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車椅子に乗っている彼との
日常を綴っています![おすましペガサス](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/467.png)
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鹿児島でのできごと。
私がマッサージをしていたら、りょーたくんが
「俺もひーちゃんのことマッサージしてあげたいなぁ」
って言ってくれるのです。
「もうそんなの気持ちだけでとってもうれしい。
ひーちゃんはその気持ちに甘えてマッサージ行ってくるー
」
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「いいよーいっておいで![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
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そのあいだ、れんくん見ててあげるね」
「わーうれしい。ありがとう。
やっぱりさ、大切なのは気持ちなんだなぁって思うの。
私がりょーたくんにマッサージするのも、りょーたくんが私にしてあげたいなぁって思ってくれるのも、相手に楽になったり、ほぐれたりしてもらいたい、っていう思いやりの気持ち。」
「そういうことそういうこと。」
「りょーたくんが直接的に私のマッサージができなくても、りょーたくんのその気持ちと言葉で、私は気持ちよくマッサージにいける。
そこで得られた気持ちよかったとか、楽になった~っていうのはりょーたくんからもらったものだって感じる。」
私がりょーたくんと一緒にいて満たされているのは、このりょーたくんの気持ちにいつも包まれているからだなぁって思います。
「(一緒に住んだら)れんくんは俺がみてるから、その間にひーちゃんゆっくりしてね」
「ひーちゃんが楽しく過ごせるように環境を整えていくよ。」
「ひーちゃんの気持ちを教えてね」
「ひーちゃんがいいと思うことが1番いいことだよ」
「ひーちゃんがひーちゃんらしくいてくれることが、俺のなかで1番の幸せなの」
いつもそう言ってくれるりょーたくん。
その気持ちさえあれば、あとはあの手この手を使ってそれを実現させていけばいいのです。
逆もそう。
りょーたくんの環境を整えることは、すべてを私がしていくことではなくて、介助者さんや、色々なサービスを使いながら一緒に実現させていくこと。
ふたりが描いたものがあって、どんな手段を使ったとしても、たどり着く場所が同じだったらそれでいいなぁって思うのです。
そう思うと、自立生活センターの自立の考え方はすべての人に優しく、心を軽くしてくれるんだなぁと最近感じています。
自立生活センターの「自立」の考え方は、自分でできることを増やしていくことではなく、「自分で決めて、その決めたことに責任を持つ」ということ。
健常者でも、自分でできることが増えることが自立していくことだと考えると、オールマイティになんでもできる人がえらくって、
できないことがある人は劣ってる。そんなふうに感じてしまう人、感じてしまう時だって、あると思います。
もし無農薬のお野菜が食べたかったら…
育てるのが得意ならば育てたらいい。
育てるのが苦手でも試行錯誤が楽しいのなら、時間がかかっても育てればいい。
育てるのが苦手だし楽しくもないのならば、育てている人から買ったらいい。それらを売っているスーパーで買ったっていい。
無農薬野菜を食べたいといっても、育てるまでみんなができる、したいと思うとは限らないですよね。
自分で考えて決めた道ならば、どんな道を通ったっていい。
そうやって考えたほうが、みんな肩の力を抜いて生きていける。
そう思うのです(*˘︶˘*).。.:*♡
少なくとも私は、りょーたくんと一緒にいるようになって、前よりずっとずっと肩の力を抜いて生きています。
だいすき。