高校数学のツボ -53ページ目

庭の野菜。

今日はちょっと息抜きに日記など。


今年は、ウチの庭に野菜を植えてみています。

戸建ではないのですが、1階だけ庭付きなんです。

青森の実家には畑がありましたが、自分で育てるのは初めてです!


春大根、ジャガイモ、ミニニンジン、ピーマン、トマト、

オクラ、キュウリ、ミニカボチャ、ナス、たくさんあります。

初めてで、育つかどうか、難しいかどうかもよく分からないので

とにかくいろいろ試してみています。


春大根は、青虫にずいぶん葉を食べられちゃいました。。。

ヤツらは、ほんとに葉と同じ色で、なかなか見つけきれません。

これはダメかもしれないです。


トマト、ナスは花も咲いて、大きくなりました。


オクラなどはアフリカの野菜なので、暑くなってやっと育ち始めて

きているようです。


↓そんな中で!キュウリ!!!

受験数学のツボ ~ 大学受験からGMATまで-キュウリ

初収穫できました♪

自分で育てた野菜を食べられるって、とっても嬉しいです。

氷水で冷やして食べると、瑞々しくて、味が濃くて、おいしいです。


他の野菜たちは、いつ頃、収穫できるかしらん。。。

楽しみです。



ペタしてね



なぜか成績が伸びない時の解決策(2)

問題を解くときのやりかたでも、工夫できることがあります。

 

1つめ。

図形やグラフの問題のとき、図は大きく、なるべく正確に

かいているか?という点は大事です。

小さく書いていると、条件の位置を見間違えたりすることがあります。

あまりに不正確な図だと、図から条件に気づくことができなかったりします。

 

2つめ。

問題文に書いてある条件に、アンダーラインなど印をつけたり、

気づいた条件を書きだしたりしていますか?

必要な条件は一目でパッと確認できる状態にすることが大切です。

そうでないと、解くための条件がそろっているのに、気づけないことがあります。

 

3つめ。

最終的に何を答えたいのか?→そのために必要な公式は何か?

→その公式を使うのに足りない条件は何か?

といったように、問題の後ろから前へさかのぼって考えることも

大切です。

特に、「最終的に何を答えたいのか?」は常に意識していないと、

全く関係のないものを求めてしまったり、答えではない値を

答えとしてしまうミスにもつながります。

 

4つめ。

頭の中だけで考えるのではなく、どんどん書いて考えることも

重要です。

書いていくことでポイントが見えることも多いのです。



 

どれも、ごく当たり前のことではあるのですが、徹底していくことで

ムダな間違いを減らしたり、ポイントに気付きやすくなったり

していくと思います。

なぜか成績が伸びない時の解決策(1)

学校や塾の授業のときには、説明を聞いて理解はできているのに、

後でやると身に付いていなくてできない、点数が伸びない、という

ことがあります。

こういった場合の解決策として、3つほど挙げてみましょう。



 

1つめ。

授業ノートへの書き込みが少ないために、家に帰って復習のために

ノートを見直してもわからない、という場合があります。

板書の合間合間に、自分が後で読んでわかるよう、とことん

細かな説明や注意点を書きこむことが大切です。

インパクトがあるように先生のジョークまで書き込むのも、記憶に

残りやすくなっていいかもしれませんね。

とにかく、ノートが自分専用の参考書になるように、板書だけでなく

ポイントを自分で書き足していく、ということです。



 

それでも上手くいかない場合に、2つめ。

復習の演習量が足りない、という可能性があります。

基本や典型問題などは特に、何度も何度も解いて身に付け、

考えなくても解法が出てくるくらいまでにしておく必要があります。

そうでなければ、難しい問題への応用がききません。

解説を見なくても、迷わず自力で完答できるかどうかを基準に

すると良いでしょう。

理解した上で解法を覚えられれば1番良いでしょうが、逆に

良く分からないけれど、たくさん解いていたら、あるとき急に

分かった!というようなこともあります。



 

そして3つめ。

復習はしているが、やり方が良くない、ということもあります。

これには、いろいろなタイプがありますね。

 

テキストやノートを読んで、復習しましたという場合などは

上に挙げた2に該当してきます。

自分で解くという方法に変えていく必要があります。

 

