小1、縄跳び跳べない問題 | wai blog~日々是安泰~

wai blog~日々是安泰~

旅、子育て、暮らし、気づきを綴るblog。

昨日、久しぶりに家族四人でお出かけ。

 

 

私、

マンボウが前から気になっておりまして

そのマンボウが

福井にいる!と判明したため


越前松島水族館へ行ってきた。

 

水族館に貼ってあったポスター
 
 

マンボウ・・・


のとじま水族館に、数年前まで

マンボウのはく製?が飾られてて

それを、息子がすんごく怖がってね・・・

 


マンボウがいるから、行かない!

 

動かないから大丈夫って言っても

とにかく、苦手なようで。

 


マンボウのはく製がある場所は

いつも目をぎゅっと閉じて、

逃げるように

通り過ぎていた。

 


その後、リニューアルがあり、

それと共に、

のとじま水族館からマンボウは消えた。

 

なんとなく、

寂しかったなぁ。

私は。


 

昨日、マンボウのこと調べてから行こう、

と検索したら

 

いろいろ出てきました。

 

マンボウって・・・

かなり、

変わってるみたいね!


とても繊細で、

でも人懐っこくて

のぼーん、としてて、

ボケーっとしてて

すぐ死んでしまうとか・・・

 

とにかく、

ちょっと変わった生物なので

はまる人は

はまるだろうなぁ。

 


是非、みなさんも

『マンボウ かわいい』

で検索してみて。

面白い話が出てくるよ。

 

なんともいえない

キモかわいさみたいなのが

心をくすぐる。

 

 

越前松島水族館の入口から

入ってすぐのところに

マンボウは、いた。

 

 

ちょっと、想像より、

可愛くは、なかった。


 

気持ち悪さが勝ったかな・・・


でも、のんびり泳ぐ姿は優雅で

お顔は、どこかで会いましたか?

という

デジャブみたいなのを感じた。

 

越前松島水族館のレポはまた書きます。

 

 

 

そして、夕方帰ってきて

娘が久しぶりに帰ってきてるから

(車の免許の試験でね)

姪っ子ちゃんたちも集まって

いつもシーンとした家に

灯がともった。


にぎやか、にぎやか。

 

 

ダイニングテーブルがなくなって

広くなったおかげで

小1と、小3は、

リビングで縄跳びしまくる。

 

 

小1というのは、

うちの息子ですが

10日くらい前だったかな。

 

学校から

縄跳び買いますか?

のお便りが来た。


あー

ついに、

来てしまったか…

 

恐怖におののいた。

 

 

小1

縄跳び、跳べない問題。

 

保育園でもしなかったし、

過去に何度かやらせてみたけど

全く、動きを理解できない息子。


本人も嫌がるから

教えるのはやめた。

 

 

困ったなぁ、困ったなぁ。

のまま、小学生になり…

 

はて、

今はどんな状態なのかしら?

と、気になって

跳ばせてみたら・・・

 

 

オーノー!

これは、

どうしたらいいべ!?

 

親なら頭を抱えるレベルだと

判明。

 

 

私はすぐに動画を検索。

 

【縄跳び 跳べない】

 

 

いい時代だ。


縄跳びを飛べない子のためのレッスン動画が

いろいろと出てきた。

 

でも、息子は、興味を持たず

私の言うことも聞かない・・・

 

動画なら真似るかな、

と期待したのだけど。

 

 

 

ただ、せめてもの救いは

 

本人が縄跳びに

興味を持っていること。

 


下手ながらも、

1回できたよー!

2回できたよー!

って喜びながら

自己流ならやってくれたこと。

 

 

え?

それで、縄跳び跳んだって言う?

みたいなレベルだったけど

 

せっかく本人が頑張ってるから

いいね、上手だね、って

褒めたいのだが

 

やっぱりさ、

口出しちゃうよね。

 


手が違う。

足が違う。

こうじゃない、あーじゃない・・・

 

ママの言うこと

聞きなさいよ!!!怒

 

 

そのやりとりをしつつ

勢いだけで

数回跳べるようになったものの

これから先どうしたらいいのか

全く検討つかず、

で止まっていた。

 

 

そこに、帰省してきた姉、大学生。

 

幼児教育専門だし、

『これから保育園とかに勤めたら

必ず、こういう子がいるはずだから!

