群馬、グンマ、グンマー(゚Д゚ )ナニカ?
昨今耳にする方も多いのではないだろうか?
群馬をグンマーと呼んだのは2チャンネルでのネタ話。
2チャンネルというのは改めて説明する必要はないだろうけど、きわめて匿名性の強いインターネット掲示板です。
誹謗中傷の類も言葉の選び方も歯に衣着せぬ言い方なので、ある程度免疫を持ち合わせないとその攻撃性に打ちのめされて、発言はおろか閲覧するのも辛い。
そんな掲示板で盛り上がっている話し。
群馬は未開の地。世界最後の魔境。
高度な文明は無くとも『グンマー』の持つポテンシャルは、他の地域を圧倒的に凌駕しており、グンマーは世界から畏怖されている。
というようなネタ話が、インターネット掲示板2ちゃんねるで賑わっている。
なぜ群馬?って率直に思った。
以下はソースを用意していないのでその程度の話になるけれど、恐らく僕が想像するに群馬県というのは関東圏、特に北関東(群馬/栃木/茨城)での知名度やランドマークが広く認知されていないので、まずはその候補(ネタ)になったと推測。(゚Д゚)
当事者として言わせてもらえれば、栃木と茨城もそのポテンシャルはあると思うのだが…
それがどうしたって話なんですが、まぁそのネタ素材が楽しい…クッ……ヤラ( ゚∀゚ )レタ!!!

まぁこの手の話題でその晒され方にマジ切れしている大人もちらほらいますが、僕は楽しんでROMってます。
(・´з`・)
これには架空のストーリーがあって、大まかには↑の画像のような蛮族が、外敵や悪の対象と対立するというようなもの。脚色は掲示板参加者が補足し合っているので、若干整合性に欠けるのだけれど、ちょっと楽しむ程度では十分楽しい。
この発起人にはセンスを感じる。

『未開の地グンマー』と検索すれば、この手の画像はわんさか出てくるからすごい。(;・∀・)
このネタに関して、インターネットでの小ネタで終われば僕もわざわざスレ立てしないのだけれど、これに群馬県庁がリアクションしたので驚いたわけです。
大沢群馬県知事との自民党の小渕優子衆議院議員は
大沢正明 群馬県知事
「2/3が山林で風光明媚なので取りかたによってはそう(未開の地)」 「いい言葉だ」
「(未開の地なら)これから発展できる県だ」
小渕優子 衆議院議員(群馬5区)
「東京からわずか100kmでアフリカ気分が味わえるのなら良くないですか?(爆笑)」
へぇ~って少し見直しました。
地元の主要人物がパブリックコメントをしっかりと意識していたというのに驚きましたよ。
このコメントが出るってことは、大方どういった内容なのか吟味しているはずだから、安易に
『遺憾の意』なんて一言でも洩らしたら、群馬県の将来を憂えたでしょうね。
さらに言えばそれに対して2ちゃんのリアクションは、群馬を酷評するか嘲笑するだろう。
それは火を見るより明らかだもの。
という事でお役所の協力のもと、生まれたのがこれ…゚(∀) ゚ エッ?

amazonで在庫を見つけました(´∀`)
“世界最後の魔境”群馬県から来た少女
日下一朗(くさかいちろう)著
6U☆(ろくゆー)イラスト
群馬県(協力)
2014年1月17日発売だったので、当日本屋に走るも置いてない。何でだろ?
発行部数は多くないだろうと思っていたが、地元なんだから数冊は置いてほしい。
T本屋に確認してみても入荷日まではわからないというし。
思い直してAmazonを思い出して調べてみたらあった。ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
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もくじ

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この年になってラノベを買うとは思わなんだ…(;´∀`)…痛いかなぁ…
最後まで読めるかどうかちょっと心配でつ。(ヾノ・∀・`)ムリムリ
一方、スマホの無料アプリでは、『ぐんまのやぼう』というゲームまである。

iTunesとアンドロイドに対応している。Σ(`Д´ )マヂデスカ!?
ガラケーの僕は蚊帳の外。
wikiの『ぐんまのやぼう』にはある女性ブロガーの発言で『群馬の知名度は47位』とつぶやいたことが発端で群馬出身の作者RucKyGAMESさんがこのゲームを作ったという。
RucKyGAMESさんてフットワーク(・∀・)イイネ!!
2010年日経リサーチが公表した「地域ブランド戦略サーベイ」において、47位とあったそうです。
この結果は酷いね。しかしこれはある意味チャンスに乗っかれたのかも知れない。(´・ω`・)エッ?
それを見過ごさなかった要人に安堵しましたよ。
何かにどんな可能性があるのか素材を見抜く力は、恐らく今までに培った知識や常識は、あまり役に立たないのかもしれないな。
それではまた次回