また、学校や塾の先生に言われた課題をやらずに、自分で

これを見つけてやりました、というパターンもあります。

自分で課題を決めるというのは、一見、自主的に考えていて

良いようにも見えます。

が、宿題などは、まずとにかくこれが必要、ということで出しているので

それをやらないということは、とても効率が悪くなる可能性があります。

決められた課題をこなした後でなら、自分で課題を見つけるのは

良いでしょう。

 

他には、分からない問題が出てきた時に、試行錯誤して1問に時間を

かけすぎる、ということもあります。

場合にもよりますが、2~3分考えても解き方が分からない時などは、

解説を見てしまった方が良いです。

解説を見て納得できたら、それをノートに写す。

もちろん途中の計算は自分でやります。

そして、その問題には印をつけておき、1週間以内、テスト前、

などに解き直しをしてみるのです。

そうすると、1問にかける時間が短くなるので、たくさんの問題を

解くことができ、かえって系統だてて理解できることがあります。

 

あとは、友達と話しながら、音楽を聴きながら、など、何かをしながら

勉強していて集中しきれていないこともあります。

そうすると時間をかけている割には、頭に入っていないということが

ありますね。

 

まとめて1日ですべてやる、というのも身に付かないことが多いです。

やはり数学は、少しずつでも毎日やることが、とても大事です。



 

いろいろな場合がありますが、うまく工夫して、時間と労力をかけただけの

成果を出していきたいものです。

ケアレスミスなど。

たくさんの生徒たちを見ていると、中には、問題の条件

を見落としたり、何の値を求めたのかを間違えたりと、

問題が分からないというよりも、ミスが多いという

タイプの子がいます。

 

今までいろいろな生徒たちを見てきて思うのは、学校や塾で

渡されたプリントなど、必要なものを必要な時にすぐ見つけて

取りだせるような整理のできる子は、数学などでもミスが

少ないようだということです。

おそらく、どういう時に使うか?を考え、それに合わせて

どういう分類をしておけば使いやすいか工夫できているのでしょう。

数学の問題を解くときと同じで、最終的に何をしたいのか?を

常に意識して、そのために何が必要か考えられるのです。

 

逆に「あれ?昨日はあったのに。どこだろう?」「あ、間違えて

違うのもってきちゃった」というようなタイプは、やはり

ミスも多いように感じます。

 

ふと高校のときの物理の先生の「ケアレスミスをなくすには、

身の回りのことから気を付けるといいよ。例えばドアを開けたら

閉める、とか」という言葉を思い出しました。

確かに、数学での解法の立て方や注意深さなどは、日常の

生活の仕方にもつながりがあるのかもしれませんね。

 

数学って何のために勉強するの?

「数学ってなんで勉強するの?」「将来こんな公式とか使わない

じゃん?」「計算だけできればいいんじゃない?」など、

たまに生徒から聞かれることがあります。

これは数学がちょっとイヤになってきている時、でしょう。たぶん。

この答えは人によって様々あると思いますが、私が考えている中で

主なものを2つ書いてみます。



 

まずは1つめ。

論理的な思考のトレーニングです。

 

数学の問題を解くときには、いま問題となっているのは何か?

どうなれば完成なのか?使えるもの(条件)は何があるか?

足りないものは何か?どれを使うのが一番やりやすく効率が良いか?

などなどをすばやく厳密に検討する必要があります。

 

なので、仕事が立て込んだときや、いくつもの料理を同時に作る時

言われたことを誤解なく把握する時など、この数学の頭の使い方が

役に立つ場面は、数えきれないくらいあるのです。

変な勧誘やら何やらに騙されないためにも役立ちますね。

 

学校で学ぶ教科の中でこういった役目ができるものって

意外にないのです。

数学以外では物理もわりとこれに近い部分もあるように思います。



 

そして2つめ。

自分の知識のすそ野を広げるため。

 

なんだかんだ言って、人は自分の頭の中にないものは、

思いつきません。

意識しているか無意識かはありますけれど、どこかで

インプットしたものが組み合されたりして出てくるのです。

創造力とかクリエイティブなアイデアとか言いますが、

そのための材料のストックが頭の中になければ出てこないのです。

なので、数学に限らずあらゆる分野の知識や考え方を

たくさんインプットするということは、深みのある思考や

発言ができる人になるために、とっても大切だと思います。



 

まぁそれ以前にも本来、勉強っておもしろいものです。

私はそれを、自分の授業などを通して伝えられたら、と

思っています。

それに、得することはあっても、損はまずしないでしょうから

一度くらい真剣にとことん取り組んでみてほしいな、とも

思います。