【子育て】成長のタイミングを壊さないで | wai blog~日々是安泰~

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旅、子育て、暮らし、気づきを綴るblog。

心からの欲求ほど

強いエネルギーはない。

 

あなたはどうだろう?

 

 

 

好きなアーティストのいる人ならわかるかな?

大好きで仕方のないものがある人なら

わかるかな?

子供がいる人ならわかるかな?

 

好きで、好きで仕方ないもの。

やりたくて、やりたくて

どうしようもないもの。

 

 

そういう物に出会ったとき

自分がとてもパワフルだと思わない?

 

 

周りが止めようが、

欲求を達成するために動くよね?

 

 

あなたが嵐のファンだとしたら

家族に「いくなー」

って言われても

最後のライブだ!

チケットとれたんだから、絶対行く!

ってなるだろう。

 

どんなことしてでも、行くって。

 

 

欲求ってそのくらい、強いものだ。

 

 

子供の欲求は、

大人には理解できないこともあるけど

 

あなたにとっての嵐とか

ヨン様(古っ!)への想いと同じくらい

子供は鬼滅の刃とかプリキュアに

熱い思いを

抱いているのかもしれない。

 

これは、誰にも止められない。

 

 

自ら、何かしたい、と思うこと。

自ら、やってみたい、と思うこと。

 

子供たちの湧き出る願望を大切にして

子育てをしたい。

 

 

私は、それを発芽待ち子育てと命名した。

 

 

今回の話は

ホリエモンの子育て論に通じるところもある

 

 

 

本人が求めてもいないのに

 

あれがいい、

これがいい、

今これくらいできてないと心配だって

 

親が子供に与えすぎている。

 

 

与えてもらうばかりだと

自分で、何かやろうとか

そういう力が育たなくなる。

 

栄養のやりすぎに注意しよう。

 

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植物の種って、

土に植えたら

自然と発芽する。

 

 

自分の力で発芽するよね。

ベストタイミングで。

 

 

あなたが

種を植えた畑をジーっと見て

 

まだ、芽が出ない

なんで芽が出ないんだ?

 

本には1か月後に発芽するって書いてあるのに。

おかしいぞ。

 

栄養あげたほうがいいのか?

 

いや、種をほじくりだしてみようか?

 

 

自分の思い通りにならないために

種に疑いをかけ

手を出しすぎて

自分でダメにしていないだろうか。

 

 

お花の種なら

時期がきたら、

自然と発芽して

 

周りの環境に支えてもらいながら

(太陽とか水とか、微生物とか)

育っていって

 

それぞれの花を咲かせる。

 

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人間も一緒じゃないかな。

 

 

子供って、まさに、

発芽したばかりの若い芽。

 

小さいけど、

全部持ってる。

 

 

それを、心配して、

土壌を栄養過多にして腐らせて

 

あー、発芽しなかった!!!

うちのはダメな種だった!

 

みたいなことやってないか、ってことだ。

 

 

本人がやりたいこと、

好きなことがあるなら

応援という栄養を与えたらいい。

 

 

本人がやりたいという欲求を持つ前に

 

あれはどう?

これはどう?

どうなの?

どうなの?

 

って、栄養剤をつもりで

心配剤をあげて

枯らしていないだろうか?

 

 

その行動の裏に

 

自然のまま、すくすく育つだけでは

この子はダメなんだ!

 

という思いがないだろうか。

 

 

もちろん、そうじゃない人もいるだろうけど

 

もしも、あなたが子供に様々なものを

与えすぎてる裏に

心配が隠されていたのなら

 

あなたは心配剤を与えていることに

気がついてほしいな。

 

つまり、呪い剤と一緒だ。

 

 

大丈夫、大丈夫。

この子は大丈夫。

この子なら大丈夫。

 

 

心から子供を信じてあげること。

そういう栄養を子供にはプレゼントしたい。

 

 

それは、巡り巡って、

親自身への栄養になる。

 

 

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発育の不安についても

情報がありふれているから

余計に不安になる親が多いと思う。

 

 

ただ、病気だったり

特別に強い個性を持って生まれた場合

 

サポートは必要になるから

それはしていけばいいと思うし

必要なケアは受けよう。

助けを求めよう。

 

この話は

子育ての放棄とも違うからね。

 

 

心配しすぎるがゆえに

手を出し過ぎて

 

子供の中にある

大切なタイミングを壊さないでほしい

という話である。

 

wai