ここ数年、恒例になった友達との『子育てお疲れ様ランチ』
ここ２年は羽咋のフレンチレストラン『ラ・クロシェット』さんにお邪魔していたが
今年は、友達おすすめの『ひのともり』さんへ。
東京出身の若いシェフが能登に移住してきて開いたフレンチレストラン。
全く知らなかった！
場所は、数回ランチに行ったことのある元イルピアッド・ハタダさんの店舗。
そこをリニューアルしたのが、日野シェフで『ひのともり』をオープン。
テーブルにもウエルカムメッセージが！
デザートの合間に気さくに顔を出してくれたシェフ。
「能登にほれて移住しました。
もっと奥のほう、珠洲あたりでって思っていたのですが、縁あってこちらに。」
へー。
私も友達も、県外出身者。
思わず
「能登のどこがそんなに
よかったのー？」
声がそろっちゃって、大笑い。
ほんと、教えてほしいわ。
私たちにはあまりわからないから。
この数年、能登移住してきた人が何人かいらして、
みなさん、若い！
才能ある若い人が、七尾界隈に越してくるのをみると、純粋に不思議で聞いてみたいの。
「どうして能登へ？」
中能登に移住された方は、
「水！」と何とか（忘れた）って言ってたけど
ここの水、エコキュートがぶっ壊れる水だよ！？
と思わず主婦目線で突っ込みを入れてしまったｗ
ミネラル分が多いとかいうけど、石灰化しやすくて、エコキュートがつまるんだよね。
泣いている人多数…
って、そういう意味での水じゃないんだろうけどね。
話がずれたけど、
若くして土地にほれて、実際にそこに住むことができるって幸せなことだな、と思った。
お料理関しては、美味しいとか、苦手とかしか言う術を持っていないので、語ることは控えたいが
「とても、美味しかった！」
本当に、美味しくて、大満足。
5500円のコース。
写真はランダムに載せています。
唯一、苦手だったのは、添えられていた鮎の肝を使ったソース。
鮎のハーブたっぷりタコス風はソースなくても美味しくいただけた。
私は魚介の苦い系が苦手なのもので。
友達は、それがとても美味しかったとシェフに言ってた。
私は、こちらの甘鯛の炭火焼が一番美味しかった！
ほろっ、ほろ！
甘鯛って、甘いんだ～と。
炭火焼なのがよかった。
タイを思い出した。
タイの屋台…
フレンチレストランでタイの屋台を思い出すなんて。
失礼かと思いそのことは伝えなかったけど、炭火焼は最高だった！とだけ伝えた。
氷見産の放牧豚も炭火焼でジューシーだったが、
甘鯛のほうが感動。
朝採れの甘鯛。それとキスのフリッターも！
もう一度食べたい！
デザート後、キャンドルの乗ったプレートがやってきた。
あれ？友達、誕生日だった？
「おめでとうございます。」
と差し出されたのは！
祝ママ10年記念。
心遣いに感激！
友達曰く
「予約する時に、子育て１０年をお祝いするランチなんだ、って書いたの。
こんなことしてくれるなんて、さすがー！」
キャッチボールのできるお店だなってうれしくなった。
実は、これと対照的なことが最近あったので、
余計にうれしかった。
デザートはシャインマスカットとパンナコッタ。
フレンチって、敷居が高くて、サービスもクールなところが多い気がするけど
いい意味で朴訥さというのかな、
お客様との距離がほどけるような柔らかい対応をするお二人だった。
これはもう、持って生まれた才能かもしれないけれど。
お料理もサービスも好きだったなぁ。
シンプルに「また行きたいな」と思わせてくれるお店でした。
もう一つ、感動したのは
インテリア！
というのも、前日に有元葉子さんの本を読んでいて
紹介されていたイタリアの家や長野の家の雰囲気にうっとりと見入っていたのだ。
それが、そのまんま、この店のインテリアだったの！
入った瞬間、「有元さんの世界！？」って感動した。
写真だと明るいけど、ワントーンシックな雰囲気。
白を基調とした店が多いイメージだけど
もう少し暗くて、オリーブ色というか、グリーンの映える、秋の似合うインテリア。
イタリアの田舎だわ・・・
行ったことないけど！
ひのともりさん、おすすめのレストランです。
wai