あるとき、3人の子どもたちに頼んだ。
「今日、ご飯作っておいてね」
帰宅して、気づいた。
3人とも、ちゃんとやってくれていた。
でも——終わり方が、全然違った。
長女(20代・会社員)
テーブルに、ご飯が並んでいた。
それだけ。
食べ終わった食器は、テーブルの上。
鍋はコンロの上。
「作る」は、完璧にやってくれた。
長男(在宅)
テーブルのご飯は片付いていて、
食器が流しに置いてあった。
食べた後のことまで、動いてくれていた。
次男(在宅)
鍋まで、洗ってあった。
流しには何もなく、
キッチンがきれいになっていた。

思わず笑ってしまった。
「年齢が逆やね」
そう口に出して——
でも、心の中でちょっとざわっとした。
長女は一番年上で、女の子なのに。
そう思いかけて、はっとした。
年齢も、性別も、関係なかった。
「終わり方」って、その人が出る
これ、仕事でも同じだな、と思った。
仕事を頼んだとき、
人の「終わり方」はいくつかある。
言われたことをやって、終わる人
次の人のことを考えて、終わる人
その場全体をきれいにして、終わる人
どれが正解、ではない。
でも、
「どこまでが自分の仕事だと思っているか」が、
そのまま出る。
家事でも、仕事でも。
長女が悪いわけじゃない。
お勤めで外に出ている彼女にとって、
「ご飯を作る」がゴールだった。
それは、間違っていない。
ただ——同じ「頼まれごと」でも、
終わりのイメージが人によってこんなに違うのかと、
おかしいような、おもしろいような、
少し考えさせられるような気持ちになった。
あなたは、どのタイプですか?
仕事を頼まれたとき。
家事をこなすとき。
あなたの「終わり」は、どこですか?
それを少し意識するだけで、
仕事も、家事も、人間関係も—— 不思議と、
変わってくることがある。
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「終わり方」をテーマに、
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「ご飯作って」と頼んだだけなのに、
こんなことを考えることになるとは。
子どもたちには、いい気づきをもらいました。
以前、同じエピソードを短くまとめた記事もあります。よかったらこちらも。
→【1回目の記事リンク】


