ハニーハウス札幌 ソムリエが勧める美活空間 -24ページ目

ハニーハウス札幌 ソムリエが勧める美活空間

日本インテリアファブリックス協会
第9回 部屋miteコンクール 入賞受賞
第11回部屋miteコンクール 優秀賞受賞
住宅リフォーム紛争処理支援センター
第33回リフォームコンクール
特別賞 住宅金融支援機構 理事長賞 受賞

今日は色のマジックのお話。
しかも、めずらしく2日続けて
ブログ更新できましたベル

色には好みの他に
落ち着く色
元気になる色
食欲の湧く色
簡単にざっくり申し上げると、
静と動であったり
色自体に波動があると言われています。

精神的に前向きになるであろう
方向性の強い色味は
状況によりコーディネートのテクとして使われます。
(真っ白がお好きな方にはまた違ったSELECTをします。)

私たちは
お客様から好みを聞き取り
ご趣味等を伺い
見本帳などをご覧になっていただいたりしながら
お客様の心地よいであろう色とスタイルを探ってゆきます。

その中で、例えばウィリアム・モリスのように
英国製であったり、
フランス製、ドイツ製、イタリア製など
ヨーロッパの輸入壁紙やファブリック。
躍動感のある絵柄のついたものや
型で押したように整然と並んだデザインのものを選んだり
ポップでランダムなものを選んだり
色のインパクトだけで勝負をしたり
モザイクタイルや石や革などの装飾を必要とするのか
窓枠や建具との相性
そして、
最後にファブリックが入った時の様子を想定しながら
その空間に合った材料をご提案してゆきます。
勿論無理のない予算ありきです。


キーワードは
無機質なカフェみたいなスタイル

これだけのキーワード



そこから出来上がったのが
これからご紹介する自動車修理工場の
Waitingroomです。

コンクリートやブリキのイメージ
オーナーはそういったデザインを連想していたはずです。

倉庫としてお使いになられていた
2階の屋根裏部屋を
持ち込んだ車のメンテナンスの間
お客様がくつろげるWaitingroomにしたいとのご希望

before renovation.jpg

鉄骨やコンクリートを活かした
屋根裏のデザインをベースに
男の隠れ家を造るのです。

オーナーがセレクトしたのは
カリモク60シリーズの
黒いハードな革の応接ソファセット!

ハードなカーレースをお得意とするオーナーと
そこに集うレース仲間やマニアックなお客様達
伺う度にオールドカーや珍しい車が修理に入っています。



天井とのバランスを考えて
床はヘヴィーな感じのメタリック調
ここで決して
黒とか白のフローリング調にしてはいけません。
コンクリートに囲まれた汎用な感じには
絶対しないのがhoneyhouseのjustice!
壁は敢えてスモーキーなブラウンでゆきます。

何故なら
ご自分の車がいまどうなっているのか
鮮明に見ることが出来るよう
窓が浮き出て見えるよう仕組みました。

そして、オーナー絶賛のウィリアム・モリス
ウィリアム・モリスのデザインは
お花柄や動物柄だけでは
決して無いのです。
アカンサスという葉を観察してデッサンした
代表作です。
アカンサス・スクロールは
ウィリアム・モリスを代表する
上に登リ行く螺旋のデザインのベースとなった作品
車好きの秘密のベースと、モリスデザインのベースとも
掛けあわせていたり!
上昇する構図が商売上向きにピッタリ
だなんて思ったり!なんて…

しましたね。

照明でより立体的な力強さを感じます。



オーナー拘りの応接セットが
ハードボイルドな時間を演出してくれます。
 


after renovation2.jpg

愛車のケアを待ちつつ
名車談義に花を咲かせるもよし

車好きの沈黙の時間を
読書に耽るのもよし

after renovation.jpg

おしゃれなBGMと共に
カウンターから愛車を臨み
ウィリアム・モリスのアートな作品に
酔いしれる

勿論(車だけに)ノンアルコールでクラッカー

ゴールデンウィークも終わり
いつもの日常に戻りつつある
そんな感じでしょうか?

