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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。

4回競泳マネの藤井です。

つい先ほど、7日間を過ごした東京から戻ってきました。


付添の一枠を頂き、同行させていただいたインカレをもって、引退しました。



今まで部活を通して、色々なところに文章を書く機会がありましたが、それをするのもこのブログで最後になると思うと、感慨深いです。上手にまとめられるかどうかわかりませんが、読んでいただけると嬉しいです。





引退した今の気持ちは、「やり切った!楽しかった!」です。



私はこれまで、「楽しむこと」を一番に心掛けながら部活をしていました。


マネージャーが何人もいる阪大水泳部にいると、「与えられた仕事以外にも何かしなきゃ」とか、「他のマネにはできない自分にしかできないことをしなきゃ」、「選手の力になるためにもっと何かしなきゃ」と考えたことがあるマネージャーもいるのではないかと思います。



実際に私も、2年ほど前はそのようなことばかり考えていたことがありました。「あの人はこれができているのに自分はできていないな」、「誰にでもできるような当たり前のことしかやってない自分、これでいいのかな?」と。

でも、それを考えすぎても、苦しくなるだけでした。


もちろん、「選手のために」考えて何かをすることは、大事です。

でもそれと同時に、自分自身が部活を楽しむことも大事にしようと思うようになりました。

当然、マネージャーとしてやるべきことはきちんとやった上で、です。


そう思うようになった2回生の終わりくらいからは、自分なりの部活の楽しみ方や水泳部の好きなところがたくさん見えてくるようになって、部活がもっと楽しい、好きだと思うようになりました。



そして、その気持ちをブログに書いたり、直接誰かに伝えたりすることで言葉にして発信したり、朝練にできるだけたくさん行くという行動に移したりするようにもしてみました。(こうするのが良いという訳では決してなくて、私にとって、部活を思い切り楽しもうとした先にあったのがこれでした。)

そうするようになってからは、自分の部活への愛が周囲に伝わったからなのか、自分の何かがきっかけで周りの人に力を与えられているように感じることが自然と増えました。



また、引退前の最後の一週間、インカレに向けて、初めて水泳部のInstagramの更新をしてみました。インカレのことやインカレで泳ぐ選手のことをたくさんの人に知ってもらいたい、応援してもらいたい、そして出場選手だけでなく部員みんなの気持ちがインカレに向けて少しでも高まったらいいな、という思いでやっていました。

実際に、そういう気持ちでストーリーを作ったりするのはすごく楽しかったですし、投稿を見て反応をくださったOBOGの方々や部員のご家族の方、他大の選手もたくさんいらっしゃって、すごく嬉しかったです。ありがとうございました。

より多くの人にいいなと思ってもらえたり、何かプラスの気持ちになってもらえたりしていたら、幸いです。



だから、特にマネージャーの後輩たちに伝えたいのは、自分自身が楽しむことを忘れずに部活をしてほしいということです!

水泳部の好きなところを見つけてみてほしいです。自分なりの部活の楽しみ方を掴んでほしいです。それが他の人と同じでも良いと思います。

その中で何かをやってみるかどうか迷うこともあるかと思いますが、その時は是非、挑戦する方を選んでみてほしいです。




と、こんなに偉そうに書いてしまいましたが、私が引退まで楽しく部活をやってこられたのは、間違いなく、後輩マネのみんながいてくれたおかげです。ありがとう。


みんなが入部したばかりの時は、毎回一緒にコールや書き取りの練習をしたり、声を出す練習をしたりしていましたが、今では一回生の花音ちゃんも含め全員が頼もしいマネージャーです。


これからも自分らしい姿でマネージャーを続けていってください。




またマネの人手が足りない時は、(足りている時でも、)いつでも朝練に呼んでください!誰よりも多くシフトに入れる自信はあるので、すぐに飛んでいきます!





13回生へ。

部活を盛り上げてくれて、ありがとう。

どれだけきつい練習にも笑顔で取り組んでいたり、お互いに鼓舞し合ったりしている姿に、プールサイドで見ている私は毎回パワーをもらっていました。そんなみんなの存在が、私が部活を楽しめた大きな理由の一つでもあります。





これからも笑顔溢れる楽しい部活を作っていってください!


まだまだ喋り足りていない!という人もいるので、これからも遊びやご飯に行ったりしたいです、、!あと1年半は大学生なので、是非いつでも誘ってください。






同期へ。

3年半、同期の存在は大きかったし、たくさん支えられてきました。特に最近の自分は、ミスや失敗もしたり、頼りない部分も多かったかと思いますが、そんな時にアドバイスをくれたり、温かい言葉を掛けてくれたり、指摘してくれたりする同期のみんなに助けられました。

選手のみんなは色紙もありがとう。メッセージ、しっかり読ませていただきました。すごく嬉しかったです。


私はみんなといる時は大抵口数が少なくなってしまうので、気持ちが伝わっていないかもしれませんが、同期のみんなの雰囲気、個性豊かなところが大好きです。


愛ある言葉を掛けてくれるななちゃん、どこにいてもわかる声で元気を分けてくれるひまわりちゃん、感動するようなレースを見せてくれた峻平、部内一のムードメーカー誠悟、いつの間にか仲良くなった大エースたいご、とにかく隣にいてほしいなみきちゃん、実は人のことをめちゃくちゃ見ていて誰よりも褒め上手なとみー、アドバイスが心に沁みるみっちー、私にエールを送ってくれるけいご、誰よりも頑張り屋さんのみづきちゃん、本音で話せるたくちゃん、自分を持ってて決してぶれないなごみちゃん。


こんなにも尊敬できて、素敵な同期と一緒に部活ができて幸せでした。ありがとう。


2ヶ月後には回生旅行がありますが、もうバラバラにはなりたくないので、予定外の行動はとらず、計画通りに楽しもうね。笑










水泳部に入ったことでいろいろな人との出会いがあり、自分を成長させてくれるきっかけとなったものもたくさんありました。きっと水泳部に入っていなければ、こんなに素敵な3年半を過ごすことはなかったでしょうし、自分のことではないことであんなにも悔しい気持ちになったり、嬉しい気持ちになったり、感動したりすることはなかったと思います。

水泳部で過ごした時間は私の宝物です。




最後に、改めて、インカレの付添という貴重な一枠をいただき、ありがとうございました。最後の最後に、辰巳で、インカレという舞台で、選手を応援できたことは幸せでした。普段の試合と比べて人数は少なかったですが、それでもお互いのレースを自分のことのように応援し合い、仲間のために熱くなれる、阪大水泳部の魅力を改めて感じた4日間でした。素敵な経験になりました。









今まで本当にありがとうございました。


今後も阪大水泳部の皆さんのご活躍を心より応援しています。




藤井志保