関カレ前ブログのトリを務めます、主将の堀下裕司です。
主将と名乗るのも今日を含めてあと4日です。
さて、関カレまであと1日になりました。
3日後には全てが終わっています。ここ数日は関カレ3日目を終えた自分は何を思っているのだろうかと何度も何度も考えています。
少し関カレについて振り返ります。
僕にとって関カレとは水泳人生の分岐点でした。
2年目の関カレ。
初めて大学水泳というものを感じた。
初めて自分の順位に拘った。初めて1点でもいいから取りたいと思った。
個人の結果は納得のいくものではなかったけれど、チーム目標を達成した先輩たちの喜ぶ姿を見て来年こそはと思うようになった。
去年の関カレ。
強練では自分の面のメニュー作成を担当させてもらい、自分自身の練習への取り組み方、仲間の練習の様子など水泳への意識も大きく変わり自分や仲間の結果への責任感も出てきた。
個人としては前年に叶えられなかった決勝進出を果たした。でも何かが足りなかった、あと一歩及ばなかった。
今年の関カレ。
チームの中だけで頑張ってきた去年とは違い、今年は外にも多く出るようになった。人から聞いた意見を自分の中に落とし込めるように何度も反芻し、徐々に頭で理解するのではなく体で感じることができるようになってきた。去年より大きく成長した。あとは結果を出すだけ。
毎年こうしてもっと上にいきたいと思ってきたのは先輩たちの本気の姿を見てきたからだと思う。
本気の先輩たちの力になりたいと思えたからこそ自分も本気になれた。
この1年でそう思われるような先輩になれたかはわからないけれど、僕や藤條を始めとした4回生に有終の美を飾ってほしい、チームのために死ぬ気で泳いでやろうと思えるような熱い3日間にしたいと思う。
1回生、短い間だったけど僕たちが1年間本気でやってきたということは感じてもらえてると思う。
関カレ3日間でさらに僕たちの本気を感じてほしい。
今後の阪大水泳部を大きく変えられる時間があるのは君たちだと思う。一緒に最高の夏にしてこれからの阪大水泳部をより良いものにするきっかけにしてほしい。
2回生、今の阪大水泳部で一番成長してるのは2回生だと思う。
もっと自信を持って上を追い越してほしい。今は得点に絡めていない人も絶対に得点を取ってこれるようになる。エースだけに頼らない強い回生になってほしい。
3回生、後輩という立場から僕たちを一番長く見てきて、頼りない先輩から頼れる最上回生になる姿を見てくれたと思う。
今度は君たちの番。最上回生としての自覚も出てきていると思う。僕たちよりももっと上を目指せるチームをつくってほしい。
最高のスタートが切れるように関カレを最高の形で締めよう。
4回生、今まで本当にありがとう。
泳力で引っ張ることはできないって言われてきたし、言い続けてきたけど最後はやっぱり泳ぐ姿で示そう。最後までメンバーが減らずに続けてこれた僕たちだからこそ見せられる本気の姿があるはず。
4年間積み上げてきたものを全部出し切ろう。
8継が終わった瞬間みんなは何を感じるだろうか。どんな顔をしているだろうか。
喜んでいるかもしれない、悔しがっているかもしれない、
でも絶対にああしとけば、こうしとけばとは思ってほしくない。
全て出し切ったと思えてこそ僕たちは最高の終わりを迎えられるし、3回生以下は最高のスタートを切れると思う。
もう後ろを見ても仕方ない。
今までやってきたことが正解か間違いかなんてわからない。
もうここからは前に進むしかない。
人生で味わったことのない最高の3日間にしよう。
-For the moment-