新築やリフォームをお考えのお客様は
お休みの日じゃないとゆっくり相談出来ないと仰る方
たくさんいらっしゃいます。
GWはじっくり考える絶好の機会です。

お客様とこんなお話になりました。

絶対にお洒落な空間にしたい

住宅、店舗問わず
『ダサ可愛い』など
よほど奇をてらって狙わない限り
残念な空間にしたいとは誰も思わないわけで
お洒落な空間に住みたいと思いつつも
具体的なイメージを持てないでいる方も
そう少なくはありません。

じゃあ何で決まるか?

「お洒落で清潔感のあるプロに任せたい。」

なるほど
お洒落のかけらもなさそうなおじさんや
もっさりした服を着たおばさんに
「イメージを伝えても
きっとそれを知らない、わからないと思う。」
との事。

なるほど

お客様に一体何があったんでしょう…

何度も打合せを繰り返して
半年以上も時間を掛けたにも関わらず
イメージを理解してもらえないまま
納得の行かないイメージを押し付けられた挙句
仕上がりが気に入らないと言うと
クレーマー扱いにされたとか。

その方が今にして思うと
担当者のファッションセンスなどに
全く好感が持てなかった。

仕上がりが好みと少し違う旨を話すと
最初は皆さんこんなものだと言われた。

こんなものって…

納得のゆかない空間で
腑に落ちず過ごすと
それはそれは、毎日目に入ってくるのですから
メンタルに与えるストレスが大きく苦痛さえ感じます。

イメージを伝える
イメージを再現するって本当に難しいですね。

名は体を表すと申しますが、
身なりも非常に大切。

建築やインテリアに対する深い知識造詣は勿論
私たちのような仕事をするものは
自分の個性やイメージを身なりで表現するという事も
気を留めるべき有用な項目だという事でしょうか。

そして、リフォームに失敗しない為には
自分にあった工務店なりハウスメーカーなりの
自分の感覚や価値観を理解できる担当者を選ぶ事だと思います。
その際に少し担当者の身なりも気にされると良いのかしら?

意思が伝わらないままスタートするのは
あまりにも危険な掛けだと思います。

そして悩んだ末のリ・リフォーム

かかった時間とお金は
他の有意義な事に使えたらどんなに良かったでしょう。

最近我が家の2歳になったBabyは
嬉しい事があると
「わあ!」
「わあい♪」
等と表現できるようになって参りました。
これって本当に純粋に嬉しい!という
素直な気持ちの表れなのですね♪

空間も
居住する人や、その空間に集う人が
例えおすまししていても
心のなかで「わあ♪」っと
こっそりと笑顔になれる空間
それこそが真のおしゃれな空間ではなかろうかと
考えずにはいられませんでした。


笑顔といえば
今話題の映画アナと雪の女王の挿入歌を
口パク動画で楽しんでいるファミリーが多いとも
伺いました。
なるほど~
楽しそうですね合格
空間造りもこうでなくては!

みなさん是非、楽しみましょう音譜

だんだんと春めいてまいりましたが
昨日からの増税で
「増税前に焦ってお買い物しちゃダメって
        思っていたのについね。」
「焦っちゃダメなものもあるのね。」
な~んて伺ったりも致しますあせる

住宅は特に
増税後の新築の減税や
長期優良住宅化リフォームの助成金制度がはじまります。

「今でしょ。」の今違いダウン

主婦雑誌などでも
増税前と後でどちらが得か等と特集を組んでいました。
やはり情報収集が鍵になりますね。

長期優良住宅化リフォームの助成金
弊社もしっかり申請し
一棟につき最大80万円迄可能となりました。
是非お問い合わせ下さい。

ところで、今日はファブリックのお話

シンプルで素敵に暮らす方も
デコラティブにコーディネートを楽しむ方にも

カーテン、椅子の張地、クッション、タペストリー
ベッドスプレッド等
上質のファブリックが一つ(一箇所)お部屋にあると
それだけで
お部屋の雰囲気もゴージャスになります。
そこで、モリスの格言
『美しくも有用でもないものを家の中に置いてはいけない』
納得の行くものだけを選びたいものです。

