芦ケ久保大観音(前編) | 半田カメラ/気になったら とりあえず行ってみるブログ

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フリーカメラマンで大仏写真家の半田カメラが、
「気になったら とりあえず行ってみる」
をモットーに、彷徨いつづける日々の記録です。


最近のブログの大仏頻度は目に余るものがありますが…
申し訳ございません、苦情は受けつけておりませんので、あしからず…。

また秩父にて巨大仏像に出会いました。ひとつは偶然に。ひとつは狙って行きました。
昨日書いた刈場坂峠を越えて→「彷徨って刈場坂峠」 国道299号線に入り秩父方面へ。
険しい山道を越えて、秩父に向かったのはこの観音さまに会うため…ではなく!

また、偶然に見付けてしまったのです。

ハンダの大仏レーダーが 「ビビビ」 と反応したのは、西武秩父線の芦ケ久保駅近く、
道の駅芦ケ久保に立ち寄った時でした。
高台からこちらを見下ろす淡いグリーンの人影を、私が見逃すはずがありません。

Handa-camera-芦ケ久保大観音

あれは巨大仏像に違いないと、一直線に高台の頂上を目指しました。

これが、ものすごい急勾配な坂道でして、車で登れるの…?後に下がってくんじゃないの…??っていうぐらい。
スキー場でも超上級者しか行かないような道をおそるおそる上がっていきます。
(登ってみたらトラックがあってビックリしたんですが…どうやって登ったんだろう…)

そんな思いでとうとう頂上へ。

Handa-camera-芦ケ久保大観音

上にあったのは広い霊園。東京の源寿院というお寺の埼玉別院だそうです。
右に見えるは、秩父のランドマーク的な山、武甲山。採掘がすすめられ、段々に削られた山肌には雪が残っています。
左に芦ケ久保大観音さまが…なんと正座していらっしゃる。

Handa-camera-芦ケ久保大観音

いままでお会いした座像って、みんなあぐらスタイルだったと思うんです。
観音さまって立ってるスタイルしか見てないような気が…。正座ってなんだか不思議な感じがします。

正面に回ってみます。

Handa-camera-芦ケ久保大観音

Handa-camera-芦ケ久保大観音

台座が二段式になっていて、台座込みで高さは18.5メートル。これまた大きいでしょ、大きいんです。

正座してお椀を持って、これからお味噌汁でもすするのか、と思ったのですが、
後で調べたところ、お味噌汁だなんてとんでもない!この椀のようなものには、魂が乗るらしいのです!
∑(゚Д゚)
この座り方は倭座り、手に持っているお椀は蓮台というんだそうで、
ここに死者の魂を乗せて極楽へと連れて行ってくださる、霊園にはピッタリのスタイルなのだそうです。
し、失礼致しました…私が食いじがはってるんです…。

また、長くなってしまった…続きはまた明日。



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