●今、注目されている幸せホルモン「オキシトシン」と美肌の関係
こんにちは、立川友子(たちかわともこ)です。
今、注目されている幸せホルモンの「オキシトシン」。
オキシトシンとは本来、妊婦が陣痛を起こして出産に臨んだり、母乳を出すために分泌されるホルモンと言われています。
人と交流したり、触れ合ったり、視線を合わせたりすると分泌され、ホッコリした幸せ感を感じ、絆や信頼感が深まる働きがあります。
「癒しホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれています。
オキシトシンは、男性にも分泌されるホルモン。赤ちゃんや子供、家族や恋人、ペットなどと触れ合って愛情を感じることで、年齢問わず誰にでも分泌されます。
このオキシトシンは、幸福感だけでなく、美肌作りやエイジングケア、美容効果に期待できること、ご存知でしょうか。
オキシトシンは脳から分泌されると、血液によって全身に運ばれます。
分泌量が多ければ多いほど、全身の隅々まで行き渡り、オキシトシンの効果もより大きく発揮されるそうです。
では、オキシトシンの美容効果とは何か、お伝えしますね。
まず、肌の水分量が多くなる効果があると言われています。
ある調査によると、唾液中のオキシトシン濃度が高いほど、肌の水分量が多いことが指摘されています。
また、オキシトシンには、肌細胞の成長を促す働きがあると言われており、それによりターンオーバーが活発になり、新しい皮膚への生まれ変わりが盛んに行われるようになるそうです。
ターンオーバーは、美肌に欠かせない働きですよね。
ターンオーバーを繰り返すことで健康的な肌を維持することができ、ホコリなどのさまざまな刺激から肌を守ったり、水分を角質層内に閉じ込めて、潤い・ハリのある肌を維持してくれます。
ターンオーバーの働きは、年齢を重ねると共に衰えてきます。
年齢とともに、オキシトシンの分泌を増やす生活が意識してできると良いですよね。
では、オキシトシンの分泌を増やすために、何ができるでしょうか。
☑ハンドプレスでスキンケア
☑家族、恋人、夫婦、ペットとのスキンシップ
☑ボランティア活動をする
☑対面で会話する
☑朝の散歩
☑日光浴
☑贈り物をする
☑一緒に食事をする
☑感受性を高める
☑好きなものを見たり食べたりする
などです。
SNSの発達により、直接人に会わなくても生きていける時代になりました。
便利になった一方、人と直接会って、会話する機会が減ったことで、オキシトシンの分泌も低下していることがわかっているそうです。
ご自身にあった習慣を作ってオキシトシン分泌を高めていきましょう✨