競泳4回の川野誠悟です。
Overheat次期大統領候補筆頭のりょうやと共にプールサイドからお送りします。

昨日、姫路からフェリーに乗って家島っていう島でOWSの5キロのレースに出てきました。
高2のお台場以来なので約5年ぶりでした。
感想は
やっぱり海っていいですね。
何かの生き物に左脇をチクって刺されてピリピリしたり、スタート直後のポジション取りで殴られたり、ナンバリングシールを剥ぐのがめっちゃめんどくさかったり。
総じて懐かしさを感じました。
結果はまぁそんなに甘くないよなって感じでしたが、とても楽しんでレースできました。
楽しすぎたのでまた出ようと思います。
一緒に出てくれるOWS友達募集します。
吉野裕貴と石井歩は確定ですね。
さて、この前の土曜日に僕が競泳主任として行う最後の競泳ミーティングがありました。
1年間、こんな適当な奴がみんなの前で偉そうに話しました。
何か一言だけでも皆さんの心に残ってれば嬉しいです。
ということで、今回が主任として書く最後のブログになります。
主任になってからのブログも特にそれまでと変わらずに日常的なことしか書いてきませんでした。
今回は主任を1年間やらせてもらって考えたことを書こうと思います。
まず、皆さんが水泳をやっていて最高だと思う時ってどの瞬間ですか?
僕はやっぱりベストを出した時だと思います。
なにかの標準切りとかも嬉しいと思いますが、それもやっぱりベスト更新があってのことなので一緒でしょう。
それまでやってきたことが全て報われた達成感を感じることができ、最高の気持ちになります。
なんとなくホッとした気持ちになる人もいるんじゃないでしょうか。
あとは、会心のレースをした時じゃないでしょうか。
ベストが出るのはもちろんのこと、自分の心身の調子がバッチリピークになって、イメージした通りに身体が動いて、水に乗って、いつもよりも進む感じがして、きついんだけどまだまだいけるような気がして、理想的なラップを刻んで、、、全てが上手くいくレースです。
こんなに何もかも完璧なレースができるのって、めっちゃレアです。
僕は小1からレースに出てますが、この会心のレースをしたって言えるのは僅か5レースしかありません。
そして僕が1年間思っていたのは、阪大水泳部の全員が、シーズンに1本でいいからこの会心のレースをしてほしいってことです。
みんながベストを出せるように、目標とするタイムが出せるように、会心のレースができるように、毎日メニューを作ってました。
メニューを作る時、必ず水泳部の誰かの顔が浮かんできます。
明日ひろきと歩は何秒でくるんだろう、負けたくねーな
どーせしゅんぺー速いんやろうな
けいごとざっきーの顔がチラついてきた、しょうがねぇ、1本(もしくは1セット)減らしてやるか
3セットか、でも誠也コンメだよな、4セットにしよ
練習後にタイムがあがる時もです。
とみーのバッタ強すぎやろ
はるかちゃんめっちゃ速くなってね
とーごってやっぱ練習強いよな
他にもまだまだいっぱいあります。
自分のことが誰よりも大好きな僕ですが、この1年間で水泳部のみんなのことを考えなかった日はありません。
自分と同じくらい、とまではいきませんが、水泳部のみんなが大好きです。
ベスト出して喜んでる顔を見るのはもっと好きです。
ミーティングの時に99%自分のために、1%チームのために泳いでほしいと言いましたが、みんなの笑顔が見たいので僕の分を1%増やしてください。
スタート台の前に立った時、ベストが出なかったらどうしよう、これまでやってきたことが全て無駄になるのではないか、とかネガティブな気持ちになってしまうかもしれません。
レースの途中、とんでもなくキツくて、諦めてしまおうとするかもしれません。
そんな時はこれまでに自分が積み重ねてきた日々の練習を思い返してください。
きっと自信に変わるはずです。
阪大の応援席を見てもいいでしょう。
最高のチームメイトがあなたを応援しています。

どうしようもなくなってしまったら僕の顔を思い浮かべてみてください。
安心するでしょう。力が漲ってくるでしょう。
入部してから3年ちょい、主任になってから1年弱、僕はまだ情けないレースしかしたことがありません。
あと2試合しかありません。
全身全霊で泳ぎます。
さぁ、「LEGEND」になるための最後の2週間です。
全員でぶち上がっていきましょう!!