そこで本日お勧めするファブリックは
モリスと思いきや!ですが

ファブリックの名門ベネツィア ルベリ社

現在ルベリグループでは
ルベリ・ヴェネチア、ドミニク・キーファー、
アルマーニ・カーザの3つのコレクションから構成され、
膨大なアーカイブ資料からモダンにアレンジされた
最上のテキスタイルは約5000点にものぼり、
その創造性に溢れたコレクションは
常に世界中から注目されています。

ルベリのアーカイブコレクションは
本社であったコルネール・スピネッリ邸に収蔵されている
15世紀後半から20世紀前半までの
6000以上ものテキスタイルの記録が収蔵され、
中には王室のために作られたベルベットや
芸術家、建築家とのパートナーシップによって
生まれたものもあります。

コルネール・スピネッリ邸は
もともとコルネール家の所有であり
ヴェネツィア・ルネッサンス様式で
マウロ・コドゥッシ設計により1490に着工
1521年に完成したという。
実に31年の歳月をかけて建設された
美しい建物です。
その後、1718年には
新興貴族スピネッリ家の所有になった為
コルネール・スピネッリ邸と呼ばれています。

ヴェネツィアと言うと
水の都、謝肉祭、仮面舞踏会、ラグーナ
ブラーの島のレース編みや
ムラーノ島の硝子細工
ヴェネツィアン・グラス、ヴェネツィアン・ゴンドラ等が
有名ですが

もともとウェネティ人が住んでいた土地に
5世紀頃ゲルマンの侵略から逃れ
パドヴァ等の北イタリアの住民が
湿地帯に逃げ込んだ452年が
ヴェネツィアの歴史の始まりとの事ですが

1866年の第3次イタリア統一戦争で
ベネト地方と共にイタリアに編入される迄
様々な国の支配下にありながら
その独特な土地の形状により難を逃れ
独自のの文化を継承することが出来た文化圏です。

更に貿易で栄えたヴェネツィアはヨーロッパだけでなく
アジアとの貿易で様々な要素をミックスして
常に新しいデザインを可能にしてきました。

RUBELLI ルベリグループ は1858年
ヴェネツィアに創設されました。

そ縦糸と横糸を異素材にするなど
伝統的で繊細な手法と
所蔵するデザイン画のコレクションの数々と
現代の解釈に依る素晴らしく
ゴージャスなデザインに依るものです。
こうした生地は
カーテンや椅子の張地などの他
タペストリー等様々な用途に使われます。



王室列車の装飾や
1986年にはパリ、ルーヴル博物館収蔵の
ヴェロネーゼの作品
ラ・ヴェッラ・ナーニを修復。
2005年にミラノ・スカラ座のファブリックを制作する等
素晴らしい歴史的な功績を残しています。

また、ルベリが収蔵しているコレクションは
歴史的資料というだけでなく
新しいコレクション開発のためのデザイン・ソースと
なっているそうです。

主人が来日したCEOから戴いた名刺の所在地には
ムラーノとあります。

次回ヴェネツィアを訪れるときの楽しみが増えました。







取扱商社の東京ショールームで
ルベリの生地を使った椅子が展示されていました。



上質で洗練されたデザイン。
美しい手刺繍のシルクタフタとともに
コレクションの発表当初から気になっており、
この深いブルーに心を奪われたわたしでしたドキドキ



↑のデザインが手刺繍のシルク
BIRIBISS 51,400円/m

重厚なダマスクなども美しいですし
こちらのデザイン、カーテンも素敵ですが
ベッド周りに使ってみたいなと思います。

ルベリ社は今年壁紙のコレクションを発表しました。
ゴシックにもモダンにも使えるのですが
新築には壁紙として使えません。
基本壁紙には使えません汗
なぜなら日本の基準を通していないから。
ならば
パネルにして使うとCOOLです。

日本で壁紙には使えないけれどっていう
素敵な作品まだまだ沢山あるのですよ
店舗などは装飾に使うと
本当にお洒落でイケてる感じ全開になります。

最近は、息子も是非お洒落な男子になって欲しいと思いつつ
見本帳や施工写真を見せています。
気に入った写真を見ては
ベイビーベイビー(自分の事)というので
将来少し楽しみだったりしますクラッカー

