【バンコク14日目②】アユタヤ、命は運ばれていく | wai blog~日々是安泰~

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【タイ古式を学ぶ旅】
バンコク 24日間の旅

 2007年1月。30歳、独身、無職の私が、東京生活にピリオドを打ち、夢を叶えにバンコクへマッサージを習いに行ったときの備忘録です。 

【日程】
1日目 新潟⇒成田空港⇒バンコク
2日目~ バンコク
23日目 夜バンコク⇒
24日目 ⇒朝 成田空港⇒新潟

◇レートは1B=3.4円 

🔸この旅については、テーマ《タイ古式を学ぶ旅2007冬》にまとめてあります。

 

この記事の中のアユタヤ観光の話

 

 

 


 

 

 

【14日目】2007年1月21日(日)

 

日曜日、

アユタヤへ

一人日帰りバス旅行へでかけた。

 

 

 

アユタヤの風景は

 

どれも似ているようだけど、

違うのだ。

 

 

アユタヤへ行った目的は

1つ。

 

このお方に会うため。


 

目指したのはここ。


 

ワット・マハタート

 

きっとアユタヤで一番有名な場所。

 

 

ところが、私、

1998年の11月、

ガイド付ツアーでアユタヤに来て、

ここにも来ているのに、

 

肝心なこの方に会っていなかった!

 
 

ガイドさんもいたのに

なんでかわからないけど

気が付かなかったのかな?

 

小さいから…


 

この方は入り口に近い場所で

それはそれは

分かりやすく鎮座してらっしゃるのに

気づかないとは

 

 

本当に不思議だ。

 

 

『やっとお会いできましたね!』

 

思わず声をかけそうになる。

 

 

思ったより小さくて驚いた。

そりゃお顔だもんね。

 

ここだけは観光客が群がっていた。


 

アユタヤの広大な遺跡群。


 

人はまばら。
















写真だけみたら

荒廃的な静けさと

穏やかさを感じるのだけど



実際は、それを楽しむ余裕などなかった。



そもそも、

遮るものがない。

 

直射日光ガンガンの場所に

長時間いることは難しい。





 

私は

会いたい方に会えて大満足。

 

こんな目的でアユタヤまで来る人

珍しいだろうな。

 

それも一人旅ならではの醍醐味。

 

 

目的が果たせたから、

このまま帰ってもいいくらいだけど

 

せっかくなので、

お向かいにも行ってみた。




 

ワット・ラチャブラナ

 

日差しが強くて

暑さに参ってしまった・・・




 

日傘がないとつらい!



 

ワットマハタートには

それでも人がいたけど

 

ここは人が本当にいなくて、

ちょっと怖いくらい。

 

1人でぶらぶら歩くだけだと

ここがどういった遺跡なのかも

よくわからず

 

どこまでいっても

似たような場所で

もういいかな、って思ってしまう。

 




 

昔から遺跡とか好きなわりに

行ってみると

それほどいられない。

 

 

本当に好きなんだろうか?

ぼやけてくる。

 


 

アンコールワットや

ボロブドゥールにも

行きたいけど

 

同じ気がする…


 

それらに比べたらアユタヤなんて

小さいほうだろうけど

 

2つの寺院を見るだけで

へとへとだ!

 

これでも

自称、暑さに強い女なのだが。

 

 

寒い日本にいると、

アユタヤの乾いた暑さが恋しい。

 

砂埃の中、

遺跡の中を歩きたくなる。

 

実際行ったら・・・

すぐ帰るだろうけど。

 

 

また9か月後。

ここに舞い戻ることになるとは

このときはまだ知らない話。

 

 

半年後、自分がどこにいるかさえ

全く見えてなかったんだから。

 

そう思うと

運命は時々思いもよらない方向に流れる。

 

 

まさに、命は運ばれていくのだ。

 

つづく

 

 

 

wai