病からの気づきと成長そして希望 | 花日和り

花日和り

管理栄養士の高齢ママ。
食事と息子との日々を綴っています。

息子は、週明けに39.5℃まで熱が上がり、

また上がったり、下がったりを繰り返しました。

1月で3回とあまりにも頻繁なので、

心配になりアントロポゾフィー(シュタイナー医学)を取り入れている小児科医 神ノ木クリニックを受診しました。

神ノ木クリニックの山本先生は、妊娠前から講演会や本を読んでいたので、母子関係の事を言われるのかと正直、おっかなびっくり。

前日に高熱が出てたので、別室での診察になり、

息子はベッドで横になって診察を待ちました。

先生には、「ウイルス性のものではない。0歳の時にかかったら大変な病気に、4歳目前で自立し始めた今、自分で立ち向かえるようになり、それをまとめて出しているから、健全な成長。」と言われました。

「仕事をし始めたタイミングで、今後どうするか悩んでる。」と言ったら、

「母子関係がちゃんとしてるから、大丈夫。」、

「今までお母さんを独占してたから、独占したくて熱がを出してるのもあるかもね。」と言われましたニヤリ

お土産にとエキナセアと鉄のレメディーを下さり、

「強く立ち向かえる様にしてくれるから、お母さんも飲んで良いよ。」と言われました。

病院は我が家からは、少し遠くにあるのですが、診ていただいて良かったです😃


その後にまた発熱し、

痰の絡む咳が出て寝苦しそうになりました。

私も花粉症の症状と共に、喉が痛くなり、咳が出てきて、なぜか左耳が痒くなったので、二人で耳鼻咽喉科に診ていただく事にしました。

今は、コロナもインフルも陰性で、病名のつかない症状の子が多いのだそうです。

私は、左耳が真っ赤になってて、鼻をかむのと綿棒を使うのを禁止🈲され、点耳薬と内服薬を処方されました。

薬局で問診を書いていたら、

仕事をし始めて数年ぐらいの頃、

中耳炎になり、

その時飲んだ抗生物質で吐き気とめまいを起こした事を思い出しました。

耳に違和感があっても仕事をやすめなくて病院に行けず、

痛みがでて慌てて仕事の後に受診し、

病院で医師に「良くここまで我慢したよね。」と怒られた。

今回は、酷くなる前で良かったと言われましたが、

息子の咳が酷くならなければ、

受診しなかったと思う。

私は、何かに夢中になると自分を蔑ろにする傾向があり、そんな事を気づきたりしもました。

今は就活に悩んでいて、

いろんな方にアドバイスを頂いてるのですが、

未来ではなく過去に答えがあると言われ、

本当にそうだなと思う。

私は器用なタイプではないし、

息子は慎重で馴れるまでに時間もかかる。

年齢的なものや先々の不安や焦りもあるけど、

今は無理せずに一歩、一歩進むしかない。

そんな事を再認識しました。

息子は、発熱後にさらなる進化をとげ、

手先が器用になり、クリエイティブになりました。

創作活動を好んで行う様になり、

色彩やバランスに拘り、

自分の内にあるものを形として表現しています。

今までは親の一部みたいな感じでしたが、

親から自立し、

4歳目前で、

個性が一層出てきた気がします。

息子が選んだ「希望の牧場」という絵本↓

震災後の福島の牧場で、

売れない肉牛が殺処分されていく中、

「希望はあるのかな?」と

毎日悩みながら、

世話を続ける牛飼いのお話し。


読んでて、何度も言葉が詰まり、涙がでる。

自分の悩みなんてちっぽけなんだと思えたし、

その姿勢に励まされました。

「真面目に仕事してれば、次に繋がる。」

自らの経験で、

そんな話しをしてくれた方の言葉とも繫がり、

希望をもらいました。