振り返り | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。4回生の角です。

 

 

引退しました。今の頭の中は、無事引退できた安心感と、3年間やりきった達成感と少しの悔しさで構成されています。しばらくすると寂しくなるのかな。

 

 

そして、振り返ってみると、この3年泳いで、できることが増えました。

 

入部当初は100Frで1:35サークルすらまともに回れませんでした。

ゴールセットのアベレージも2秒ぐらい上がりました。

高3のときと比べて、短水100Brは5秒ちょっと速く泳げるようになりました。

少しだけ、ポジティブな人間になりました。

 

 

 

昨日は泣いてしまってあまり話せなかったので、このブログでいっぱい書こうと思います。自分がこの部活ためにできることは、このブログで、きちんと言葉にして感謝を伝えることしか残ってないので、申し訳ないぐらい長くなりますが最後まで読んでもらえると嬉しいです。珍しく真面目なことを書くと思います。読みにくいと思いますが、お付き合いください。何回も見直ししたけど、誤字ってたり、変なこと書いていても許してください。

 

 

 

 

①関カレの振り返りその1

まずは関カレお疲れ様でした。

 

僕は100Br泳いだけど、散々な結果でした。やっぱり後半ですね。腰が下がらないようにとめっちゃ意識して泳いだけど、結局いつもの泳ぎをしてしまいました。

最後にベスト出したかったです。みんなに格好いいとこ見せて、盛り上げて引退したかった。折角みんなが応援してくれたのに期待に応えたかった。ただただ、悔しいです。

 

 

レースが終わって、もう選手として泳ぐことはないのに、他の人の泳ぎとか見て癖で色々考えたり、決勝とかかっこいいいし、いつか出てみたい、という憧れ感情がいつものように湧いてきてしまって、でもそれをぶつける場所が無くてもどかしかったです。

 

 

知っている人も多いと思いますが、僕が関カレで泳げたのは太陽が譲ってくれたからです。ただでさえ阪大のBr面の競争率が高くて、たまたま100Brが金曜日にあって、太陽が100Br長水で泳げる貴重な機会やのに枠を譲ってもらえて、最後に関カレで泳がせてもらって、感謝してもしきれません。

 

 

あと、lineくれたり、直接声かけて応援してくれたりした人もありがとうございました。試合直前に体調を7年ぶりに盛大に崩してしまって焦っていたんですが、そのおかげで最後まで前を向くことができました。

あと、最後にスタート台の前に立った時、たける、かほ、ひろきの声が聞こえてきました。嬉しかったし、力出ました。ありがとう。

(他にも心の中とかで応援してくれてた人もありがとう。)

 

 

そして、実力主義という前提をひっくり返して、僕が出ることに納得のいっていなかった人もいたかもしれませんが、それを表に出さずに僕を関カレで泳がせてくれて、ありがとうございました。

 

 

ベスト出なくて本当に申し訳なかったです。でも、最後の最後で関カレで泳げて、貴重な体験をさせてもらって、ほんとうによかったです。

 

 

 

②関カレ振り返りその2

2,3日目は観客として、みなさんのレースを目に焼き付けました。

 

メガホン持って、みんなで声出して応援して、とにかく楽しかったです。1部に昇格できたときは、僕自身点数に一切関与できませんでしたが、すごく嬉しかったです。

 

激アツなレースをたくさん見せてくれて、ありがとうございました。昨日、一昨日は感動しまくりでした。

 

(みんな自由で楽しそう)

 

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②全国公(長くなります。🐧まで続きます)

 

全国公を目指して、感じたことを書こうと思います。

 

団体権割れなかったです。ちょっと時間が足りませんでした。

(冷静に考えるとあと1年はかかるかな。)

 

 

ずっと1回生のときから全国公は意識していました。長いこと練習してて、その夢をふと忘れてしまったり、諦めかけたことも何回もあったけど、それでもやっぱり諦めたくなくて、最後まで必死に足掻いて、でも無理やって、悔しかったです。今思い返しても悔しいです。なんなら今の方が悔しいです。

 

 

少しここ1年について振り返らせてください。

 

 

 

去年の夏こんなこと考えていました。

対抗戦に出たいけど、このままS1をBrのまま続けていたら、対抗戦に出ることはほぼ不可能。でも、バッタとかなら、Brよりは3面に入れる可能性は高い。その代わり、100Br全国公を諦めなければならない。天秤にかけて選んだのが100Br。そんな感じで少しの覚悟を持って、100Br全国公団体権切りの目標を掲げました。

 

 

 

そんなこんなで、冬季公認に向けて10月から自主的にノルマを3に増やして練習を始めました。ノルマ3に増やすのも、けっこうしんどいから色々考えました。

 

 

・他の人と比べてしんどいことに対する耐性は皆無、もちろん競泳歴や知識も浅い。

・そもそも大して量をこなして来なかった人間が練習の質を上げれるはずがない。

 

 

ならノルマを1増やして、少しでも体力をつける、いったん量をこなすことで練習に対する耐性をつけることを考えました。体力をつければ、フォームとか練習中に意識できることが増えるんじゃないかって。

普段の生活と水泳を考えた結果、ノルマ3に増やしました。気合でなんとかなるやろって。

 

 

