子どもたちが一番大変な時に主人はいませんでした。 もう限界~捨てるのは何?~ | ハニーハウス札幌 ソムリエが勧める美活空間

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日本インテリアファブリックス協会
第9回 部屋miteコンクール 入賞受賞
第11回部屋miteコンクール 優秀賞受賞
住宅リフォーム紛争処理支援センター
第33回リフォームコンクール
特別賞 住宅金融支援機構 理事長賞 受賞

子どもたちが一番大変な時に主人はいませんでした。

 
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ご主人の転勤で赴任したその地には

中心部から離れているものの

学校や買い物や交通機関の利便性が良く近所に公園も有る。

同じ年頃のお子さんを持つ家庭が多い

住宅地が有りました。

夫はこれから出張や単身赴任が多くなり

夫不在でも子どもたちの成長する上で

ここなら安心して暮らせるだろうと、

色々見て回って

思いの詰まった戸建てを建てる事が出来ました。

 

やがて夫は単身赴任となりました。

家は気に入っていましたが、頼れる身内も知人も無く

生まれ育った土地の面影も無く

其々やんちゃで、内気で、気難しい子どもたちが日々起こす問題を

自分一人で解決してゆかねばならず

幼稚園の先生や親御さんにに謝って、学校へ行き相談して、

学校へ行きたくないとごねる子どもを宥めて説得して

家の片づけや洗濯をしながら

ようやく出したと思えば教室に入れず帰って来る。

生まれ育った地元で現役で働き独身を貫く親友に

子どもたちの事を話しても理解が得られる事も無く

同情されたいわけでも無いので口に出すのを辞め

新しい学校の子どもたちの同級生の母親たちは

いつも探り合うような会話で本音を言わない。

決してよそ者を寄せ付けず、胸の内を明かし合えるママ友もいませんでした。

楽しそうなご家庭を見ると

何故私はこうならなかったのだろうと

どうしてうちはこうなのだろうと

勝手に涙がぽろぽろこぼれて

胸が詰まる思いでした。

相変わらず夫は転勤や出張がちで、

同居したわずかの年月でも

何故か夫がいない日に限って何かある。

帰って来て欲しくても

頑張って働いてくれている夫に愚痴は言いたくなかった。

日々の虚しさ、恐怖、悲しみ、絶望

そんな中で、こどもたちは成長し、塾や部活や受験や

スケージュールの管理に振り回されて、子ども同士のトラブルや

病気やケガ、学校からの呼び出し、面談

何かトラブルが2人被ると、もう気が狂いそうになりました。

それも何とか歯を食いしばって

気が付けばあっという間に年月が経ち成長していった。

どんな事が有っても心や体が疲れていても

毎日毎日栄養のある食事を作り続けなければ

いけませんでした。

少しでも良いものを、何が有るかわからないから

食材も買いためて、日用品も買いためて

日々の不安やストレスは買い物に向けられてゆきました。

家族が呆れて非難しても

家族の為だと自分に言い聞かせて

子どもたちが進学で巣立ってさえも

更に子どもたちが就職して独立してさえも

うまく行かなくて帰って来るのではないか

それぞれの地で一人で困っているのではないかと

毎日毎日食品や洗剤や日用品、少しでも安いものを、

下着や衣服や生活用品と子どもたちの好みに合うものをと

スーパーやショッピングセンターを梯子して買いためて行きました。

そして

納戸から溢れて収納し切れず、片付け切れない、足の踏み場無く

使われる事のない備蓄品で覆われた悲惨な家になりました。

家族を愛しています。

部屋を見ると思いだして不安になるのです。

そして捨てようとすると

捨てようとするものを見て

あの時の

私が辛かった時着ていた服、持っていたカバン、履いていた靴

使っていたノート、あの時の学年の教科書

辛くて辛くて

手に取って捨てる事さえできませんでした。

見かねた主人が家の片づけを頼んでくれました。

お金を払って綺麗にしてもらいましたが

最初はいいです。

1日、2日、3日、1週間、10日

日が経つにつれ

何処に行ったか分からなくなったものを探して

引っ張り出すうちに

また床に物が積み重ねられてゆき

2年に一度

片づけを頼んでいました。

居間と寝室だけは掃除してもらって死守して

今度こそと、プロに教わった通りに自分で何とか片付けようと物を手に取ると

片付けられずに床や机や平面のあるところに物を積み上げなければなりませんでした。

今回も片付けを頼もうと思いましたが

もう限界なので

収納を増やして片付けが楽な間取りにリフォームしたいと考えました。

 

ようやくそんな気持ちになったというクライアントと部屋を見て回ると

ある事に気が付きました。

 

