大仏マニアで、高いもの、デカいものに目がないハンダが敢行した
「兵庫デカいもの巡り一人旅」今日も続けてまいります。
まず、神戸電鉄粟生線鵯越(ひよどりごえ)駅から徒歩十数分の霊園に鎮座する、
鵯越大仏を参拝し、つづいて新長田駅に移動。
駅近くの公園に立っている高さ18メートルの鉄人28号を観賞。
詳細はこちらにて(詳細でもないけど…)→「噂の鉄人」
さらに目指すのはまた大仏。
大仏マニアにとって兵庫と言えばこの方なのです!
そう、そのまんま兵庫大仏さまです。
新長田から兵庫に電車移動。
そこから徒歩で大仏さまのおわす能福寺へと向かいます。
iPhoneのマップを見ながら、駅周辺の賑やかな街並を抜け、
住宅街の中を進んで行くと、突然目に飛び込んで来た後ろ姿に
やはり驚愕、そして興奮してしまうのです。

キターー!大っきい!
このファーストインプレッションがたまらないんです。
最初に見えた時の、突如として現れるこの感じ。
風景とどこか相容れない違和感…これ何度も言っててミミタコですね、すみませんね。

ぐるっと正面に回りこみましょう。
建物の向こう側に見える、こんな光景もまた素晴らしい。
早くお顔を拝見したい。
そしてお寺の正面から真っすぐつづく道の先には、
憧れの大仏さまが…

こちらが泣く子もだまる兵庫大仏さまです。
高さは11メートル、蓮台3メートル、台座4メートル、
合わせて18メートルですから、
くしくもこの前に出会った鉄人とほぼ同じサイズということになります。
とは言え、その迫力は鉄人とはまた違ったものがあります。
何と言いますか…この眼力です!

真っすぐにこちらを見つめ返してくる、この感じ!
何にも悪いことはしていないんだけど、なんだか「ごめんなさい!」
って思わず言ってしまいそうになる感じ。
この感じは個人的には、高岡大仏さまに通づるところがあるかも…と思ったしだいです。
以前、富山県高岡市に行った時にお会いした高岡大仏さま。
全てを見透かされているかのような眼力に、たじろいでしまった思い出があります。
その時のブログはこちらです→「高岡大仏」
まぁ、これはごくごく個人的な印象でしかないのですが、
兵庫大仏さまと高岡大仏さまには、明らかな共通点があります。
それはともに日本三大仏のひとつであると名乗りをあげているところです。
日本三大仏と言いますと、奈良の大仏、鎌倉大仏と、
この二つは不動の二大トップに君臨しているわけですが、
三つ目の椅子が誰のものなのか…それは定かではありません。
兵庫大仏、高岡大仏、他にも岐阜大仏などが、
我こそは!と名乗りを上げているのです。
実はこの兵庫大仏さまは二代目でありまして、
先代の兵庫大仏がその三つ目の椅子に座っていたらしいのです。
が、戦中の金属回収令によって、お姿を失ってしまい…
そこから三つ目の椅子は空席のままとなっている、
というわけです。

三つ目の椅子を争っているかのように思えたりもしますが、
いやいや、大仏さまはそんな争いなど全く気に留めてらっしゃらないことでしょう。
少し離れた場所から見ると、大仏さまはかなり下を向いていることに気付きます。
俯いているから目が合うんですよね。
人々を見つめてくださっているような、ちょっと親近感を感じてしまったりします。
それにしても、マンションとマンションの谷間に見えるこの光景も、
なんとも言えずに素晴らしい!
関西の都会の中にある立派なお寺におわす、立派な大仏さまでございまして、
ツッコミどころはほぼ見付かりませんでした(笑)
それでいいんです!
可愛らしい大仏さまも好きですが、こういう正当派も好きなんです。
この後、私はJR兵庫駅には戻らず、
神戸市営地下鉄海岸線の中央市場前駅というところに向かいまして、
市場っていうんだからとの安易な理由で海鮮丼を食べました。
エンドレスで同じ曲が延々かかってる変なお店だったなぁ…。
味は普通に美味しかったです。
で、「兵庫デカいもの旅」、次の目的地はタワーです。
カップルや親子連れしかいないあのタワーの展望に、
ひとりで行くのはそれなりにキツかったですよ…
そんな寂しいひとり旅の記録は、しばしお待ち下さい。
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