でも…

私    「名前言える人ー!」

息子ニコニコ  元気よく 「はーい!!!」

私    「じゃあ、お名前は?」

息子にひひ   「べいべー!!!」

私     「…」

こんな調子です。




新たな居住スペースを手に入れた時
さて、インテリアは如何致しましょう?
新築やリノベーション
空間のイメージをある程度お持ちで
好きな雰囲気やラインがはっきりとしている
若しくはポイントでここに予算を掛けたい
この家具だけは置いてみたいと言うご希望があるならば
家具や照明器具、カーテン、小物まで
非常にスムーズに決まるものですが、

一般的に、特にコレといった希望ものが無く
「どこに行けばピッタリするものが見つかるのか分からない」
「住宅の話が出るまでインテリアなど
             ほとんど興味が無かった。」
「モデルハウスを見て似たようなものを揃えてしまった。」
そうお話になる方が
世の中には意外と大勢いらっしゃいます。

北海道は特に
シンプルでモダンな北欧スタイルを好まれる方が多く
そうすると家具も非常にシンプルになります。

無垢材のデザインも多く

またその場合、デザイン性の強いものを
物凄く敬遠される方もいらしたり。

見た目がほとんど一緒

みんな一緒で良いのかしら?
と不思議に思うこともしばしば。

シンプルでだけど人と違う
センスの良いお洒落なインテリアがいい!
そう思います。
そこで素敵に暮らす為のインテリアの一つ
よほど大手のインテリアメーカーでないと入ってこない
辺境の地、北海道では殆ど馴染みのない

フリッツ・ハンセンをオススメ致します音譜

2012年に出産前最後の出張で
大阪を訪れた際、(当時5月予定日でした。)
飛行機も週数がギリギリな感じで

お腹も少し張るようになってきたので
出来るだけ快適なホテルにステイしようと考え
中之島のリーガロイヤルホテルをSELECTしました。

リーガロイヤルと言えば
西の迎賓館とも謳われており
お年寄りも安心の快適さ
ショッピングモール
パレロイヤル もあり!

実は私は予てから
リーガロイヤルのモールにある
フリッツ・ハンセンのショールームに行きたかったのでした。
しかもベビー&キッズのデザイナーズショップ 
イタリアのシモネッタやヴォーグ・バンビーニ誌の表紙を飾る
マ・メール・もあり音譜


生まれて来るお腹の赤ちゃんに
夢と希望をふくらませて『プチ清水』のショッピングも楽しいです。

そんなラグジュアリー感に浸れる場所は
シビアな北海道人の暮らす札幌には
なかなかありませんものね。

コテコテの観光地も楽しいですけれど
妊婦で余り動けないが故では有りましたが
のんびりホテルステイもホテル内のショップが
充実していると格別です。

ショッピングで疲れた体には
モール内のお寿司屋さんの
大阪寿司(妊婦なので生物を使わない)をつまんだり
ラウンジでノンアルコールカクテルやハーブティーを楽しんだり。
色々な過ごし方が出来ます。

宿泊した当時は、大阪開催の草間彌生展に合わせて
1階 メインロビーに立体作品《明日咲く花》を特別展示しており、

以下、イベント画像は
エルマガジェイピーよりhttp://lmaga.jp/article.php?id=1256


ホテル内のレストランでコラボレーションした色とりどりの
水玉模様の料理を提供していました。


偶然ですがとても良い時期にステイ出来ました。

さて、予てから気になっていたフリッツ・ハンセンは
フリッツ・ハンセンのインテリアショールーム

ウェブサイトより引用↓

大阪ショールーム




フリッツハンセン社は、デンマークで創業されてから、
約140年の歴史を刻む家具メーカーです。
今では、北欧はもとよりヨーロッパで、家具の一流品 と
認められるようになりました。
アルネ・ヤコブセン、ポール・ケアホルム、
ハンス・J・ウェグナーなど多くの優れたデザイナーと
協力して生まれた名作家具 は
販売から50年以上経った今もその輝きを失うことなく、
世界のセレブを魅了し続けています。

リパブリック オブ フリッツ・ハンセンストア オオサカ は、
フリッツハンセン本社(デンマーク)の承認を受けた、
ロンドンに次ぐ世界2番目の
日本初のフリッツハンセン専門店です。

