先日、研究室に外国人の方が見学に来られて友達と挨拶しました。
お互い名乗った後に外国人さんに
「Nice to meet you.」
と言われて友達が
「Nice to meet you, too」
と言ったので、間髪入れずに
「Nice to meet you theree!!!」
とテンション高めにいったらめっちゃウケました。海外でもこのボケが通用することがわかって嬉しかったです。
今度は、
「Hi, Li. Who are you?」
が通じるか試したいと思います。
お疲れ様です。金曜日引退しました、OB3日目の冨田です。
自分は、引退したときにどんなことを感じるんだろうって先輩の引退ブログを読むたびに思っていましたが、実際に引退してみて今感じていることは、
「これから先、日常であった些細なことや笑い話、ふと思いついた面白い話をこれから誰に話せばいいんだろう」
ていう寂しさでした。
きっとこれからふとした時にこのようにもの寂しさを感じて、自分が思っている以上に、水泳部が好きだったってことに気づいていくのだろうなーてしみじみ思います。
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とりあえず全国公の振り返りからします。
僕は1バタと2バタに出場しました。
結果は、2バタはベスト+2.6、1バタはベスト-0.1 (59秒出して終わりたかったから出せなくて悔しみ) でした。
結果は満足いく結果とは行きませんでしたが、最後まで色々考えて考えて工夫して、挑戦し続けたので悔いはあまりないです。
入部からずっと憧れていた宗利さんに勝てなかったのはちょっと悔しいです。
応援してくださった方々、本当にありがとうございました!
チーム2バタ専
チーム個メ専
野球部みたいなことすな
垢抜け写真
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次に、これまでの水泳人生をゆるく振り返ります。長いので次の🍊まで読み飛ばしてもらって大丈夫です。
僕は小中学校の頃、超絶真面目にがむしゃらにクラブで水泳に打ち込んでいました。速く泳ぐために言われたことはなんでもやったし、他の何がおそろかになっても構わないって思って練習してきました。
しかし、
僕は中学の最後の試合で、夢の全国大会出場どころか、県で入賞すらできずに九州中学に出場することもできませんでした。自分の能力の無さにただただ失望しました。
その後なにが悪かったのか振り返ってみたときに、自分は速くなることだけが全てで、水泳が好きではなく水泳を楽しめてなかったなって思いました。自分の頭で考えるとか、そーゆーことも全くできてなかったです。
そこで、高校では水泳を好きに楽しんでやってみようと思い、クラブを辞めて部活でのんびりと泳ぎ始めました。
高校の部活動はとても楽しかったです。練習とその後の遊びの比重が逆転することもありましたが、水泳というのを趣味の感覚でやるようになりました。
練習をサボりまくったのでタイムはあまり伸びませんでしたが、目的通り水泳を楽しむことができ、どころか水泳だけじゃなく水泳を通して得た仲間との日々も楽しめました。とても充実した3年間でした。
でも、そしたら、、
もう一回もうちょっと水泳を頑張ってみたいなって思い始めました。結構勝手だなって思います。
でもまあ、ということで大学でも水泳をすることにしました。
阪大の水泳部は、正直最初はなめていましたが、めちゃくちゃレベルが高くてびっくりでした。
大学生活の全てを水泳に捧げられるような水泳バカがいっぱいいて、
水泳に最も向き合うことができたと思います。
僕が大学水泳で意識したのは、
「練習のための練習をしないこと」
でした。
僕はこれまで、練習ベストと大会ベストはほぼ同じでした。練習の強さの割に結果は大したことないってめっちゃ言われてきました。僕はそんなもんやろって思ってましたが、たいごとかけいごとかを見てると、たしかに自分は本番に弱いなって思うようになりました。
そこからめちゃくちゃ考えて泳ぐようになりました。前日にメニューを見て、自分の中でターゲットを決めて、どの種目のどの部分を強化するか、昨日の自分より速く泳ぐためにこのメニューは何秒で来る必要があるか、泳ぎはどこに焦点を当てれば良いか、などなど他にもたくさん考えて工夫しての繰り返しでした。
それをちゃんとできるようになってから、タイムが伸びるようになりました。練習タイムよりもレースの方が全然速くなって、レースの時にもがむしゃらに泳ぐのではなく練習で意識してきたところを思い出して冷静にいられるようになりました。
