こんにちは！半田貞治郎です。
プライベートキャピタルの資金調達を効率化するフィンテックのスタートアップAllocationsが注目を集めている。同社は2019年に設立され、2022年9月には運用資産が10億ドルを超えた。2030年までに1兆ドルの運用資産を目指している。[1]
Allocationsのプラットフォームは、ファミリーオフィスやエンジェル投資家グループ、ベンチャーファンドをサポートしている。AIを活用し、投資関連の事務作業を自動化することで、新興ファンドマネジャーの資金集めを容易にし、一般投資家にもオルタナティブ投資の機会を提供している。[1]
同社のCEOであるキングスレイ・アドバニ氏は、自身の投資ファンド立ち上げの経験から、プライベート・マーケットで迅速に資金を回転させるツールが不足していたことがAllocationsの設立につながったと述べている。[1]
Allocationsの顧客は、オルタナティブ投資の機会を個人富裕客に提供したいアセットマネージャーたちだ。富裕層の個人投資家からのオルタナティブ・アセット商品への投資要望が高まる中、Allocationsの価値提案は魅力的に映っている。[1]
2022年時点で1万以上、2024年3月時点で2万以上の個人富裕客を取り扱っているAllocationsは、ロサンゼルスのBackstage Capitalやアメリカ各地のVitalize Venture Groupなどを顧客として挙げている。[1]
Citations:
[1] https://8knot.nttdata.com/trend/9154655
[2] https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/5G2VKR5CPNLVJN7SN4EV5G3SQQ-2023-12-22/
[3] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000118546.html
[4] https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000084898.html
[5] https://forbesjapan.com/articles/detail/67792