強いストレスがかかったときに自分を切り離す


虐待などの心的外傷が原因で起こりやすい【解離】



私の場合、他の人格が現れるのではなく

【現実感消失、離人感】がある






元夫が私たちの近くに引っ越したいと子どもに送ったメッセージを目にしてから悪夢にうなされ、寝ている間に食いしばりすぎてあごに激痛が走る日が続いた



それがスッと落ち着くと今までより一層フワフワした感じが強くなり


生きている感覚がなく


自分のことを他人事のように話してしまうことが増えた



たぶん、それを悟られないように


特に外では「変なことを言わないように」


からっぽの体が一生懸命社会に合わせようとしていたんだと思う



引き受けてしまっていたPTA本部役員の仕事がここ数日立て続けにあり想定以上の忙しさ


↑無職の意味がない


長男は幼児退行、長女も登園しぶり


新年度の学校などとのやり取り


DV証明を使ってやっと手に入った健康保険証や、生命保険解約の手続き



そういう疲れがピークだったのか


夜中に目が覚めて

昼間のことを思い出し


あのとき話していたのは誰


と、…説明しにくいけど


誰かが私の…というか

もはや【わたし】という一人称も自分ではなく

「私が」と話すことにかなり違和感を覚える


とにかく誰かがこの体を使ってあの場にいたような、妙な感覚



眼の前の

出来事が遠くの世界のことのように感じる



調停後は毎回「今何が起こったんだろう…」とぼんやりし、自分を取り戻したくて裁判所から家まで歩いて帰っていたけれど


その頃よりもからっぽの感覚が強くなり

時間も長くなっている





元夫が近くに来るかもしれない


しかもそれは、彼が仕事を欠勤し続けて子どもに退職をほのめかしていることで現実味を増す



だけどその不安


(不安?

感情に名前をつけることがもう、難しくて混乱を覚える)


というか不安などの感覚は自覚もしていなくて


表現するとしたら


ただ夢でうなされるからどうやらこの人(わたし)はそのことを心配しているらしい


というだけで、なんかもう、言語化できないけれど



仮に私が不安だったとすると

その恐怖に怯えていては夜もまともに寝られず


人一倍手のかかる子どもたちの世話をしていくには、とても邪魔なものとなる



元夫が「来ちゃった♡」と言う夢を見たり


この夢はそういう、相手と遭遇したときに備えてシミュレーションしているんだろうと夢の中で考えたり


そういう、毎朝ぐったりするようなことから解放され


その代償として


私の中身丸ごと全部失ったような感覚



ふわふわした感覚が止まらない



「あなたはどう思う?」などと聞かれたときに

この中がからっぽであることを自覚する



どう思う?


わからないというより、なにもない



「このままではなにかのきっかけで生活が破綻してしまうかもしれない」


これは自分の感覚として、今、危機を覚える





夜な夜な調べていると


悪化した場合

生きている現実感を得るために自傷行為を行うケースもあるらしい


あぁ、なんか、わかる気はする


したいとは思わないけど



改善するためには

ストレスの少ない穏やかな日常を積み重ねること



なるほど








過去にも起きていた解離