木暮荘という名前のアパートに住む人々の話。
住人たちがそれぞれに少しずつ関わりを持ちながら、それぞれの視点での6話だった。
たとえば花屋のアルバイトの女性の視点の物語を読んでから、他の人の視点物語に登場すると不思議な感じがする。よりその人物の印象が深く濃くなる。
最初は、古いアパートに住む普通の人たちの物語かと思った。
読み終わると、みんないろいろありながらも乗り越えて前に進んでいる人たちなんだな、と。
普段、「なんでこんなことするんだろう」と他人に対して思うことがあったら、「この人もなんだかんだこうせずにはいられないんだな」と少しは寛容になれればいいな。
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