇ちゃん(22歳)とかのときは恥ずかしいの
ワガママ言ってみるのが。笑」
「うんうん」
「わたし、ワガママ通したいわけじゃなくて
ワガママ言ってイチャイチャしたいだけだから
もしこれからそんなときがあったら、夜にふたりになったときに再現して気持ちを消化させてください(*´ ˘ `*)」
「わかったよ~
介助者いるときは
俺も甘えられんし」
「そうだよね😅
りょーちゃんだって甘えれないよね。。」
「お家がしっかりしたらお出かけ前のイヤイヤタイムほしいねぇ。
ひーちゃんは行かないでー
俺は行きたくないー!
って。
逆も」
「いやいやタイムいいねー笑」
「しようね~」
「お外デートでは必然的に素を出せないことが増えちゃうかもだけど、ふたりでデートする時間もつくって、カフェとかに入ったら、介助者とは別の席で食べたりしようね」
「そうだね。そういう場所探しもしていこうね」
「うんりょーたくん。
聞いてくれてありがとう。」
「こちらこそ。
話してくれて嬉しかったよ。ひーちゃん。」
「昨日泣いちゃったのもほんとはちょっとそのときの気持ちを思い出したのもあるの」
「そっか~。寂しくさせちゃってたね。。
これから気をつけるね。」
「あのね、仕事しないでーってことじゃないの仕事は応援してる。
そのときの気持ちを言いたいだけ。
りょーたくん行かんでーって笑」
「はーい
行きたくなーい!っていうね笑
ひーちゃんが行くときは行かないでー?って言う。」
「言ってねー♡
そしたらほっぺ両手で挟んで、ちゅってしてから行ってくる。笑」
ふたりで笑い合いました
続く