題名から来るイメージは、孤独な女性による小さい宿の物語、だった。
読んでみると、イメージとは大違いでスケールの大きな物語だった。まるで映画を観ているかのように映像が目に浮かぶ小説だった。
理不尽で「どうしようもないこと」だらけ。江戸の時代の常識が腹立たしい。
物語の登場人物それぞれの視点書かれることに、納得できたり、それでも嫌だなと思ったりした。
幼い子ほう、の純粋さが悲しくなる。誰かこの子を助けてほしい、とそう思う大人の優しい心の部分にホッとした。
悲しい物語ではあるけど、読み終わってしばらくすると優しさが伝わる物語だった。
付け足し
児玉清さんの解説だった。
なんだか嬉しかった。
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