春一番を押し返すほどの上州空っ風です。
遠方の他県の方にはとても想像できないでしょうね。この猛烈な風ヽ(;´Д`)ノヤメテー
あと少しの辛抱です。
表題の桐生市某所です。
僕のブログを読んでいただいている人には、すでにネタバレなんですけどね。
色々お役所のご事情があるようなので桐生某所とさせていただきました。
こちらは繊維に関することではスペシャルな機関と言っていいです。
僕がお世話になったのは

これ「かせ糸」と言います。糸の状態のことを言っていますね。
素材はシルク100%で、上州座繰りという手法で糸にしてあり、かせの状態に仕立てたものという事です。
僕が刺繍をするのにまだこの状態では使用することができないので、これを

このボビンに巻き揚げをお願いしました。
しめて\1,300です。
えっ!巻替えただけ!?
って思われる方がいるかどうかはちょっと疑問ですが…
まぁ恒例ですので少し説明を。
糸物を何かに巻きとる場合、少しずつ糸に撚り【より】が加わります。
この撚りは糸を作る時に加工する撚りとは違いまして、出来上がった糸にさらにねじりが加わるので、糸に余計な癖がついてしまうんです。魚釣りでつかうスピニングリールなどは、巻癖が付いてしまうとか言いますね。あれです。
巻き方を注意すれば問題ありませんけどね。それも手間ですしやはり機械巻した物の方が、後々の作業に支障がでません。( ゚д゚)ウム
その作業には

このようなかせ糸を

かせ繰り機と言います。かせ糸をボビンなどに巻き返す機械ですね。

とてもカッコイイ!

こちらもかせ繰り機。巻き返すボビンの形やサイズに応じて、機械をチョイスします。
総じて『ワインダー』と呼ぶんだそうです。
他にもいろいろな糸の加工をする機械が所狭しと並んでいるのですが、それはまたの機会があればスレを立てます。(´∀`)
次は製版と捺染そして刺繍という段取りです。
いよいよです。ハッスル!!└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘ハッスル!!
それではまた次回
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