腹ごしらえをして、いよいよ弥山に向かいます。


弥山(みせん)は、厳島神社の背後に位置する山で、厳島神社に行くなら、絶対行った方がいい!と友人が勧めてくれた場所です。

途中までは無理せず、ロープウェーで行くことにしました。
紅葉山公園を抜けて、ロープウェー乗り場に着くと、順番待ちをしなければならない様子。
行きのフェリーで検討がついていましたが、まさかの1時間越えの混み具合。。
整理券を頂き、順番を待ちます。


ようやく順番がきて、ロープウェイというよりは、6人乗りのゴンドラに乗ります。





獅子岩駅で乗り替え、今度はまさにロープウェイに乗り、原生林を足元に、ぐんぐん山の上に登っていきます。
山頂の駅に着くと、青い海が見えました。
景色がいい~♪




しかし、そこから、弥山の頂上まで登ります。
山頂駅から霊火堂まで20分程。
始め下り坂で楽々だっただけに、途中から上り坂になり、結構、息がきれます。



霊火堂は消えずの釜があり、それは空海が炊いた護摩が1200年も消えずに燃え続けているという場所です。
この火は広島の平和公園に分けられたらしいです。

堂内は煙でもくもく。
その煙で燻され、それだけで浄化されそうです。




その火の上には釜が設置されており、飲めば長寿のご利益があるとか。
釜から柄杓で紙コップに少し入れて、ありがたく頂きます。

しかし、


ほんのちょっと、口に含んだだけでも鉄くさい。。くさすぎる。
ごくごく飲むなんて、無理無理。。

息を切らした状態で、ありがたく頂こうと期待していただけに、頑張って飲もうと思ったのですが、無理でした。
お湯の色も薄茶色。

代わりに自販機のお水を美味しく、ゴクゴク頂きました。


一休みした後、弥山の頂上に向かって、再び登り始めます。
フェリー乗り場から出て、右手に海岸沿いに厳島神社に向かいます。
これも、皆、目的地は同じなので人の流れに付いていくだけです。



途中、のんびり微睡んでる鹿にも会いました。



ここの鹿は奈良の鹿と違って、ゆったりしてるなぁ。。土地柄もあるのかな?と思いながら私ものんびり気分になります。

到着です!
格好いい狛犬さんがお出迎えしてくれます。



ちょうど満ち潮の時間帯で、私が見たかった海の中の鳥居が見ることが出来ました。




拝観料を払い(そういえば久し振りに拝観料払いました)、厳島神社さまにご挨拶。
たよやかな雰囲気に包まれ、本殿でご挨拶。
その時、あれ?女神様なのかな?と、ふと、感じ、ご祭神を確認すると、案の定、女神様でした。
祭神は宗像三女神の市杵島姫命さま、田心姫命さま、湍津姫命さま。
雅な優しい雰囲気に、おもっきりリラックス。
どうして、もっと前に再訪しなかったのかなぁ、と思うほど。

のんびり社殿から鳥居を眺めたりしてると、鳥居の下を舟でくぐっている人々がいるのに気づきました。
どうやら満潮時のみ、運行しているようです。

それは次回のお楽しみということで、ゆっくり厳島神社内を楽しみます。











その後は、厳島神社から出て、海岸沿いをのんびり歩いて、清盛神社に行ったりしていました。

参道近くを歩いていると、焼き牡蠣に惹かれ一皿購入。



新鮮なぷりっぷりの大粒の牡蠣にうっとりしてしまいます。

その後は焼きたての紅葉饅頭を頂きました。
弥山に登る前に昼食を取ろうと、あちこちのお店を眺めていると、どうやら宮島は穴子丼が有名らしい。
そこで早速、一軒のお店に入り穴子丼を頂きました。
翌日、毎度のことながら快晴!!
日差しが眩しいです。


本日の来訪地は、今回のメインの目的、宮島です。
宮島、どきどきなのです。
学生時代、修学旅行以来の来訪です。

朝御飯を食べた後、広島から宮島口へ電車で移動。約20分位です。

宮島口に到着後、フェリー乗り場に5分程歩いて移動します。
フェリー乗り場までは看板もありますし、なにしろ大勢の人がゾロゾロ歩いていくので、その流れに付いていけば簡単です。

フェリー乗り場に到着。
切符を買って、乗るために並ぶと、
すっごい人人!





休日の宮島、なめてました。
こんなに大きいのにいっぺんに乗れないなんて。。

このフェリー、JR と松大汽船の二種類のフェリー乗り場があります。
どちらがおすすめか。。
JR の方が近づいてくる鳥居が見ることができる、ということで、JR を選択しました。

1艘見送って、次のフェリーに乗りました。
フェリーに乗り込んだら、すかさず船の右側に移動します。
そうすると、徐々に近づいてくるあの海から建っている鳥居が見えてくるのです。





鳥居が見えて、宮島が近付いてきました。

こんなに参拝客が多いなんて、厳島神社さまも幸せかも♪と、思いながら、近づいてくる鳥居を眺めているうちに到着です。