やさぐれて、一人金沢 | wai blog~日々是安泰~

wai blog~日々是安泰~

旅、子育て、暮らし、気づきを綴るblog。

楽しみにしていた旅がキャンセルになった…
ショック…
 
自分が頑張ってもどうにもならないことってあるよね。
 
それを楽しみに1ヶ月過ごしてきたから、
心がやさぐれた。
 
がさがさな心と共に、金沢へ。
「本当なら、今頃…友達と…」という気持ちも一緒に連れて。

金沢をぶらり一人散歩。
 

 
 
いつもなら、金沢は歩きを楽しむけど、この猛暑。

即、バス1日券を購入。

観光客気分になるね。


大人600円。
金沢の中心を巡るなら絶対買うべき。
たとえ一区間でも、気楽に乗れるのがいい。
 
スタートは近江町市場近くのドトールでのモーニング。
金沢に来ると必ず行ってしまう。
 
そこから徒歩で、尾山神社へ。
 
 



 
夜のライトアップがきれいみたい。
いつか見てみたい。
 
 
尾山神社って緑が多くて好き。

この日は人がほとんどいなかった。
 
 
木陰は涼しいといっても、汗が噴き出る!
 
そして、蚊が気になる。
 
 
 
いそいそと尾山神社を後にして
香林坊で再びバスに乗った。
 
 
21世紀美術館の千利休を見たかったけど、
混んでいそうだったので、避けた。
 
私が目指したのは、地味な県立美術館。
 
広坂を登っていると、石浦神社の鳥居がきれい。
 
横目に見ながら坂を上る。
 
 
県立美術館に辿りつく頃には、汗びっしょり。

ここになぜバス停がないのか謎!
 


楽しみにしていたのは、
『竹久夢二展』




入場料は1100円

大正ロマンという言葉がぴったりの竹久夢二の世界。
 
晩年の彼は、生涯憧れ続けた欧米への旅へでかけるのだけど、
待っていたのは、失望と困難。そして病。
 
亡くなったのは49歳!
若かったのね。
 
恋愛遍歴もなかなかの人だと今回初めて知った。

とある雑誌の8月号の表紙。
花火と女性のイラストがとってもキュートだった。
 

竹久夢二展の涼しい館内で息を整え、また暑い外に出た。
 
実は、この近くに、半年前から行きたかった場所があるのだ。
 
県立美術館の裏手にある
『美術の小径』

そこを目指して県立美術館の建物をぐるっと回ると、さらさらと小川が流れ、ほんの一瞬だけ雨がパラパラと落ちてきた。

 
つづく