かなり久しぶりのブログ更新です。
ショップブログなどと比べたら、もう

製造業というのはそれで良いとも言いませんけど。
しかし主要なブログは好んで読む時間を作っているにもかかわらず、自分のそれはおざなり
というのも残念ではあります。
でもその間にも色々一生懸命やっているわけですから、自分には言い訳できます。
物事の道理というのを少し理解できるようになってきますと、時間という物は足りなくなってくる
物ですね。
僕にもっと将来の展望があったら、今こんな事は書かないでしょうね。
社用車として僕はSUBARUのSambar Dias Classicという車を、会社設立当初から使っています。

↑これです。
独立前から欲しくて仕方なかった車です。もちろん仕事用って意味ですけどね。
当時このSambarは55,000kmを走った中古でした。確か1オーナーだったか。
当時56万円だったと記憶してます。
事業を始めるにあたって手頃な価格でした。
苦労を共にした車でもあり、危うく僕の命も…という事故もあった車です。
酔っぱらい運転らしき車が正面からぶつかって、そのまま逃げてしまったのですが、運転席のドアが
めくれてしまって道路が見えてました

足回りも逝っちゃって、買い換えも考えましたねぇ。
今思うと同じ車を探して乗り換えても良かったとは思います。
それが100,000kmを越えて、タイミング良くガスケットが抜け…
エンジンおろして分解洗浄したらそれも直って…(当然ガスケットは交換しましたよ)
ATも具合が悪くなって、あ、この車はCVTって言って可変ベルトなんですね。ギア変では無いので
無段階可変で変速ショックが無いのです。
Dに入れてもアクセル踏まなきゃ止まったままになります。
セルモーターも逝きました。
ウォーターポンプのプーリーも逝ってしまって水漏れも…
そういやシリコンコードとデスビも一部交換しましたね…
でもでも、なんでしょうか。この連帯感

苦楽を共にした相棒って言うんでしょうかね。
同じ車はあちこちまだ走ってます。
最近はノーマルのままでは中古車店では、なかなか見かけなくなってきました。
150,000kmを越えた当たりから、一緒に走るという気分になっていて、乗り換えなど頭から無くなり
ましたよ。
商業車でそんなこと思うのも僕くらいかも知れませんが、この車にはそれがありますね。
それから40,000kmを経過すると、とうとうエンジンが駄目になりました。
また分解して洗浄して、シリンダー内を研磨したらもしかしたらいけるかも。
そんな事を修理工場で言われましたが、運良く??50,000km走ったエンジンが50,000円で見つかったので、躊躇せずに載せ替えです。
心臓移植の様な事になるわけですが、二度目のタイミングベルトの交換も重なる時期だったので、
丁度良かったというのも決め手になりましたか。
タイミング次第ではこいつとはそこでバイバイだったかも…
不運にもエンジン載せ替えで、未だギアが滑ります……
僕の修理工場ではこれが直りません。
ディーラーにも持っていって見てもらったのですが、結局わからず仕舞い…
もっとも走行距離を考えれば、フレームも曲がってずれているはずですし、立て付けが狂っている
のは火を見るより明らかです。
当然「買い換えませんか?」と、言われる始末。
大きなお世話だよ。
わからんだろうな…
くるまって新車の様な魅力が無くなってくると、しばらくの間は目もくれない鉄くず車になります。
それがまた時を経て、人々が振り返るような魅力が出てきます。
これ、服でも靴でもなんでもそうだと思いますね。
その寂しい時期、やっぱりこの縁を大事にするか、新しい縁を探すか…車はそういう運命にある
のかも知れないですね。
まあそんなこんな不具合を抱えながらも……

メモリアルです

数日前に気が付いて、いつ頃かなと指折り数えていました。
今日明日あたりだと思い、常に一眼を準備していました。
一眼の準備は良いけど、バイパスを走行中にこのタイミングだったので、車を止めるのに少しトリップが動いてしまいました。(222,000km)でトリップが押せなかったのが、今でも後悔…
とはいえこれは気持ちの問題で、そんなことより僕はこいつとまだ走るんだろうな…
写真にとってそんなこと考えてました。
でも中古車店でノーマル見つけると、戻って程度を見たりします。
仕事もしなければならない車ですから、変な思いに意地も張れませんからね。その辺はストイック
でもあります。
この春、昨年冬?SUBARUは軽車両の生産から撤退しました。
残念なことです。
本当に残念ですね。こいつの後継車はなかなか好きになれず、いつかもしかしたらまた新車が出て…
そんなことを夢に見たことも。
やっぱり無かった…
僕の車の定義に丸目というのがあります。
過去乗った車が全てそうだというわけではありませんが、出来れば丸目が良いです。
世の傾向でしょうか、丸目でも出したら「古くさい」とか言われそうです。
商業車では僕の知る限りSambarしか無かったと思います。(近年ね)
時代の移り変わりです。仕方のないことですし、必要なことなのかも。
でも身の回りにそんな物が1つあっても、良い物です。
それではまた次回。