明日は我が身 | 走って転んで泣いた様な話

走って転んで泣いた様な話

アモーレのない日々の話

おはようございます。


病院清掃です。


3病棟にもコロナの患者さんが増えてきました。


それを朴さんに言ったら

2階もそうだろってムスッとしてた。


そんな冷やかしみたいに言ったつもりはない。


1病棟は今は出てないがそんなものは分からない。


次に行ったら普通にいたことだってある。


それは明日は我が身だし、自分たちだってなるかも知れないしまだ発症していないだけかもしれない。


他人事なんかじゃ絶対にない。



5日働くと部屋掃除はかなり楽になる。


それはクイックルワイパーにつける紙の数に比例する。


たぶん雑なんだとも思われる。


それが終わってから残りの車椅子2台を洗う。


男の人たちにはオムツの収集があるのでこっちはこっちでやれることをフォローしないとって思う。


大事な同僚をなくしたくないもの。


先輩後輩は高齢だし篠ちゃんは相変わらずのマイペースなのであてにはならぬ。


でもそれを放置したら男の人たちの負担になる。


対等に話が出来るためには対等な仕事をしないとダメだと思う。



軒並みに空気が入ってない。


自分たちは車椅子をひっくり返して洗うので壊れている部分も見つける。


フットブレーキだけの車椅子はなんか片方のブレーキがゆるかったが1個バネが切れていた。


乾いたら営繕に持っていくか。


と、朴さんとは話をしたのだが


私も朴さんも今日は休みである。


昼めし前に梅さんに車椅子を雨が降る前に入れてとは言ったがそれは言ってない。


モヤモヤするけど少しゆるいくらいなので。


だいたいフットブレーキとサイドブレーキがついている。


それを見つける前におじいちゃん営繕さんがやってきた。


こわいから2、3階には行かないって。


うん、それで良いと思うよ。


おかあさんと歳が近いくらいの人なので進めることはしない。


中村さんにとっては大事な同僚だろう。



音楽係の仕事も増えた。


おばあさんの所にCDラジカセが来た。


CDが入ってる。秋山なんちゃらさんだ。


でもケースがない。


ごめんね、引き出し開けるね。


おぅ、さだまさしに岸洋子か。


今日はさださん。ぽちっとな。


いきなり精霊流しに泣きそうになる。


でもその歌をおばあさんは目を開けてしっかりと聞いているようだった。


いつもは寝てるのに。


あ、ちなみにおじいさんの方は京都大原三千院だった。


で今調べたらそれがタイトルじゃなかった。


女ひとりだと。


ちなみにさださんも歌っているらしい。


今日は満身創痍になるまで行かない新横浜に行ってきます。


ダメなおんな(男かも)ひとりで。