自己否定の本当の怖さ | wai blog~日々是安泰~

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~閲覧注意記事です~
病気に関して現代医療とは別の見方を書いています。
 
人によっては、不快に感じるかもしれませんので『女性特有の病気』と聞いて
モヤっとした方は、ここまでにしてください。
 
 
図書館で偶然みつけた小林正観さんの本が
おもしろくて、おもしろくて。
 
 
 
 
前に紹介したことがあるが
女性特有のポン(あの病気の愛称です)に
なりやすい人の特徴について
正観さんも書かれていた。
 
 
以前書いたのは
レイキの川島さんが講演会で話されていたことで
特定の男を恨むなかれ!


さて、本で正観さんが紹介されていたのは

終末期医療をされている病院の
副医院長さんから聞いた話。
 
 
副医院長さんが、正観さんに聞きました。
 
『乳ポン、子宮ポン、卵巣腫瘍の人には
共通項があるのですが、わかりますか?』と。
 
 
副医院長が言うには、患者さんたちは、
次の3つの言葉を繰り返し口にしてきた、
らしいのです。
 
 
①女になんか、うまれたくなかった!
 
②男に生まれてきたかった!
 
③今度生まれてくるときは
絶対男だ!
 
 
その言葉を言ったり、思い続けてきたとしたら
それは、自分の体にそう言い聞かせてきたということ。
 
 
 
ここからは、私の意見ですが…
 
この話の本当の恐ろしさ、わかりますか?
 
 
あなたが女性だったとして
「ほんとは、女なんて嫌なのよ」
「女って、損よね」
「あー、なんで、男に生まれなかったんだろう…」
 
無意識に、繰り返し、何十年も考えていたら…
 
 
別の言葉を使えば
 
「女である私なんて大嫌い」
「女である私なんて価値がない」
、女でなんて、いたくない」
 
と何十年も自分に言い聞かせているのと同じ。
 
 
つまり、究極の自己否定とも言える。
 
 
あー、自己否定って、こういうことだったのか!
 
 
否定してくる相手が自分自身だから逃げれない。
 
 
否定してくるのが
学校の先生なら、学校行かなければいい
親なら、家にいない時は逃げられる
友達なら、付き合いが終われば離れられる
 
でも、自分だったら…?
 
 
この自己否定って
何かできる、できない、とかじゃなくて
女性としての存在そのものを
否定してるから命への否定にもなる!
 
 
すごいダメージを自分に与えているよね。
 
 
ここから正観さんの言葉
 
「そのように思い続けてきた結果、
自分の体が反応するのです。
 
 
【わっかりました。
じゃあ、女でなくなっちゃいましょうね】
 
というわけで、
女性特有の器官を切り取る方向に動くのです。
 
誰のせいで?
 
自分の言葉、思いのせいです。」
 
 
これは、女性特有のポンについての話だが
他の疾患も同じかもしれない。
 
 
自分の人生のすべての出来事を
否定的に評価している人は
【生きているのがそんなに辛いのなら…】
と、体が死に向かって、反応してしまうのかもしれない。
 
 
 
私は、この話にとても共感したのですが
これをあなたに押し付ける気はありません。
 

でも、あまりに体調が悪い
体調を崩しやすい、いろんなことがうまくいかない
 
そういう方は思いあたることがないか確認してほしい。
 
自分の人生を否定することや
自分の性別に文句をいうことで
 
自己否定して、自分をメタメタにしていないか?
考えてみてください。
 

想像してみてほしい。
 
「いつも、応援してるよ!
あなたのことが大好きだよ!
いつも、素敵だね!」
 
って、誰かに褒められたら
ニコニコ、うれしくなって、元気でませんか?
 
 
「あんたなんて大嫌い!
なんで、生まれてきたの?よく生きてられるね。」
 
そう言われたら、落ち込みますよね。

特に、大切な人にそんなこと言われたら
死にたくなりますよね。
 

それを、
自分に対してやっていませんか?
 
ということ。
 
 
他人に否定されたら誰だってシュンと落ち込みます。
 
あなたが自分自身を否定したらどうなるでしょう?
 

体も落ち込みます。
落ち込み続けたら、免疫も落ちるし
生きるエネルギーわきませんよ。
そりゃ、体調も変化するでしょう。
 
 
この正観さんと副医院長のやりとり読んで
自己否定が自分を滅ぼす、
ってこういうことだったのか!
って、やっと腑に落ちた。
 
今まで、わかってるつもりだったけど
本当にはわかってなかったことに気がついた。
 
 
 
 
私も子供の頃から長いこと
 
なんで女に生まれてきたんだろう?
男に生まれたかった。
 
って、ずーっと思ってたから。
 
 
そりゃ、人生しんどいし、体もしんどいわな!
 
長年の謎が解けた気分。
 

かつての私のように、本当にそう思ってる場合
この話を聞いたからって、急に
「やっぱり、女でよかった!」
とは、なかなか思えないと思いますが。
 
私はあんなに女性であること損だと思ってたのに
いつのまにか、女のほうがいいよね、楽だよね、最高だよね、ってなった。なぜ、そうなったのかは、もう忘れてしまったわ。
 
 
それでも
「あー、自分のことめちゃくちゃ傷つけてたのは
自分だったんだー!
ごめーん!」
 
って、気付くことができたら
それは、自己肯定・自己受容への大きな第一歩になると思う。
 
気付かずに
メタメタに傷付けてること
傷付けられてることが一番怖いもんね!
 
回り回って小林正観さん。
 
 
誰か言ってたな。
考え方も年月が経過して「ダサっ」って感じるのは、ただの流行だ、と。

 
真理だったり、普遍的なものは、
年月が経過してもダサく感じないもの。
 
仏陀の教えとか、聖書とかもそういうことかもね。
 
 
そう考えると今日読んだ正観さんの本、
かなり昔のなのにとても心地よく読めた。
 
作者や思想家との相性はあると思う。
 
 
私はこういう、よくわっかんないけど
気楽で、ダジャレもあって
人の気持ちを明るくしてくれる方の話が好きだなぁ。
 
あなたも、あなたに
ベストマッチな人の話を信じたらよい。
 
あなたが信じたことが
あなたの人生を創るんだからね。
 
wai