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アルファベットソファシリーズ


写真はイタリア人デザイナー
ピエロ・リッソーニデザインのレイアウト自由自在デザイン
アルファベットソファシリーズ
ミラノ工科大学で建築を学んだ彼は
建築家であり、インテリアデザイナーでも有り
空間のトータルデザインを手がけることで有名で
ボッフィ、カッシーナ、カルテル、リビングディバーニ、
フロス等とコラボレートしている。

↑フリッツ・ハンセンストアは
オオサカとトウキョウ(青山)の2店舗しかありません。
フリッツ・ハンセンといえば
スタイリッシュで洗練されたデザインのインテリアや
カイザーイデルの復刻販売等で知られていますが
ピエロ・リッソーニやハイメ・アジョンをはじめとする
現在大ブレイク中しているデザイナー作品も起用しているので
名品のレプリカだけでは無く、現在活躍中のデザイナーの
最新作も購入することが出来るのです。

レジェンド作品も素晴らしいし
良い物を揃えたい
同時に
「今でしょ!」というデザインとだって暮らしたい
心躍る最新作を手に出来る幸せラブラブ
やはりそこが素敵!

カイザーイデルとは
ドイツのバウハウスから生まれた照明器具の逸品です。

そもそもバウハウスって?
それは、このブログの読者の皆さんはもうすっかりお馴染みの
ウィリアム・モリスのアーツ・アンド・クラフツ運動
ざっくり解説すると
手工芸を復興させ、手仕事に価値を見出し、
人々の生活の向上などを掲げた社会改革運動を
目指して興した社会主義運動
それが『アーツ・アンド・クラフツ運動』

そのアーツ・アンド・クラフツ運動を受けて
1907年ミュンヘンに於いてドイツ工作連盟が結成。

そこに参加していた建築家グロピウスが1919年に
造形芸術学校バウハウスを設立した。

バウハウスは、建築を基幹として
美術・工芸・デザインを統合した教育と研究が行われた。
ナチス・ドイツによってに閉鎖されたが、閉鎖されても尚
美しさ、合理性、機能性、工業ラインへの対応をも満たす
非常に新しい造形スタイルは
今もなお建築デザインに大きな影響を与え続けている。

『建築の人』にはバウハウス好き!という人かなり多いです。

そのバウハウスが誇る
ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアー 等、
「見たことある!」でしょう?

数々誕生した伝説のデザインの中の一つ

カイザーイデル
デザイナーはクリスチャン・デル
1893ー1974

http://image.rakuten.co.jp/attract/cabinet/fritz_hansen/6556-t_main.jpg

インテリアに少しだけ興味を持って
お気に入りのものを少しづつ時間を掛けて
時々悩んだり、入れ替えながら
ゆっくり揃えてゆく
そんな幸せな趣味の時間を持つのも

まあ善きかな。

皆様新年あけましておめでとうございます。

モリス展の後、色々なことがありました。
モリス展をご覧にいらして下さった方との素敵なご縁や、
モリス展をご覧になって椅子の張替えや、壁紙の貼替え
をオーダーしてくださった方
また展示にいらしたカリスマガーデナーの梅木さんのファンの方々のお勧めで
会期ギリギリにご案内させていただいたにも関わらず
お忙しい中モリス展にいらしてくださった
コテージガーデンの代表梅木さんから
ウィリアム・モリスのデザインを使った楽しいお正月飾り
お教室の皆様と作られるとの事で
ささやかながら素材の提供をさせていただいたり、

当別で開催したウィリアム・モリス美しい自然の壁紙とファブリック展のお陰で
とても楽しいご縁を持つことが出来ました音譜

その後、非常にバタバタと打合せやらご挨拶やら経理やら携帯メモパソコンFAX
クリスマスクリスマスツリー×2回
主婦のお正月の準備のお買い物やら
ぎりぎりになってしまった年賀状や大掃除やらロケット

