毎度。僕にしては早めのスパンでブログが回ってきました。
皆さんお久しぶりです。競泳面三回生、大前翔太朗でございます。今日も今日とて、一席お付き合いを頂戴申し上げます。
さて、まずは今日のメニューから。
NACL
曽根
まぁたワシのメニューの時にワシがブログを書くんじゃねぇ。
今日はスプリントの三要素のうちの一つ、トップスピードの上限突破に焦点を当てたメニューでごわす。Kick, Pull共にトップギア+1段階が求められる練習です。こういった練習の時には常に”他校”を想定しながら泳いでください。絶対です。
うちの弱点の一つ、決定力は、レースを左右する非常に重要な要素です。競った時、追いつかれた時、追いつきたい時、いかに相手との差をつけに行けるのか、実戦を想定して日々の練習に臨んでください。
さぁさて、今日のブログでは何を話したものか。特に何も思いついてへんから終わr
「裁判長!ここで真理を終わらせるのは早急すぎます!弁護側は新たな証人、”逆転裁判シリーズ”の召喚を要求します!」
な、なんや君は。ブログを裁判にすな。でもいい案やな。ほな今日は”逆転裁判シリーズ”について熱弁しようと思うが、弁護人、異論は?
「……」
ノッたのにそれは一番あかん。
さぁ気を取りなおして本題です。今日は僕が愛してやまない”逆転裁判シリーズ”について詳しく解説していこうかと思います。ネタバレ成分を多く含みますので、本編未プレイで情報を知りたくない方はご注意を。
個人的逆転裁判の魅力として、以下3つの観点から紹介しようと思います。
1:ストーリー
2:ゲーム性
3:BGM
1:ストーリー性
概要から行きましょう。逆転裁判は現在逆転裁判1〜6、逆転検事1・2、大逆転裁判1・2、レイトン教授VS逆転裁判が発売されています。忘れているのがあったらまた言ってください。
逆転裁判1〜3は初代主人公・成歩堂龍一の成長の物語。
4〜6は2代目主人公・王泥喜法介への継承の物語。
逆転検事1・2は成歩堂の幼なじみにして現在の検事局長・御剣怜侍が法曹界の闇と向き合い、自分の正義を見つける物語。
大逆転裁判1・2(ワシが一番好きなやつ)は、法学生であり、主人公成歩堂のご先祖様・成歩堂龍之介が英国に巣食う「死神」との対決を通して、異国の地で冒險を繰り広げ、その覺悟を示す物語。
レイ逆は”魔法の国”に迷い込んだ成歩堂と、グレッセンヘラーカレッジにて最年少の教授として考古学の教鞭を取る英国紳士・エルシャール・レイトンが互いの推理をぶつけ合い、国の真実に迫る物語。
(レイトン教授シリーズについては次のブログで紹介しようかしら)
となっています。本題のストーリー性についてですが、プレイヤーの心揺さぶる展開が多く存在しています。
1:最終話にて、逆転裁判123の主要人物全員の人生を変えることになった事件が解決。その犯人の正体もなかなかに大物。
2:最終話にて、プレイヤーである我々自身の”弁護士”としての矜恃を試す選択肢が存在。どちらを選んでもクリアとなるが、我々の人としてのあり方を問うため、非常に心揺さぶるシナリオ。
3:三分作の最終作にして、歴代最高傑作の一つ。1、2の事件の裏に散りばめられた伏線・陰謀が全て決着し、主人公が師匠を超えて一人前となる。最終シナリオの最後の尋問の際、初代のBGMが流れるという激アツ展開も存在。
4:前作主人公が弁護士資格を取り上げられるという事態が発生。新主人公がどうやって”伝説”を超えていくのか、我々と共に成長できるシナリオ。
5:成歩堂、弁護士として復活。4にてもたらされた”法曹界の闇”に対抗するべく、主要人物たちが東奔西走していく。
6:正史6連作の集大成にして、主人公の継承が完了。人を弁護することが禁じられた”クライン王国”にて、国の運命を変えるために命の危険を顧みずに、弁護に臨む。
検事1:巨大密輸組織が起こす数々の事件と戦う。最終シナリオでは”法を超える敵”を相手取り、間違えば取り逃すというスリルの中、ロジックを組み立てていく。
検事2:自分の父である弁護士の死(逆転裁判1のラスボスに殺された)に再度向き合い、弁護士として人を救うか、検事として罪と戦うか葛藤する。なおかつ、全ての元凶とされてきたDL6号事件(裁判1のラストシナリオ)のさらに元凶となった事件・IS-7号事件が登場。しかもその弁護をしていたのが彼の父であり、相手検事が裁判1のラスボスであるという、”全てはここから始まった”なシナリオも用意されている。
大逆転裁判1・2:1のラストでは伏線が回収されきれずに、ネットでは駄作の評価。しかし2にてそれらが全て回収。世間の評価も”大逆転”させ、主人公の覚悟を我々に示してくれる。また、現代の主要人物の祖先も複数登場し、ファンには嬉しい演出。
レイ逆:全体的にコラボということもあり、お互いのいいとこ取りで非常に面白い。そして最後の最後、”魔法”の正体が判明し、正直ワシは度肝を抜かれた。
これでも1%に満たないです。非常にシナリオに力が入っていることがわかります。しかも現代前半3連作に関しては、スピンオフをも巻き込んだ一本の太いストーリーになっており、シリーズ全てを購入する価値があります。
タイトル"DL6号事件”(さらにそのきっかけとなったIS-7号事件の元凶)によって人生を大きく変えられた人物は、以下の通りです。
