明日から夏休みです
天気が悪そうだし台風来てるし数年ぶりの帰省も危うそうですが、久々の長期休暇なのでゆっくりしたいです。
早起きしないで済む生活がしたい
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昨日の続きです。
飛猿さんが帰宅したので、夕飯を食べながら3人で話をすることにしました。
「タケの就活のことで相談があるんだけど。。。
私もさっき聞いたんだけど、タケは今行ってるインターン先へ就職したいんだって」
「いいんじゃないの。入れればの話だけど」
「それが、、ここの会社の採用試験が普通の会社より遅めなんだよね
私は経験ないからよくわからないんだけど、大学生の就活って何社も受けて内定をいくつかもらって、その中から選んだりするじゃない。
だから採用試験が他とズレてるってことは、他社と並行して就活できないってことになるのかな、と。
結局、本命の結果がでなければ動けないから」
「まぁ、そうだろうな」
「でも、本命の試験は秋で、合否が決まった時には他社の募集なんてとっくに終わっちゃってるじゃない
採用になれば万々歳だけど、ダメだった場合は就職浪人になる可能性が大なわけよ」
「ほぅ」
「だから、リスクが大きいってことを飛猿さんにも了承してもらわないとな~って思って。
もちろん、そうならないように他の会社も探してもらうけど、なかなかこういう仕事ってないから。。。。(当然)
私としては早めに就職決めてほしいって思うけど、タケは器用じゃないし、独特すぎて普通のサラリーマンになれそうにないから(ここ重要)、まぁ、、本人がその道に行きたいって言うなら一度くらいは思うようにさせるのもいいかなって思ってるんだけど。。」
リスクがあることを説明すれば、きっと飛猿さんは反対するだろうと思っていたけれど、意外にも前向きでした。。
「まぁ、、本人がそこがいいって言うなら第一志望にするのは別にかまわないと思う。
就職が決まるのが遅くなっても仕方がない。だって、その前にはどうすることもできないんだろ?」
「ま、そうねぇ」
「じゃ、仕方がない。
でも、そこを受けるからって、それまでの間になにもしないってのはよくない。
【これしかないと決めつけて他を見ない】のはタケの悪いところだ。
もちろんそこに入るのが一番ベストだけど、なんでも自分の思うようになるわけじゃない。
その道に行けなかった時にどうするか考えておくべきだ。」
確かにそうだ。
人生なんて思うようにいかないことの方が多い。
私だって結婚した時にこのまま普通の専業主婦として生きていくのだと思っていた。
だから、学生時代は手に職をつけようなんてあんまり思ってなかったし、なんとなく~で生きてきたわけだけど、
思わぬ方向に人生が転がって、巡り巡って今はこんな感じで予定を大幅に上回って未だに働いている(苦笑)
思い通りにならなかった時、自分にどんな道があるのか考えておくべきという飛猿の意見はごく当然である。
「そうだね。。
そうならないように頑張るよ」
タケは静かに答えた。
本当ならタケが自分の言葉で飛猿さんに話すべきなんだけどね
いつもそうなんだけど、飛猿さんにはあまり言いたいことが言えないらしい。
最後まで話を聞いてくれないし、頭ごなしに否定されるからだと思うんだけど、、、
それは別にタケだからってわけじゃなくて、飛猿さんは子供たち全員に対してそうなんだけど、タケにはどこかで実の父親じゃないからって思ってたりするのかな。。
(勝手な想像だけど)
ステップファミリーとして問題なく過ごしている我が家でも、まぁ、多少はこういう微妙な距離感みたいなものを感じる瞬間はあるんですよね
それが普通の家庭と違うところなのかな
ってなわけで、他の道を模索しつつも、タケの本命は今回のインターンシップ先になりました。
どうなるかわからないけれど、本人がそう希望するのだから仕方ないし、私がどうこうできるものでもないのでねぇ。。
来年はダブル受験(中学&高校)なのでタケの就職が早く片付けばいいなって思ってたんだけど、年内いっぱいバタバタしそうです