今までのブログは、完全な趣味のブログとしていたので、本当に気が楽でしたが
今回はもう少し?引き締めてやらねばならないのかな…
みなさん
初めましてhandlerと申します。
主に刺繍を生業としている者です。
既におっさんの域に達しておりますので、みなさまのようなアクティブな『ノリ』
には、とてもついてゆけません。
僕のペースで続けてみます。
『刺繍を生業と』という位なので、大方の刺繍と呼べる物に従事していますが、この
ブログでは主に『手ハンドルチェーン』にしぼってみようと思っています。
こんなミシンで刺繍します。

普通の?一般によく見るミシンは、『本縫いミシン』ってやつで、フットペダルを
踏むとミシンのスピードが上がって、両手は主に生地などを押さえて縫います。
上糸と下糸をからめて縫ってゆくわけです。
仕上がりはとても丈夫に縫い上げます。
僕のミシンは『手ハンドル』っていう位なので、ハンドルがついてます

ちょっと下も切れているし、見難いのだけど…(撮り直したら良いよね…

赤い丸の所にあるのがハンドルです。
これを右手で『グルグル』と回すわけです。
そう、見てもわかるようにこのハンドルはミシン台の下にあります。
ハンドルを回した方向へ生地を送ってゆくのです。
ん~表現が難しい…
普通の本縫いミシンって、針が落ちるところに押さえ金が付いてますよね!?
その押さえ金の下にギザギザな歯が出たり入ったり上下に動くんですけど、この上下運動に
よって生地が自分の向こう側に縫い進むわけです。自動的に縫いが進むのはこの動作の為
ですね。
本縫いは一方向だけだけど、ハンドルミシンは360度に生地を送ることが出来ます!
わかります!?このすばらしい機能!b
この自由性が今日まで生きながらえた、最大の理由な訳です!
力説するほどの事じゃないんですけどね…
いやほんとなんて事のないちょっと変わったミシンというのも本音です。
僕がわざわざこのミシンを踏んで、服などに刺繍するのか。ブログにするほどの物なのか…
ん~
昨今の刺繍はコンピューターで自動化され、とても経済的で精密な仕上がりが魅力です。
それにくらべこの手ハンドルミシンは、360度のコントロールを僕がやるわけです。
僕というか人間とコンピューターの差は、個人差はあれど劣ります……
これが『あじ』なんです。
おいおい!!

おまえの下手さ加減を『あじ』で片づけるなよ!って思われた方、
謝罪致します。

この『あじ』については今後も問題の根元となるか…
いずれにせよ手ハンドルミシンというのはそういうたぐいのミシンです。
横振りミシンと同じですね。
僕は刺繍服の好きな方達に、もっとたくさんの『あじ』に触れてもらいたくて、ブログを
書こうとしているのかも知れない。
手ハンドルの従事者も減ってきていますしね…寂しい限りです。
気づけば長~いごあいさつに…
挨拶が長い偉いおっちゃんに、良い印象をもった経験がありませんでした。(ガキんちょの頃ね
このスレはこの位にしておきます。
また近々