成歩堂龍一(主人公) 御剣怜侍(主人公の親友。逆転検事の主人公)
綾里真宵(ヒロイン) 御剣信(ミツルギ父)
綾里千尋(師匠) 狩魔豪(御剣の師匠)
神乃木荘龍(師匠の恋人) 狩魔冥(豪の娘)
灰根高太郎(DL6号の目撃者)綾里舞子(師匠・ヒロインの父)
綾里キミ子(舞子の姉) 美柳ちなみ(キミ子の娘。怨霊)
美柳あやめ(キミ子の娘) 綾里春美(キミ子の娘)
鳳院坊了賢(暗殺者) 内藤馬之助(西鳳民国大統領ボディガード)
猿代草太(タチミサーカス調教師) 風見豊(パティシエ)
天海一誠(製薬会社社長) 緒屋敷司(天海のパートナー)
信楽盾之(御剣信の助手) 氷堂伊作(風見のビジネスパートナー)
馬堂一徹(刑事) デリシー・スコーン(パティシエ・薬剤師)
これらはすべて逆転裁判シリーズの主要人物です。ここまでのシナリオ貫通力は見たことがありません。
(それもこれも、ボクが元凶なんだけどネ。)
2:ゲーム性
現実の裁判とは大きく異なる点が複数存在する本作。例えば裁判を迅速化させるべく、事件発覚から三日以内に判決を出さないと言ったことが挙げられます。その他にも、各シリーズそれぞれ独特のゲームシステムがあります。
1・霊媒:霊を呼び出し、真相を聞き出す。
2・サイコロック:尋問相手の心の鍵。錠前の数だけ聞き出すのが難しい。
3・黒いサイコロック:通常錠前は赤く、本人があえて隠していることにかかるものだが、黒のサイコロックは本人も知らない、記憶の奥底に沈んだ真実を封じ込めるもの。解除は困難であり、無理に聞き出そうとすると心が壊れる可能性がある。
4・みぬく:新主人公の腕輪の能力。証言中の証人の癖を見抜き、隠したいことや嘘を見抜く。彼の”或真敷”の血がなせる技。
5・ココロスコープ:新ヒロイン・希月心音が持つ、母が残したデバイスの力。証言中の証人の感情を分析し、言葉と心の矛盾や異常から真実を見抜く。
6・霊媒ビジョン:霊媒の国の法務大臣の娘・レイファの能力。レイファの霊媒によって被害者の死の直前の記憶を水鏡に映し出し、それをレイファ自身の解釈で託宣を下す。 レイファの託宣は、映像とムジュンする箇所があり、それを指摘する。
検事1・ロジック:現場に散りばめられた細切れの情報を収集し、それらを組み合わせることで真実につなげていく。
検事2・ロジックチェス:前作のロジックをチェスに見立て、互いの証言をぶつけ合うことで勝敗を決める。
検事1・2:ぬすみちゃん:得た情報からバーチャル空間を生成、ロジックのための情報を探す。
大逆転裁判1・2:陪審論告:1つの事件に対して六人の陪審員が意見を述べ、それに対しての矛盾を指摘する。彼ら全員が依頼人の有罪を主張した際は、それを覆すための最終弁論に移行する。
共同推理:シャーロック・ホームズの突拍子もない推理を軌道修正し、その場の真実を導き出す。
レイ逆・魔女裁判:証人を複数同時に尋問し、証言を聞き出す。証言中に別の証人が反応を示すことがあり、それに対して突っ込んでいく。
これら要素は現実離れしすぎて正直「?」となることもあるが、現実の裁判からはあえて切り離すことで没入感を体験させ、真実を探求する楽しさを提供してくれます。1作ずつシステムが追加されていくことによって飽きさせず、新たな真実の見つけ方を体験できます。
3:BGM
長くなってきました。あと少しなんでお付き合いを。
逆転裁判はBGMもその魅力の一つです。法廷開廷、尋問・モデラート/アレグロ、そして各シリーズの追求BGMが存在し、胸熱展開を演出します。
胸熱の主な流れは、各シリーズ
・尋問モデラート→サスペンス→尋問アレグロ→”追求”→”真実は告げる”→”追求”バリエーション
となっています。各シリーズ追求には名前がついています。
1:追求〜追いつめられて〜
2:追求〜問いつめたくて〜
3:追求〜とっつかまえて〜
4:追求〜追いつめないと〜
5:追求〜追いつめまくれ〜
6:追求〜追いつめあって〜
検事1:追究〜つきつめたくて〜
検事2:追究〜つきとめたくて〜
大逆転裁判1:追求の前奏曲-追求〜大逆転の時〜
大逆転裁判2:大追求 ~成歩堂龍ノ介の覺悟
レイ逆:追求 ~魔法をかけて~
個人的ベスト3は
1:大逆転裁判シリーズ
2:逆転裁判3
3:逆転裁判1
ですかね。
追求の前奏曲〜大追求の時〜成歩堂龍之介の覺悟までの流れは本当に激アツでした。
さぁさて、ここまで長々と魅力を説明してきました。
ちなみに今日のタイトル”DL6号事件を忘れるな”は、主人公が初代にて、重要参考人のオウムに話しかけたところ、今までハローとかしか言わなかった鳥がいきなり呟いたものです。これがきっかけで真相を掴むきっかけになるわけなんですが……
逆転裁判史に残るトラウマ要素として有名ですね。
このゲームは本当に奥が深いですが、いかんせん時間がかかります。ですので僕のお勧めは多作との関わりがほとんどない大逆転裁判1&2を購入することをお勧めします。それもちょっと……という方は、ここで紹介したBGMだけでも聞いてみてください。
特に私的一位は明治・大正の時代を象徴するかのような力強さが出てて素晴らしいです。
さぁ、本法廷もこれにて閉廷。最後に有名なあの言葉で締めたいと思います。