怒涛の年末年始を越すと一気にお正月に鏡餅
新年の来客に
気がつけばあっという間に新年がもう2週間も過ぎておりました。

そして連日の雪雪雪の結晶雪の結晶そして雪雪雪の結晶雪の結晶雪の結晶

そろそろ今年の抱負でも考えなければと思いつつ
一日だけ珍しくテレビを見てゆっくりと過ごすことが出来ました。
というか、無理やりゆっくりしましたにひひ

ナポリからパリまで芸能人がトラックのヒッチハイクで
リレーする番組を楽しみ
あそこはこうだったね、とかイタリア人は冷たいが
ドイツの田舎では人が優しかったとか
パリの凱旋門が懐かしいとか
みかんを食べながらワイワイ言ってテレビを見て
そのまま何となくチャンネルをそのままにしていて
たまたま見ることが出来たBS朝日の再放送
『甲子園ホテルの想い出』~2人の天才建築家、遠藤新とF・L・ライト
「旅番組、演芸、お笑いばかりのお正月に
 こんなに素敵な番組があるの?」と思わず小躍りしてしまいましたベル

それは、カウフマン邸(落水荘)やグッゲンハイム美術館等でお馴染み
世界的に有名な建築家フランク・ロイド・ライトと弟子の
遠藤新にスポットを当てた番組でした。

近代建築の父と呼ばれるライトの弟子の中でも
最も彼の作品を理解し敬愛しているが故に
当時は、独創性が無いであるとか個性が無い等と
散々に酷評もされた遠藤新ですが、

現代は勿論素晴らしい彼の建築は
非常に高い評価を得ています。

その遠藤新の建築と言ったら
ライトの建築思想、プレイリースタイルに加えて、
なんと気高く日本美を意識した
非常に威風堂々と且つ繊細な設計でしょう

今もなお、建築を志す若者達にも常に人気のある建築家の一人です。

その遠藤新がどのような経緯でライトの弟子となり
ライト故に莫大にかさんだ建設費と工期の著しい遅れなどにより
帝国ホテル建築の途中でライトが解雇になってしまい、
そう、ライト故にという表現が一番しっくり来ます。
アメリカへ帰国してしまったライトが引いた図面を
遠藤新がどのように具現化し、
その後どうのように成長していったのか
建築フェチでなくても十分楽しめる内容でした。

番組の説明の中には「海を越えた師弟愛」と
ありましたが
図面だけ残してライトが帰国してしまってからの
新の苦労は如何ばかりかと深く考えさせられました。

何故って新たな建材等を見つけるごとに
現場を中断して図面を引き直してやり直し
現場は混乱。
ライトの報酬の殆どは浮世絵収集に費やしたという事は
仕事の合間には殆ど現場にいない(収集の為)

