3回生の井崎洋介です。
これから1年間大阪大学水泳部主将を務めさせていただきます。皆様よろしくお願いします。
まずは練習メニューについて。

新入生も参加してくれて嬉しい限りです。
ほんとにリハビリって感じのメニューでしたが、めちゃくちゃしんどかったです。老いを感じました。
でも、スプリントのタイムは意外とそこまで落ちてないのであまり考えすぎずに気楽にいこうと思います。
ようやく練習再開となりました。水泳部のみなさんはどのように過ごしていたでしょうか。僕は料理が上手になりました。
水泳とは無縁の生活をしていてモチベーションが下がった人もいれば、逆におうち時間を活用して知識を集めてモチベーション爆上がりの人もいるでしょう。
どちらにしても、3月下旬からの約4ヶ月のブランクを不安に感じる人がほとんどだろうなと思います。
ところで、この『ブランク』という言葉、僕はあまり好きではありません。
だって、『空白』ってまるでその間何もしてなかったみたいじゃないですか??
海外では、このような期間のことを『blank』ではなく『break(休憩)』というところもあるそうです。
こっちの方がポジティブでいい印象ですね。
さて、この話は別に大事じゃないのでいったん横に置いといて、
僕は4ヶ月の『ブレイク』期間を利用して、阪大水泳部をどんな部活にしていこうかということをずっと考えていました。
結論から言うと
阪大水泳部を『強くて良いチーム』にしたいです。
阪大水泳部は本当にいいチームだと思います。入部した時からずっと思っていました。
初心者からインカレ選手まで、みんなが切磋琢磨しあえる環境はなかなか他のチームには作れない、阪大水泳部の大きな魅力です。
代々の先輩方が築き上げてきた結果です。それを受け継ぐのは当たり前。
それに加えて、僕たちの代でなにかわかりやすい成果を出したいと思いました。
その時に思い出したのが、僕が1年生の時の関国、最終レースが終わった後の集合での翔吾さんの言葉です。
「阪大水泳部は良いチームだけど強いチームではなかった。」
その年のチーム目標が達成できなかった状況でのその言葉はとても印象深かったです。
2年と少しが経ち、あの時の翔吾さんと同じ立場になりました。
その2年の間に阪大は、関カレ1部昇格、七帝優勝
間違いなく『強くて良いチーム』でした。
今はどうでしょうか?
このままでは、関カレでボコボコにされるどころか、七帝だって危ういと思います。
3回生は1部の選手に頼りっきりで、あの時の先輩たちのようにはいかないかもしれません。
これまでの主将のようにかっこよく背中で引っ張るようなことはできないかもしれません。
それでもやれることは全部やってやろうと思います。
泥臭くてみっともない主将がいたっていいじゃない。
不細工に足掻く主将がいたっていいじゃない。
ついてこいとは言いません。でも、僕の姿を見ていてください。
ほんとはついてきてほしいけど
最後のミーティングで
「阪大水泳部は強くて良いチームだった。あとはよろしく。」って言いたいし、ラストイヤーがんばろーーーっと。
長々書きましたが競技については僕なんかより
しのべと

ななこが

しっかりやってくれるでしょう。
僕にはついてこなくてもこの2人にはしっかりとついていきましょう。
阪大水泳部は水球と競泳で一つです。競泳のことばかり書いてしまいましたが、お互いの結果に喜び合い、高め合えるようにしよう。
コロナウイルスのせいで先行きが見えなくて不安ですが、その時その時にできる最善を尽くして、熱い1年間にしてやろうと思います。
どんな1年間になるか、ワクワクが止まらなくなってきたところで終わりにさせていただきます。
次のブログはコメントで〜。
最後になりましたが、OBOGの皆様、阪大水泳部を応援してくださる皆様、先の見えない状況ではありますが、懸命に競技に取り組んで参ります。これからも変わらぬご支援ご協力をお願い申し上げます。
2020年8月1日
大阪大学体育会水泳部主将
井崎洋介