自分の成長をずっと感じられました。
僕は頑張るところは頑張って、どうでもいっかと思ったところはサボっていたのですが、それでも、毎日がむしゃらにひたすら練習をしていた中学の頃よりもずっとタイムの伸びがありました。
これは自分の中ではとても意外でした。頭を使って練習すること、好きで練習をすることの大事さを身にしみて感じてました。
そーやって毎日試行錯誤の日々をとても楽しく過ごしていたら部活引退の日になっちゃいました。
今振り返ってみて、中学も高校も水泳を引退する時には何かしらの後悔とか反省があって、まだ足りないって思ってたんですけど、大学で水泳を引退した今、そーゆーのを全く感じていないなって気付きました。
むしろやり切ったっていうか、こんな小さな体でよく今まで頑張ってきたなあって労いの気持ちが大きいです。
これはやはり、この部活の水泳バカたちのおかげだと思います。自分がどれだけ頑張っても、周りを見たらさらに頑張ってる奴らがいて、ただでさえ限界のはずなのにめっちゃ声出して追い込みまくってて、自分も負けられないなってずっと思えました。
どんなにきつくても、一人じゃないっていう心強さが僕を強くしてくれました。
まだまだ練習への取り組みで足りないところはいっぱいあったかもしれないけど、僕自身はもう十分すぎるくらい頑張れました。
個人それぞれに目標があってそれに向けてみんなで努力できたことと、選手にも負けないくらいのモチベの高さで僕たちをずっと支えてくれたマネさんがいなきゃここまで来れず、こんなにも清々しく終わることはできませんでした。
色々なことがあったけど、とてもとても楽しい幸せな水泳人生でした。
まだ終わらんけど。
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最後に、引退にあたってみんなへの感謝の気持ちを書いて終わります。
僕は自分を客観的に見た時に、他人に誇れるようなものはなにもないなって思うことがちょくちょくあります。運とかもあまり良い方ではないと思いますが、ただ一つ、人にはとても恵まれてたなって思います。
阪大水泳部は誰もが素敵なところがある素敵な人たちです。
揺るがない自分を持っていたり、人にどう思われてもやりたいこだわりがあったり、やると決めたら貫き通す力があったり、ここぞっていうところでとてつもない集中力を発揮できたり、任されたらやり抜く責任感があったり、話や発想や行動が面白かったり、自分にはない考え方をしていたり、話を聞くのがとても上手だったり、この人とまた喋りたいって思わせるような雰囲気を持っていたり、安心感があったり、見るだけでこっちが嬉しくなるような素敵な笑顔ができたり、もうあと一人欲しいなっていう時に絶対こいつ呼んどけばおもろいやろって思わせたり、顔が良かったり、etc.
まだまだ考えたらいっぱい出てきますがとりあえずパッと思いついただけでもこんなにもたくさんあります。
良いところ探しで飽きることはありませんでした。色んな人の様々なところにいっぱい憧れて、いっぱい真似してきました。
その環境で3年半過ごし学んだ僕は、ここに来る前の僕よりも、ここで時間を過ごさなかった僕よりも絶対に人間的に魅力のある自分になれたと思います。
僕がみんなにできたことは少なかったと思いますが、僕はみんなにたくさんのものを貰いました。
僕と関わってくれて、たくさんの時間を僕と過ごしてくれた人みんなに心から感謝しています。
それと、僕を受け入れてくれてありがとうございました。
なに考えてるかわかんないし、言うこともやることもかなり突飛だったことも多々あったと思うけど、それも一つの個性として、良さとして認めてくれて一人の人として関わりも持ってくれたこと、本当に嬉しかったし、楽しかったです。
みんなの優しさ、懐の広さはすごいと思うし、大好きでした。
(ただ社会に出たら流石に許されないようなところもあると思うのでそこはこれから直していきたいと思います。)
以上です。読んでもらえたら嬉しいです。本当は一人一人にメッセージ書きたかったんですけど、来週院試があってあまり時間が取れないので書きません。僕の伝えたいことがほんのちょっとでも伝わってくれたならいいなって思います。
それでは、僕のブログはこれで終わりにします。
あっという間で、でもかけがえのない3年半でした。
たくさんの時間を共に過ごしていただきありがとうございました。
またいつか会いましょう!
P.S. 院試終わったら鬼暇なので、遊んでください!お金ならあります!!
冨田