友達の職場の人の不可解な話を聞いた。
登場人物を紹介しよう。
友達の職場の人
Aくん(30代後半・バツ1)
Bさん(Aくんの元妻・30代後半・最近再婚)
Cくん(Bさんの現夫・30代)
AくんとBさんは、数年前に離婚した。
子供の親権はBさんが持っているので、子供に何かあった時は連絡を取り合い、Aさんも、月に数回は子供と会っていたという。
そのうち、Bさんには新しい彼氏ができ、めでたく結婚。新居に引っ越しをした。
この際、シングルベッドを一台購入したのだという。
AくんとBさんが離婚した時、2台あったベッドはそれぞれが1台ずつ持っていったそうだ。
Aくんは、そのまま使ってると言っていた。
結婚した時に買ったのだろうから、子供の年齢を考えると10年以上は使っているはず。
引っ越しして数日後、Aさんの元にBさんから連絡があった。
「新しく買ったベッドのマットレスが硬くて寝れない。
あなたが持っていったベッドの
マットレスと替えてほしい。」
と。
Aくん。
「わかった。」
しかも、Bさんが取りにくるわけでもなく、AさんがBさん宅に運んであげたのだという。
車で2時間も離れているのに!
この話をAくんから聞いていた友達は、
唖然(;゚Д゚)
「しかもね!
行ってみると、
現夫のCくんが待ってて、
二人で一緒に設置して、
交換したんだって!
信じられないわ~!
って、Aくんに言ってやったわよ!」
「それに、せっかく、新しい旦那さんと新生活ってのに、わざわざ、前の旦那が使ってたマットレス持ってくる?
気持ち悪すぎ~
どういう神経してるのかしら!」
Bさんは、なんて思ってるんだろ?
もしかして、新しいマットレスと交換したんだから、文句ないでしょ。
あなたはラッキーよ!
くらいに思ってるんじゃ…
「たぶん、そんな感じだと思う。
今の若い子の感覚って、わかんないわ。
って、そんなに若くもないか」
実際はもっと不思議な付随話があったので、聞いてるうちに私も呆然としてしまったのだが…
唐突に、ある言葉が降りてきた。
「もしかして
SDGsなんじゃないの!?」
新しい循環型社会の一例なのかもしれない。
あまりに、最先端すぎて、おばさん達には理解不能だし、真似はしたくないことだけどね。
私たちに新しい社会への柔軟性がないだけなのでしょうか?
それとも…
wai