【遺品整理】衝撃のお値段 | wai blog~日々是安泰~

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実家の片付け問題。


親が年を取り、自分の体力の衰退を感じると

他人事ではなくなる。


夏に帰省したとき、3回ゴミ捨てに行ったが、

捨てられる量なんてたかが知れている。



手のつけられない大型家具など、どうしたらよいのだろう?


やはり業者か。


実家の片付け頼んだら、一体いくらかかるのか!


ずっと気になっていた。



友人から聞いた話。


この夏、親戚の一人暮らしの方が亡くなったそうな。

両親が亡くなってから親戚付き合いがない方で、

訃報を聞いたご兄弟が10年以上ぶりに家に行ってみたら…


ゴミ屋敷!


こりゃ大変だということで、二人で片付け始めたが丸々2日かけても片付いたのは玄関だけ。


一般よりかなり広い家。

果てしのないゴミに埋もれたゴミ屋敷。


もう業者に頼むしかない!と友人のところへ話がきて、遺品整理など専門の知り合いに頼んだところ

 

まさかの160万円!


高くない!?

と思ったが、この状態を片付けるとなると

他社に聞いても同じか、それ以上だろうと。


せめてもの救いは、亡くなったご本人がたくさんのお金を残していたこと。


片付けもお葬式も、お墓も、なんの心配もなかったと。


たしかに、160万を身内で負担、となったら身内のいざこざが発生しそう。


かなり大きな家だったことと、ゴミ屋敷だったこと+アルファでこの金額だったと思うが


一軒家を片付けるって100万くらいは軽くかかるということなんだろう。



そこからゴミ屋敷の話になった。

You Tubeでもゴミ屋敷を片付ける動画があがってくるが、早送りで片付いていくのを見ると不思議とスカッとする。



見ながら思うのは

こんなになるまで、

なぜ捨てなかったの?


ただ、それは別のことでいえば


なぜ勉強しないの?

なぜ働かないの?

なぜ料理作らないの?


と同じことのように思える。


当たり前にできる人からみたら、ハテナ?だらけ。

でも、できない人には、やり方がわからない。

やはりハテナ?だらけ。


もちろん教わればできるものもあるだろうが、

教わっても、全く理解できないことってあるよね。

脳にも個性があるんだろう。




今朝起きたら、旦那さんが食べたカップ麺の容器がシンクに置いてあった。


軽く洗って、ゴミ場に入れる。


これができれば、回避できることなのに。


椅子に、ついついパンツをかける。


これをタンスに入れられれば…


ゴミ屋敷って、案外そんなところから始まってしまうんだろうなぁ。



遺品整理、片付け費用残しておけばいいんでしょ!


という人もいるかもしれないけど。


私としては、ゴミに囲まれて人生終わらせるのも自由だけれど


片付けたい気持ちがあるならば

人生の後半、少しでも気持ちのよい空間で過ごせばいいのに、と思ってしまう。


おせっかいかもしれないけど。



160万かかる話、今度母に会ったら伝えたいと思う。


核家族化が進んできた今、物で一杯の実家を持つアラフォー、アラフィフ世代は多いと思う。

私たちの体力のあるうちに片付けを手伝ってあげれるのが1番いい。


なんで片付けないのよー!

と言いたい気持ちもわかるが

高齢になると、意欲も体力も落ちてしまう。

やりたくてもできないのだ。


これは自分が親の年になってみないとわからない、ということを忘れずにいたい。


 

 



 

 



 

 




 

 



 

 



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