きついサークルにも積極的に取り組みました。しんどいときでも、全国公切るって自分に言い聞かせました。その時までの自分と比べるとかなり頑張りました。アップのあとにやっていた100×4のショートサークル死ぬ気で回っていたのが懐かしいです。

 

 

 

それで冬季公認を迎えます。0.6秒ベスト。全国公との差を考えると全然足りず、焦りを感じるとともに、目標までの道の険しさを思い知りました。心も折れかけました。

これが競泳なんだなと思いました。

 

(冬季公認、数年前に感じます。寒そう。)

 

 

冬休みを挟んで、モチベーションが下がりました。長いこと引きずってしまって、春室、春短は全然タイム出ませんでした。この辺では全然納得いく練習できていなかったです。情けないです。

 

 

 

 

そして、春短が終わって焦ります。それから金沢オープンまで、自分史上いちばん頑張りました。ざっきーとたけるに助けを求めました。色々アドバイスもらいました。

自分の頑張りと二人の助けのおかげもあって、夏季公2日目と金沢オープンでは、久しぶりにベスト出ました。全国公から程遠く、悔しい気持ちもあったけどけど、ベストが半年ぶりぐらいに出て、めっちゃ嬉しかったです。

これが競泳なんだなと思いました。

 

 

 

 

こんな感じでしんどい思いも少ししたけど、今思い返すとこの1年間全国公を目指して練習できてよかったと思いました。楽しかったです!

 

 

 

でも、こうやって全国公を目指して、標準記録を割れなかったけどやり切ったって思えるのは、周りの人が支えてくれるからなんだと、金沢オープンで実感しました。あと、3秒近く縮めないといけないのに、周りのみんなが「頼んだで」とか「大丈夫、いけるよ」とか言ってくれたおかげで、金沢で泳ぎ切ることができました。誰からも声を掛けられていなかったら、本当に心は折れていたし、金沢で泳ぐこともできなかったと思います。

自分は恵まれてるし、幸せだなと心の底から実感しました。

ほんとうに皆さんありがとうございました。

 

(数少ない遠征のひとつで、何気に楽しかったです)

 

 

 

そして、全国公関連に関して、ざっきーとたけるには本当にお世話になりました。アドバイスもいっぱいもらったし、声もたくさんかけてくれました。せっかくあんなにいい水着を誕プレでもらったのに、申し訳ないです。たけるを泣かせてみたかったです。

でも、一緒に全国公を目指してくれてありがとう。楽しかったです。

 

(みくに。長らくお世話になりました。これからもよろしくお願いします。)

 

 

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④ひとりひとりへメッセージを書きたいところですが、上手いことまとまらなさそうなので諦めます。許してください。

 

 

同期へ

僕は、マイペースやし、へらへらしたり、臆病だから自分の意見をはっきり言えないし、練習では時々クイックターンサボってしまったりする人間です。そんなへなちょこな僕と、一緒に泳いでくれてありがとうございました。

3面に入っている人は、水泳に対して真面目でストイックで、本当に尊敬しています。関カレでみんなのレースを見て、感動しました。

かほ、あやな、リニにはいっぱいお世話になりました。めっちゃ敏腕マネージャーだし、尊敬します。到底僕にはできません。

そういちろうは読んでいるか分からないけど、初心者が少ない中、必死に練習についていこうとして、自分なりの頑張り方を探していて、ほんまに尊敬していました。

今思い返すと、素敵な同期に囲まれていたなあと思えます。

(合宿懐かしい。しんどかったけど、それ以上に楽しかった)

 

(地味に全員揃っている写真探すの難しかった)

 

 

後輩へ

僕は、泳ぎは大して速くないし、頼りない先輩だったと思います。でも、親しく声をかけてくれる後輩がいっぱいで、僕が意味不明なこと言うと笑ってくれたり、普通にいっぱい話してくれて楽しかったです。

まだまだ、いっぱい時間はいっぱいあるので、何でもできます。一生懸命泳いで、部活を楽しんで充実した4年間にしてください。応援しています。

 

 

 

(TESHIへ:僕の嫌いな建築物は、安藤忠雄の地中美術館です)

 

 

マネージャーの方へ

練習は弱いし、サークルアウトはしてしまうし、とんでもないタイムで泳いでしまうこともあったけど、それでもタイム取ってくれたり、スタート出してくれたり、動画撮影してくれたりして本当にありがとうございました。最後は感謝を結果としてお返したかったです。

(ラップ帳しっかり読みました。ありがとうございました。)

 

 

Br面みんなへ

僕以外の男子はめっちゃ速くて尊敬してます。みんな優しいし、アドバイスもめっちゃ参考になったし、そのおかげで速くなれました。関国で100Br, 200Brで阪大で表彰台独占できたとき、めっちゃ嬉しかったです。

 

 

 

先輩方へ

お世話になりました。先輩方と出会えて、一緒に泳ぐことができて楽しかったです。また、水泳のことなど様々なことを教えていただきありがとうございました。

 

 

OBOGの方や、寺井先生、多大なご支援をいただきありがとうございました。

 

 

これからの阪大水泳部のご活躍をお祈り申し上げます。

 

本当に楽しくて、濃密な3年間でした。いままでありがとうございました。

 

長くなりましたがここまでです。まだ言いたいことはいっぱいあるけど、長すぎてもみんな困ると思うので、続きは心の中にしまっておきます。

 

 

烈華

 

角俊秀 

 

2023.07.31