 

勉強だと思って、教えてやって!』

 

とお願いしたところ、

やっぱり若いせいなのか

いろいろな方法を編み出して、

練習させてくれた。


なぜか、姉の言うことは聞く息子。

 

私がいると、口を挟んじゃうから

二人を残して、私は2階で読書。

 

 

少しして

軽快なJUMP音が聞こえてきた。

 

もしかして、

もう跳べるようになったの!?

と喜んで見にいったら

姉が跳んでいた。

 

 

それでも、その日だけで

跳べる回数がグーンと伸びた。

 

本人も、うれしそうに

何度もチャレンジしていた。

 


それが、金、土と続き

日曜日、姪っ子ちゃんたちとも

跳ぶ練習。

 

 

 

小3の姪ちゃんは、縄跳びが大得意。

それを真似て

一生懸命跳ぶ息子。

 

 

そうだね、

大人が口で

あーしろこーしろ、言うより

上手な子のを見て、

真似したり

子供目線でのアドバイスを

もらったりしたほうが

早いのかもね。

 

 

まぁ、一般的にいう

『縄跳びを跳ぶ』に比べたら

まだまだ、お下手ですけど

 

10日前のあの

夢も希望も持てない状態を

知ってるからね!

私は。

 


あの、1回跳ぶという1回が

くるんと1回できていなかった状態。


つまり、2回目に繋がらない

手の回し方で

跳べたと喜んでいた子が

10回以上跳べるようになったのは、

奇跡のようだった!

 

 

私、今、

めっちゃ神秘的なものを

見ている!

って思った。

 

 

できなかったものが

できるようになる。

 

という過程ほど、

神秘的なものってあるかしら?

 

 

それは、つまり、

赤ちゃんが立って、

しゃべって、

成長していく、

とかとは違う。

 

身長が150センチまで伸びる、とも違う。

 

それは、自然放置してても、

生きていれば

自然とそうなるものでしょ?

 

 

私自身、

あまり体育とか勉強で困ったことなかったから

そういう子にとっては、

縄跳びを跳ぶ、も、

自然放置で

できることなのかもしれない。

 

 

でもでも、

自然放置のままでは、

できない体のつくりの子も

いる。

 

 

うーん、他の例えで言えば

日本でボケーッと暮らしてても

突然英語が話せるようには

ならないのと同じ。

 

学ばないと、

話せるようにはならないよね。

 

 

うちの息子には、

そういうものが多いんだなぁって思って

前は、がっかりしてたけど

違うね。

 

 

神秘的なものを

たくさん見せてくれる存在なんだ。


できなかったものが、

学んでできていく姿。


 無理だろう、と思ってたのに、

できるようになる姿。

 

人間ってすごい!

 

って思う瞬間を

たくさん見せてくれる存在なんだなぁ。

 

みつお、と書きたいくらい。

 

 

 

もしも、簡単に縄跳びができたら

「縄跳びなんて、

誰でもできるもんでしょ」

の世界で終わるけど

 

「縄跳びできなかったのが、

こんなに上手に跳べるようになるんだ!」

って感動を見せてもらえるって、

素晴らしいことだよね。

 

 

我が家の場合、

今回は縄跳びだったけど、

人それぞれ、違うと思うし

 

ついでに言えば、

子供だけの話じゃないってことよね。

 

私達大人も、

まだまだチャレンジしていける。

 

絶対できない!って思ってたことが

できるようになるかもしれない。

 

 

そういう経験を通して

人は、命に神秘を感じていく。

 

自分の可能性も、

他人の可能性も広げていける。

 

 

 

そんな息子、

今朝、学校に行く直前、

 

急に

『なわとびの結び方が

わかんなーい』

って泣きべそかいてた。

 

今日は、その練習だね。

 

 

子育てって

先回りして、いろいろ教えるのもいいけど

 

本人が

わからなくて、困って、

なんとかしなくちゃ!

って本気で思った時に、

学ぶのが一番吸収すると思う。

 

 

 

親が先回りしてるとさ

本人は自分の欲求に気付きにくいしね。

 

それこそ、

好きなことがわかんなーい!

ってなっちゃう子もいるかも。

 

 

私もついつい先回りする癖があるから

リスクマネジメント力がありすぎるともいえるけど

それを手放しながら

子育てしていきたいと思っている。

 

 

もう一回言います。

 

マンボウは、

たしかに神秘的で珍しい魚です。

 

が、

 

子供の成長、

あなた自身の成長のほうが

もっともっと、

神秘的なのかもしれません。

 

wai