施工図、立面図
ライトの設計した図面から寸法を尺で起こして引き直すなんて
それだけでもご苦労が計り知れないです。

きっと建築関係者はその後の新のご苦労を
自分に置き換えて考えると
夜も眠れなくなってしまうのでは無いでしょうか。。。

かつては東の帝国ホテル、西の甲子園ホテルと並び称された
甲子園ホテル。

以下甲子園ホテル画像は
BS朝日ウェブサイトより転用









ライトの影響を受けたとは言え随所に

繊細な彼の持つ日本的な要素が使われている。

印象的だった小槌のモチーフ

小甲子園ホテルの建設地域である打出小槌町に伝わる

民話により採用されたデザイン。

地域の人々からも愛される建物になった。


以下は甲子園会館ウェブサイトより


甲子園会館(旧甲子園ホテル)は日本に残る数少ない

ライト式の建築であり、国の近代化産業遺産および

登録有形文化財に登録されています。
帝国ホテルの常務取締役でホテル界の第一人者といわれた

林愛作(1873~1951)の理想にもとづき、

フランク・ロイド・ライト(米・1867~1959)の愛弟子・

遠藤新(1889~1951)が設計しました。
中央に玄関・フロント・メインロビーを置き、

左右に大きくメインダイニングとバンケットルームを張り出し、

その両翼の上階に、集約された客室群を階段状に配した

構成となっています。
「打出の小槌」を主題にしたオーナメントや緑釉瓦、

西ホールの天井に見られる市松格子など、

日本の伝統美が随所に取り入れられ、

壮麗な洋風建築の空間と巧みに調和しています。


主人と2人様々な建築を実際に見て歩くのも好きな

私たちですが、

パリで見たコルビュジェの作品も素晴らしかったし、

ギマールも素晴らしかった。

若い頃には、ライトのグッゲンハイムも体感できましたし、

何気ない旅先の建築なども興味を惹きます。

遠藤新の作品は常にエントリーされていますし

先人たちの偉業の数々、美しい建築やデザインは

一生かかっても全てを見ることは出来ませんが、

それらを一つ一つ楽しみに見て回ることは

私たちの活力の源でもあります。


甲子園会館は昭和40年に武庫川大学が国から譲り受け

改修工事を行い、現在はそのキャンパス内にあり、

甲子園会館 (学生会館)として使われています。

日によって一般公開をしているので、いつかは見たい場所でもあります。


できるだけ多くの建築物に触れ

その中に入ってみることで

はじめて理解できることがあります。


より快適に、より素敵に!

私たちが日々願い努力する事です。


スタイルは其々嗜好が伴い

千人いれば千人の希望する、

また其々のライフスタイル合った設えがあり、

更に安全というキーワードが入ってきます。


国内海外問わず

より多くの建造物を実際に見ることは

より多くのクライアントの希望を理解するという事に

繋がっています。


あのウィリアム・モリスも

ヴィクトリア&アルバート美術館に

他の誰より足繁く通い、

「今生きている人の誰にも負けないくらい活用した。」

ヨーロッパ、アジア、アフリカ大陸など

様々な国のあらゆる時代の工芸品の歴史や様式、技術を

見て、知って、理解するところから始まりました。


それは、より美しく、より快適なライフスタイルへの足がかり。

「日常のものが美しくあるべき」


こちらの画像はロンドンのビクトリア&アルバート美術館展示作品より

ウィリアム・モリス作
「リース」です。




この作品のために描かれた図案の原画がこちら
           ↓



作品制作の為の構図や、色の指定など
モリスの直筆で細かく指示が書かれています。
           ↓


ウィリアム・モリスが活躍した時代
英国が芸術や文化を推奨し、国として芸術を庇護する体制が
整いつつあり、貧困層を抱えながらも多くの人々が、
生活の中の美を、よりよい生活環境を
探求することの出来る豊かな時代になりつつありました。

IF I CAN もしも私に出来るなら
若きウィリアム・モリスが何度も自身に問いかけた言葉。
更に
「美しくも有用でもないものを家の中においてはいけない」
ブログやモリス展でも何度もご紹介しているモリスの言葉です。

ハニーハウスのお客様がそうであるように
より良い住まいや環境を提供されると
家の中の余計なものを思い切ってきっぱりと捨てて、
本当に好きな、大事なものだけ置くようになる
好きな家具少しづつゆっくり見つける事が趣味になる。

本来生活空間はそうあるべきです。

過去の想い出に囚われ過ぎてまたは
いつかは多分使うであろう雑多なものに囲まれて暮らすのが
良いのか悪いのか…
個人の考えにもよりますが

日本人の暮らしの中には、生活の中に美しく有用な物が
置かれているかというと
残念なことにさほどでも無いように感じてしまいます。

100円ショップや300円ストアも便利ですが
要らないもの迄も買ってしまって
購入して帰ってみると不便に感じる時があります。

現代社会は様々な物が溢れていますが、
有り余るさほど必要ではないものに囲まれ
本当に必要な美しいものだけと暮らすというスタイルには
程遠いのが日本の現実。

勇気があれば必要な物だけ吟味して
スッキリと優雅に暮らすことが出来ます。

最近、私がもし突然倒れでもしたら
物に振り回されて家族が困るかも知れないと
考えるようになりました。

お客様にも良くそのお話をします。

ご高齢の方はよく理解して工事中からお引き渡しの前迄には
せっせと断捨離されます。
断捨離とは、モノへの執着を捨てることとありますが
まさにその通りで
執着を捨てないとまず捨てられません。

ウィリアム・モリスの格言通りに暮らすためには
家庭の中の物の分別から始める事が大切です。

そうすることでお気に入りのものが入ってくる余地と気持ちの余裕が
生まれるわけです。

実際に素晴らしい建造物に触れるとそれがよく解ります。

「きっぱりと優雅に暮らす。」

うん、今年はこれで行きましょう!