【センターポイント・シーロム③】身代わりになってくれたの? | wai blog~日々是安泰~

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2018年10月のバンコク旅行記です。

 

バンコクのおすすめホテル、センターポイントシーロムの2017年の宿泊レポのつづきです。





 

立地のよさとお手頃価格で、2018年もここに2泊した。

 

 

今日は、チェックアウト後に起きた不思議な話を

当時の部屋の写真と共にシェアしようと思う。

 

 

137ピラーズバンコクをチェックアウトして、昼過ぎにセンターポイントシーロムに到着した。

 

 

 

まだ早すぎたので荷物はフロントに預け、えみちゃん家族とアムパワー水上マーケットに向かった。

ホテルに戻ったのは20時を過ぎていた。

 

 

ルームカードを渡された時、フロントの方に何か言われたのだが、よく理解できず。

 

たぶん、予約した部屋が満室になってしまったようだ。

『ランクアップしました。』ということだと思う。

 


入ってびっくり。

 

一年前に泊まった部屋よりかなり広かった!

 

だだっ広いって感じで正直落ち着かない。

 

みんなも泊って行かない?

って言いたくなるくらい。

 

ダブルベッドが2台。

 

広すぎるのも落ち着かないものだ。

 

ここは、サービスアパートメントとして使われていたせいか妙に殺風景。

 

 

きれいなのだがインテリアがガランとしていて、寂しい。

 

収納とかたくさんあるから1週間とか連泊したら、

良さがわかるかもしれない。

 

 

部屋は広くなっても部屋の雰囲気は前回とほぼ同じ。

 

 

アムパワーが想像以上に楽しくて興奮していたからだろうか。

 

息子は、この日も即寝たけれど、私は、妙に寝付かれなかった。

 

洗濯機を回したり、お酒を飲んだりしたけど、昨夜みたいに楽しい気分になれない。

 

 

 

 

なんだろう。

妙に落ち着かない感じだったのだ。

 

旅が終わる、という寂しさもあっただろうが。

 

 

ここに2泊した後は7時半頃にはチェックアウトして空港に向かい、旅は終わる。

 

朝が苦手な私。

朝に慌てるのは嫌なので、前もってパッキングしていた。

 

チェックアウトする時、スムーズに出れるように。

 

それでも、心配症なので、出る時は何度も部屋を確認してしまう。

 

大丈夫だよね?

忘れ物してないよね?

 

 

 

マダムから事前に

 

「ホテル前に泊まっているタクシーは要注意だから

ホテルのスタッフさんにチップあげて、メータータクシー呼んでもらいなさい。」

と言われたのでその通りにする。

 

 

日曜日の朝。

まだ渋滞はない。

明るい陽射しの中、タクシーはスムーズに進んでいく。

 

が、

何か、落ち着かない。

 

何か、忘れているような・・・

 

それに気が付いたのは空港に着いてからだった。

 

 

空港内はエアコンが効きすぎて寒い!

シャツを羽織ろうとしたら

 

ない!

 

忘れないように、椅子の背にかけておいたのに・・・

 

ユニクロで2980円くらいだったと思うけど

麻で、着やすくて、気に入っていたのに!

 

私の白シャツ!

 

そのシャツに対して妙に思い入れの強い自分に

驚いた。

 

えみちゃんに頼んでホテルに聞いてもらおうか?

いやいや、ユニクロだよ?

でも、気に入ってたし・・・

 

 

ずっと楽しい旅だったのに最後の最後で、もやぁん、とした気持ちに包まれてしまった。

 

なんて、おっちょこちょいなんでしょう。

あぁ、やだやだ。

 

 

家に戻って数日後のこと。

 

お友達が

『ちょっと、ぞっとするようなことがあってね…』

と話してきた。

 

簡単に話すと

 

旅行に出かけた時、ある駅前で、不思議な路上詩人みたいな人に声をかけられた。

 

話していると『この本をどうぞ』と本を渡された。

 

酔っぱらっていたし、本を確認もせずにありがとう、と受け取り

 

買いますよ、と、お金を渡そうとしたら路上詩人は頑として受け取らなかったそうだ。

 

押し付けられるように、その本をもらってきた。

 

その後、ホテルに戻って、まじまじその本を見てみたら、表紙の裏だったかに、不思議な言葉が手書きで書かれていた。

 

それを見た瞬間

ヤバイ!

と感じて、本はそのホテルに置いてきたと。

 

 

何か、意図しないものを受け取らされそうになった

と言っていた。

 

 

そして、翌日観光して家に戻ったら

 

買ったばかりのジャケットがない!

 

 

記憶を辿ってみると、前の日、夜は寒いからと羽織ってご飯に出かけた。

 

ホテルに戻ってきて、ハンガーにかけたのも覚えている。

 

『私も心配症だからホテル出る時は念入りに忘れ物がないかチェックしたの。

 

あのジャケット、買ったばかりでお気に入りだったのに!

 

ホテルに電話しようかなって思った時

 

もしかして、私の身代わりになってくれたのかもしれない、って。

 

 

あの本、明らかに変だったもん。

嫌な感じがしたの。

 

私の代わりにお気に入りのジャケットが身代わりになってくれたのかも。

 

服って、持ち主を守ってくれるんだよ。

 

だから、ホテルに電話するのは、やめたんだ。

 

白シャツも、身代わりになってくれたと思って、気持ちよくバイバイしよう。』

 

 

そうですね・・・

 

いくら私が筋金入りのおっちょこちょいだとしても

忘れないためにかけておいたのに忘れるって、おかしいもん。

 

 

あの白シャツも

友達のジャケットも

どこか異次元に迷い込んでしまったのかもしれない・・・

 

 

世の中には、説明のつかないこともあるのだ。

 

でね、最近、ある動画で言ってたのだ。

 

『麻の服は、魔よけだよ。身を守ってくれる』

まさに、ユニクロだったけど、麻だった。

 

守ってくれたんだね、ありがとう。

 

そういうことにしておこう。

 

 

もしかしたら、今頃私の白シャツは、泥棒市場で売られているかもしれない。

 

 

見知らぬタイ人のおじさんが着ているかもしれない。

そして、今の持ち主のことを守っているかもしれない。

 

そんな想像をしたら楽しくなってしまった。

 

 

センターポイントシーロムの記事

次回でラストです。


つづく。

 

wai