出来る子だって辛い!理解してほしい、自分の良さを。 | wai blog~日々是安泰~

wai blog~日々是安泰~

旅、子育て、暮らし、気づきを綴るblog。

子育て中のママへ
励まし実話を紹介しています。

私が届けたいのは
【大丈夫だよ】
ということ。


今回は、前記事を読んだ
Yちゃんから昨日届いたLINEを紹介します。


Yちゃんの息子さん(現在高校生)も
小学生の頃
理解ある担任との出会いで
大きな変化を体験したようです。


『私も、息子も、
6年の時の担任に恵まれたね
って言ってるの。



息子は
「6年の担任が最高だったから、
今の自分がいる」
と言うくらい。


うちの息子は要領が良かったみたいで

勉強は授業聞くだけで出来たし、
スポーツも
すぐに出来るようになっちゃう
運動神経のいいタイプだった。


だから
自分と同じように出来ない同級生に対して
もどかしさを感じて、
ついつい
キツイ冷たい言葉を言ってしまってたみたい。


2~5年の担任には

「優しそうに見えるのに、
人の思いがわからない子」

「こんなこと言ったら相手がどう思うのか
わからない子ども」

だとよく言われた。

そんな風に言われたら
親としては心配だし、ショックだよね。



そんな中で、
6年の担任はこんな風に
息子のことを話してくれた。

「長い教師人生で
初めて出会うタイプの子です。


嫌な言い方しますが
◯◯くんの言ってることとやってることが
一致するのか
確かめるようなこともしてみました。

1年じっくり関わってきて
◯◯くんのことが、
よくわかりました。


確かに、発する言葉は
相手を思いやってない
冷たい時もあります。


◯◯くんみたいに、
【いち言っただけで、10わかる】
というタイプは小学生には
まれなんです。


みんながみんな、
こう言えば伝わる、わかるだろうと
思ってしまって
言葉足らずな部分もあるから、
たしかに
誤解されやすいかもしれません。

その部分は、
とても、もったいない。


◯◯くんは
自分の言ったことに
最後まで責任を持てる
スゴい子ですよ。

それにとても優しい子です。

もう1年担任して、
一緒に過ごしたかったです。」


先生の言葉を聞いて
私も息子に対する思いが変わったし、

息子も
担任が自分のことを認めてくれてることや
良さを分かってくれてることを
理解してたんだろうね。

この先生のお陰で、
ずいぶん変わったなあと思う。
自信もついた感じがした。


ほんとに、
まるごと受け止めてくれる大人がいるって
大事だなあって思います。』



出来ない子には
出来ない子の悩みがあり

出来すぎる子にも
やっぱり
出来すぎるからこその
悩みがある。


Yちゃんとも話してたのだけど
担任に限らず

【まるごと受け止めてくれる大人】

の存在が
大切であるということ。

その大人は
家族以外がよいかもしれない。

家族が
自分を愛してくれるのは
なんとなく理解できる。


他人に理解されたとき
家族では埋められない部分が
満たされるような気がするのだ。



そう考えると
私は
小4から習いだした
習字のおばさんが
そういう存在だった。


習字を通して
常に人生を
生き方を伝えてくれていた。


今も元気な105歳!

お正月に会ったときの話が
とても印象深くて
シェアしたいと思いつつ
放置してしまっていた。

この話も、忘れないうちにシェアしたい。




私の弟は、字がなかなか下手である。
でも、習字のおばさんから
書写を習っていた。


弟が小2の時だったか
書写大会で賞をもらった。


すると担任の先生が
「(弟)くんは、
すごく字がきたないのに、
入賞するのはおかしい。

ずるしたのではないか?」

と疑ってきたのだ。

それが本当なら、
かなりイカれた担任であるが
なんせ何年も語り継がれた話だから、
ニュアンスが変わってる可能性がある。


さらに、このお正月で判明したのだが

その時、母は
同級生のお母さんから

「うちの子のほうが字が上手なのに、
(弟)くんが入賞するなんて!」
と言われたそうな。

たかだか小さな賞をもらっただけで
この言われよう。

頭のおかしな人たちが
結構いるものだ。


担任に疑われた話を
当時、習字のおばさんにしたら

「何言ってるの!
(弟)くんは、字が上手よ!
そりゃあ、入賞しますよ!」

と、ほめてくれた。


家族も、家族で
たしかに日頃の字のきたなさと
入賞がミスマッチで
やや怪しいと思っていたくらいだ…


習字のおばさんは、
生徒全員の可能性を信じてくれた。
いつも味方でいてくれた。


字が下手なのは、
おばさんが一番よく知っているはずなのに。



でも、最近、
息子を通して気づいたことがある。


書写の字と
日常の字は、違う!
ということに。



息子も書写を習っていて
その字は
なかなか上手に書けているが

普段の字は
別人のように汚いのだ!


弟の長年の謎もとけた。
書写だけは
きれいだったのだと思う。


日常の字は、今でもきたないから
余計に
当時のエピソードが笑えてしまう。




今、ここで暮らしていて
あんまり変な人には
会わない。


非常識なこと言ったり
傷つけるようなこと言ったりする人。


昭和から平成への移行期は
いろんな人がいたんだなぁと
笑ってしまった。


いや、今もいるのかもしれない。

最近読んだ群ようこさんの本には
そんな
イカれた人々が
これでもか!ってくらい
描かれている。


たぶん、実話だから、超怖いし
そういう人が身近にいないことを
祈る。


そして、自分が
子供の自信を削ぎ落とす
イカれた大人にならず

子供を励ます側の大人になりたいと
思うのである。

wai

【4月の人気記事ランキング】

💎1位

💎2位 

💎3位