今日はサクサクっと参ります。
やはりブログはじっくりよりざっくりが良いです。(なんのこっちゃね
僕は「冷え性」で、手首から先と足首から先が、この時期どうしようもなく冷たくなります。
そんな特集を組んだTVは良くありますが、ほとんど改善が見られなかったので今ではスルーです。
とりわけ苦労するのは今時期に限ったことですしね。
でも寒がりじゃないんですよね…いったい何なんだろ

前回のつづき。
刺繍できる状態にしたところ。

生地をセットします。
ただ単に針の下に生地を敷くだけです。
生地をコントロールするためにある押さえをあげてから、生地を敷きます。
針の真下が縫い始めポイントとなります。
良かったら、裏側にあるレバーを下げます。(生地を敷くときはレバーを上げる)


動力ペダルを踏みます。

一度踏んで離すと、チェーンリングが一つ出来ます。

踏み続けるといくつものチェーンが刺繍できます。

この時刺繍されるチェーン刺繍は、右手で操作する「ハンドル」の「向き」によって方向が決められます。
現在はハンドルを自分から遠ざけた、12時の方向です。画像のチェーンは、手前から上に向かって縫い進んでいっています。
では刺繍の向きを変えてみます。
12時から10時の方向へ転換です。
ハンドルを10時の方向へ


チェーン刺繍が10時の方向へ曲がりました。
続いてハンドルを6時の方向へ転換

見難いか。ハンドルは自分側に引き向けています。

ちょっとシャッターポイントが変わってしまって


ハンドルを6時から7時位に転換しました。
次はハンドルを「時計回りに1回転」させてみます。

こんな感じです。
何となく伝わったでしょうか

一連の動きはこうして操作しています。
コンピューター制御ミシンでは、パンチカード(昨今はパンチテープは使いません。フロッピーです)の指示通りに自動でミシンが動きます。パンチデータのスタート位置と、生地のスタート位置を会わせる作業だけが、手ハンドルと一緒です。
ですのでパンチデータを使って刺繍する場合は、無地な生地です。
手ハンドルの場合は、柄のデータになる線を生地に写します。これは手書きだったり、手捺染だったりします。
たまにフリーハンドで刺繍したな……というヴィンテージを見ることがあります。しかも生地裏に補強用の芯地も敷かずに…もうほとんど「やっつけ仕事」です。
話を戻しますが、一般には手ハンドルでは刺繍したいところに下絵を写します。
その写しに添って、ハンドルを右へ左へ動かし、文字や絵を刺繍してゆきます。
以上で手ハンドルミシンのしくみはお伝えしたとおりです。
なかなか楽しい物です。
ではまた次回
