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暑い日差しの下で

著者のアメリカ音楽留学までの準備、
英語との戦い、留学中アメリカ生活に
おいての出来事を綴ったブログです。

2002年4月X日

お菓子工場と居酒屋。ダブルワークはきつかった。二つ目のバイトの居酒屋の終わりごろが、一日のうちで最も疲れてくる時間である。

「留学したい」 いつかの留学を夢見て、ここ何年か過ごしてきた。

「アンタなんか、一人前じゃナイ。就職しなさいッ」何度母親になじられたことだろう。



毎日、居酒屋が終わって、明け方電車で帰ってくる時、むなしかった。同じ方面の電車で帰る同じバイトの女の子は、まだ10代だ。

「なあ、吉田っていくつ?おまえ、30だろ?」

などと言ってくる大嫌いな主任。失礼な!まだぜんぜん20代だ。自分でしょ、30代は。だけど、私はもう10代ではない。

アルバイトの平均年齢ってわからないけど、きっと、バイトするにはもう年なのかもしれない。だけど、同じ歳の子もいたし、30くらいの人もいた。最近、年齢を隠すようになってきた。だって、年齢で人格を判断されるのが嫌だ。



「失礼ですけど、おいくつですか?」と聞いてくる人は日本には本当に多い。

テレビで日本人のタレントが、通訳さんを通して、ハリウッドスターに年齢を聞いているのを見たりするけど、あれは絶対にやってはならないことだ。欧米では年齢は関係ない。関係なくても、それはプライバシー。聞かないのが常識だ。無論、就職の面接でも、答える必要はない。

こうしている間も、弟はアメリカで勉強している。



それにしても・・・・だ。まず、学校すら、どう選んでよいかわからない。とりあえず、留学の雑誌に載っているように、

日米教育委員会なるものに行って、学校案内を見てこよう、と決意した。



そこは、とあるビルのワン・フロアであった。灰色の絨毯。まるでオフィスのように、壁中3方向に、学校案内がファイリングしてある。

「・・・どうしよう。わからない。学校がいっぱいありすぎる」

周りを見渡しても、人は少なく、何をどう質問していいのかも、わからなかった。

結局、小心な私は何も聞かず、数分でその場を後にしてしまった。

どうしよう。相談する人が、誰もいない。

親は留学に反対している。



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