スランプ | 大阪大学体育会水泳部のブログ

大阪大学体育会水泳部のブログ

大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

こんにちは。
一回生のおまめです。川西彩加です。

さっそく今日のメニューについてです。
今日のSは乳酸生成でした。100を3本、50を4本ダイブしましたが、100の1本目で練習ベストを出せればよかったのではないでしょうか。しょうごさんもおっしゃっていたように、試合は1本勝負なので、いくら練習に強くても、1本に弱ければ意味がありません。私はそれが苦手なので今日は1本目だけのことを考えて泳ぎました。結果的には1本目が一番速かったので良かったと思います。

さて、強練2週目が終了しました。まだまだこれから練習は続いていくわけですが、ここからどう頑張るかで夏の結果は大きく変わります。毎日の積み重ねができる今、1日1日を大切に頑張れたらいいですね。

今日はスランプについて書こうと思います。
もし、いま練習でタイムが上がらないという人がいたら参考にしてもらえたらと思います。

私は小学1年で選手コースに入り、3年で初めてJOに出ました。それからもずっと伸び続けました。練習もかなり強かったです。その甲斐あって、良い思いや経験をたくさんさせてもらいました。

しかし、そんな良いことが続くわけがありません。中学1年のときに400で12秒落ちをしました。良い練習ができていたので、なぜそんな結果になってしまったのかがわからず、落ち込みました。練習を頑張ってもどうせタイムが伸びないと思うようになり、毎日練習はするもののいやいや泳いでいました。試合前になると不安になって、レース前はいつも手足が震えていました。まあまあなタイムで泳げればいいやという意識になっていました。そうして適当な練習を積み重ねているうちにベストが出ないまま5年が経ち、気づけば高2の夏が終わっていました。もちろん、スランプに入ってからたくさん泳ぎのことを考えました。試合が終わる度に明日からは頑張ろうと何度も思っていました。でも全く変わることができませんでした。しかし、わたしにはどうしても達成したい目標がありました。最後の夏にインターハイ、JO、国体の舞台全てに立つことです。

だから、わたしは2つのことを決めました。
1つ目は笑顔でいることです。
どんな嫌な練習メニューでも、笑っているようにしました。無理という言葉も言わないようにしました。ネガティブな言葉は思っても口に出さないようにしました。練習の調子が悪くてもふてくされないようにしました。
2つ目は日記を書くことです。
今月から始まった取り組みと似ていますね。練習のことだけでなく日常のことも書きました。そうすると、メンタル管理ができるようになりました。どういうときに自分の調子がよくなるのか、悪くなるのか、がわかるようになりました。どう泳いでる時はタイムがいいのか、悪いのか、もわかるようになりました。また、そこには毎回の試合の目標タイムやラップタイムも書いて、そのタイムで泳ぐには練習でいつ頃何秒で泳げばいいのかもメモしていました。

この二つを3ヶ月続けました。すると、5年半ぶりのベストが出せて、高2では3年ぶりにJOの舞台で泳ぐことができました。そして、高3の夏にはJO、インターハイ、国体に出場するという目標を達成することができました。昔のように全国で戦うことは出来なかったけど、1番水泳が楽しめた年でした。

笑顔でいれば練習を頑張れて、練習を頑張れば試合で結果が出せる、試合で結果が出れば水泳が楽しくなる、簡単なことですがとっても大切なことだと思います。きついと思った時、「あと一本タイムをキープできれば目標を達成できる!」と思うことを毎本積み重ねればそれは力になり、自信になります。大学で水泳を始めてから、思うようにタイムが出せなかったりすると、私はスランプのことを思い出します。

これからきつい練習が増えてくると思いますが、楽しむ気持ちを忘れずに頑張っていけたらなと思います。

まとまりのない文章で、つらつらと書いてしまいました。以上で終わります。

最後に今日のスウェ語
Riset är klart!
(ご飯できたで!)

月曜日のブログは前田さんです!