ヤンゴニアン | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。ヤンゴニアンという心外なあだ名をつけられました。2回生の安東です。

ヤンゴニアンというのは、下で説明しますが、ミャンマーの最大都市ヤンゴンをもじったあだ名です。

…説明させないでください。笑 恥ずかしい…



今日のピンズは、いつものアップにサークルインのキックから始まりました。
いつものキックはサークルが二個あって、僕は下の方で行きましたが、いつもの曜日練や土曜練の時より回れる回数が多くなっていました。

最近キックが全然早くできなくて、むしろ遅くなっていく一方で落ち込んでいたこともあり、今日は少しいいスタートを切れました。

そのあとは100m12/11/10本のプル、100m3本3セットのIMスイッチ、最後は恒例の200IMでした。

途中で何回も肩が痛くなり、調整しながら泳いでいましたが、ふとプールサイドを見渡すとゴホゴホ言ってる人が多くてあれっと思いました。



今年も曽根温泉曽根塩素の季節がやってきましたね。
辛いですが乗り切っていきましょう!!




つくちゃんが昨日のブログで書いてくれましたが、昨日10/12は僕の誕生日でした。21歳になりました。祝っていただいた方々ありがとうございました。

誕生日だからと言って何も特別なことはなく、普通に昨日の朝も朝練に行くために4時に起きて、電車に乗って十三までやってきたのですが、



やられましたね。人身事故。最近多くないですか?多いです。そうですよね。ちなみに宝塚線は二日連続です。ちなみのちなみに同じ時間、JR西日本も人身事故でした。一体日本はどうなってしまうのでしょうか。



十三駅で居合わせた山田とアンナの3人で、宝塚線のベンチに1時間くらい座っていました。山田の118件未読無視のラインを消去したり、山田の118件未読無視の中にあった日本郵便のアカウントで名字検索とかしてました。

日本郵便のサイトで調べてみると、「安東」は全国に1万6000人いるそうです。「杉谷」はそれより少ない1万1500人、ちなみに「山田」は81万9000人いました。ちょっとした国が作れそうですね。ぜひシンガポールあたりに進出してください。山田しかいない国が誕生する未来もそう遠くないでしょう。



そんな日本一どうでもいい情報を仕入れ、更に某アパレルのバイト先から電話で怒られることから始まった僕の21歳ですが、21歳になる前の約2ヶ月弱、8月の強練を1週間お休みさせていただき、9月のオフを存分に使ってミャンマーに短期留学して来ました。

強練1週間の不参加について、ご理解いただきありがとうございました。

この前の競泳ミーティングではあまり話せなかった、というかビルマ語しか話さなかったので、今日この場を借りて、今回の短期留学のフィードバックをしたいと思います。


【夜のシュエダゴン・パゴダ】

僕の所属する外国語学部ビルマ語専攻では、毎年2年生以上を対象にヤンゴン大学への留学の機会が得られます。他の外国語学部を持つ私大とは異なり、参加は強制ではありません。が、参加した人には何単位か単位が降ってくるそうです。楽しみで楽しみで仕方ありません。


【民俗村の展示】

ミャンマーの首都はネーピードーですが、最も栄えている都市はヤンゴンです。観光地、ショッピングセンター、古くから栄えた市場も多くあり、ヤンゴン大学をはじめとする国の中枢を担う教育機関も、みなヤンゴンに集まっている印象があります。


【民俗村の人形】

というわけで、今回留学したのもヤンゴン大学です。広さは吹田キャンパスくらいあります。いくつかの分野(学部)に分かれており、僕はその中のミャンマー語科で授業を受けていました。

授業は、高校みたいなものを想像してもらえればいいかと思います。僕たちだけでなく、現地人のクラスも1つ30名ほどの集合で、科目ごとに先生が変わります。そのクラスで基本的にずっと過ごすことになります。

先生との距離も自然に近くなっていき、「息子よ」「娘よ」と呼ばれたりします。というかみんなそう呼んできます。(名前ではあまり呼ばれません。)

授業中電話がかかってきたら、それが同僚であれ息子であれ迷わず受話器を取って普通に話し始めたり、ちょっとペンのインクが切れただけでも「新しいペン持ってきて」とその場で電話して違う先生に持ってきてもらったりと、基本的に電話は日用品のカースト上位に食い込んでいた印象があります。


【猫カフェで足に乗ってきた猫】

また、ミャンマーの人たちはご飯を食べるということをとても大事にします。


授業初日、どこで朝ごはんを食べればいいか分からなかったので、食べずに学校に行ったのですが、ミャンマー人のよくする挨拶「もうご飯を食べましたか?」を先生に聞かれ、正直に「まだ食べていません」と答えたら「本当に食べていないの?」と聞き返され、挙句他の先生たちを3人くらい教室まで呼んで、その場で会議が始まってしまいました。会議の結果、なんと授業を1つ潰して1時間早く昼ご飯を食べさせてくれるという、日本では、というかどこの国でも多分まずあり得ない対応をしてもらいました。


日本のように曖昧な、遠回しの断り表現も通用しません。


授業中に昼ご飯のアヒルの肉の話になり、「食べてみたい?」と聞かれた僕たちは、そんなに欲しくはないけど「食べたくない」というのも失礼だと思って「食べたいです」と控えめに言ったのですが、「じゃあ持ってくる」と言われ、いきなり持ってくるとかいうすごすぎる行動力にびっくりしている間もなく、先生はお弁当箱を持ってきて、中のアヒルの肉を全部食べさせてくれました。


それに、もてなし好きです。


基本的に、ナマモノは衛生上危ないから食べないようにと聞いており、火が通っていない野菜も食べないようにしていました。

授業のない日に先生に連れて行ってもらった民族村では、露店が多くありました。その露天の1つに常温のスイカを売っている店がありました。それを見た仲間の1人が「スイカ(日本帰ったら)食べたいです」と何気なく口にしたその次の瞬間、「じゃあ買ってくる」と告げ露店で大量にスイカを買ってきてくれました。丁寧に一口サイズに切られ、竹串までつけて渡されたスイカ。外は炎天下。生野菜すら食べなかったのに。よりによって常温のスイカ食べる?

しかし迷っている暇もなく、「食べて」と先生にニコニコ言われるので、みんな覚悟を決めて食べました。
最終誰もお腹を壊さなかったので良かったです。


先生に限らず、ミャンマーの人たちはみんな親切です。

住んでいた寮は水シャワーしかなかったのですが、その話をすると「家に来てお湯を浴びる?」と言ってくれたり(浴びさせてもらいました)、

常に満員状態のバスでは、座っている人が当たり前のように立っている人の荷物を持ってあげていたり、挙げだすときりがありません。


観光ではあまり知ることができなかっただろうことをたくさん学べました。

また必ず訪れようと思います。その時には誰に会ってもちゃんとご飯は食べましたと言って、生野菜も食べられるように胃を鍛えようかなと思っています。水道水はちょっと無理そうです。

ミャンマー行きたい人がいたら、ヤンゴンならある程度案内できるので言ってください!一緒にロンジーを買いに行きましょう。


【ロンジーをはいて登校する姿】


それでは今日はこの辺で失礼します。
明日のブログは、洋介です!


●◯●今日のビルマ語●◯●

က်ဳပ္တို႔ကို ေက်ာင္းသားမ်ား မွတ္ေနသလား
チョウットーゴー チャウンダーミャー マッネーダラー
僕たちのことを学生とでも思っているのか?

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-百花繚乱-