すっかり社会人になったお子さんたちの子ども部屋には

古びた小さな靴や幼稚園バック

傷だらけのランドセルに制服や学生カバン

和室には、幼児くらいから高校生くらいのお子さんが着るようなサイズまで取り出すのも大変なくらい詰め込まれた衣類の溢れた段ボールや衣装ケース。

可塑剤が抜けきったカバンや、プラスティックの収納ケース

おびただしい数のボックスティッシュ、トイレットペーパー、賞味期限の切れたカレーのルーやシチューの素。

缶詰や、乾麺、スパゲッティー、お蕎麦やうどん、小麦粉やお米。

トイレの洗剤やお風呂の洗剤、ホースやスポンジ、ノートやボンド。

洗濯洗剤の箱(粉)、食用油、箱で積まれたスポーツドリンク、カロリーメイト、スナック菓子や調味料。

古びた箱には新品のスニーカーや未使用のジャージやトレーナー、

リュックや水筒、ビニールのかかった未使用のお弁当箱。

ブックエンドやハンガーの束。

子どもたちの為に

家族の為に

 

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無造作に積み重ねられて腰から胸の高さまで溢れていました。

 

 

奥の窓も開けられずカーテンも開閉できないので

空気が全く動かず、壁紙も色が焼けて変色して貼り合わせた際から剥がれ

マスク越しでも「ウっとなる。」

「目がチカチカする。プラスティック、ビニール類だ。」

部屋としての機能も健全な環境も失われていました。


それでも

もっと買わないと

買っておかないとと

そんな気持ちを抑える事が出来ない。

 

頑張りすぎよ。

 

「頑張ったね。」

「頑張りましたね。」

「もういいんだよ。」

「もう大丈夫ですよ。」
 

もっと早くに誰かが言ってあげたら良かったのに。

ご主人や家族がおかしいと気付いた時は既にもう
手の施しようが無く

どうして良いか分からなかったと言います。


 

今までの経験上、たとえ収納を増やして物を整理しても

原状回復出来る希望が見えない状況です。

 

わたしは問いかけます。

「さあ、あなたは何を捨てたいですか?」

捨てるのは旧い物、ガラクタ、賞味期限の切れた食品?

もう使えない廃棄しないといけない物?

 

実は違う

捨てるべきはあなたの記憶

あなたの記憶の辛い日々

 
 
 

 

たった一人、孤独で乗り越えて来た日々を

を手放さなくてはいけません。

 

あなたが辛い記憶で縛って来た自分を

「よく頑張ったね。」と褒めて労わって

解放しなくてはなりません。

 

あなたは見なくていいよ。

もう十分でしょう。

 

子ども部屋は

お子さんが帰省した時に自分で

不要なものを処分してもらいましょう。

「何?大丈夫、あなたの可愛いおチビちゃんはもうすっかり大人だから。」

「お母さん困ってるから助けてって言ってみて。」

 

和室や納戸、トイレや洗面所は

使えるものは業者に買い取ってもらいましょう。

使えないものは要らない物。

リセットしましょう処分しますよ。

 

あなたが子どもたちの為を想って必死に物を積み上げて来た和室は

新たな用途を持たせた部屋に替えましょう。

 

空気が動かない部屋があると

澱んだ空気が溜まり

それが家のバランスを崩してしまって

住む人の心や体にも影響してしまう事が多々あります。

 

あなたはこれからどうしたいですか?

彼女には

「新たな人生を始めるための宿題は3っつ。」

始めましょう

新たな人生を。

今までは自分の人生を生きていなかった

これからはあなたの人生を生きる事。

窓のある部屋は朝起きたら窓を全開にする事

福は内、福は内、福は内。

嫌なことは全部出て行って!

福は内、福は内、福は内!

だまされたと思ってやってごらんなさい。

 

それから身なりを整えて

買い物に使っていた時間を

自分だけの好きな事に使ってみましょう。

 

HSセラミックスで環境ホルモンを排除して
床下や壁の中に環境を整える施工をして

低周波を整え磁場を整え

イヤシロ地化する

家がパワースポットになる。

 

住むだけで身体の帯電が抜けて行く。

邪気が抜けるという人もいた。
 

それが私の本業のお仕事。
シックハウスや電磁波過敏の方の家や土地を
あるべき姿に整えて来た。
 

家づくりはセラピーでもある。

真剣に向合うならば

あなたの人生を豊かにする場所パワースポットになる。

 

人生には時として困った事が必ず起きる

それをどう解決していくか

どう乗り越えるか

試されているのです。

自分が

家族で?

誰かと?

自身で

どう乗り越えるか

 

その先に

待ってる

結果が

 

あなたは

どうしたい?

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あ、龍雲だ

深呼吸して
前を向いて
今の自分を生きる事


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